２０歳の僕へ

部屋の片付けをしていたら、
学生時代から社会人になりたての頃(20代)の写真と手紙が出てきた。

つい、片付けを小休止し、一枚一枚見入ってしまった。

当時(1980年代)は、スマホもなければ電子メールもない。

写真は、フィルムをカメラにいれて撮影する。
撮影後は写真屋へ行き、現像をお願いし、
数日後に受け取りに行った時初めて・・
どんな写真か判明する。

手紙は便せんに手書き。
どんな便せんに書き、どんな封筒に入れるか
また、どんな切手を貼るか、、、
その気分も重要だ。

今と比べると、写真も手紙も手間がかかったが、
同時に心がこもっていたように思う。

ずっと大事に、当時の写真や手紙を取っているのは
その感情が捨てきれないからだろう。

それにしても懐かしい。

当時の自分は、当たり前だが、
若々しく、生き生きとしている。

あの頃の自分に語りかけるとしたら、
どんな言葉をかけるだろう。

背伸びしなくていい・・・
とにかく明るく、元気にやれ！

せいぜいそのくらいかな、、、

むしろ、２０歳の自分に会って
今の自分が励まされた気がする。

先のことは考えずに、
がむしゃらに生きていた日々・・・

あの頃の情熱を無条件に受け入れたい。

そんな気分だ。