正しい言葉を聞きたいのではない、信頼できる人の話を聞きたい

再サポあいち主催スタディクラブに参加した。

場所は日本福祉大学（鶴舞公園の近く）。

NPO法人再非行防止サポートセンター愛知・・・

少年院や鑑別所に入った人が出所して
再び犯罪を起こさず、
社会人として生きていけるよう
サポートする団体だ。

私はこの団体の正会員だ。

「ひとくらぶ」がきっかけで、
理事長の高坂氏や渋谷氏と会い、
応援したい気持ちになったので入会した。

今日はみっちり4時間学んだ。
実際に犯罪を起こし入所し、出所した人が語る
生の人生学だ・・

私が感じたことは、
少なくとも、ここに集まっている人は・・いい人だ。

罪を憎んで人を憎まず・・という言葉があるが、
まさにその境地だ。

もちろん、犯罪は良くないことで、
本人に一番責任がある。
が、同時に、
犯罪に至る過程には、家庭や社会全体も関係している。
さらに、
社会復帰の一番のネックは、その家族や周りの社会らしい。


少年院や鑑別所というと、
一般的に別世界のように思うが・・
話を聞くうちに・・まったく同じ世界だと気づく。

つまり、人生の中で、どこかのタイミングで、
ボタンの掛け違いがあった・・
ただ、それだけだ。

キーワードは「居場所」

良くも悪くも・・
学校や職場で自分の居場所があるかどうかだ。

どこまで、人間が、
自分以外の他人の事を考えられるか！？

この社会の行く末は、
その一点にかかっているように思えた。


＜NPO法人再非行防止サポートセンター愛知 official site＞