どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

希望のスイッチは、くすっ

2018年05月27日 09時57分44秒 | 読書・歴史
五感をゆさぶられた。

作者は兵庫県で脳性麻痺の娘の看病をしながら生活していた。

ある日、実家大分の父から、
うつ病で認知症の母が「死にたい」といって泣いてばかりいる・・・
と連絡があった。

どうしたら母に寄り添えるのか、希望を持って生きてもらえるのか・・・
そう考えたあげく始めたのが”笑える”はがきを毎日送ることだった。

以来、5,000通にもなるはがきは、
うつも認知症もやわらげ、ついに病は回復した。

笑うということは、
生きる上で、とても大切なことなのだ。

この本では、約100編のはがきが紹介されている。

これは”詩”であり、日常を描いているという意味では
”手書きのブログ”とも言える。

その豊かな感性に、
感動し・・ふっと心が軽くなった。
もちろん豊かな笑いも・・

相田みつをに近いものを感じた。

幸せとは不幸の反対語ではない。

むしろ不幸な状況を経験した者が、
がむしゃらに生きるなかで見る希望の光こそが
幸せというものかもしれない。

思い通りにならないことは、この世の中に山ほどある。
病気になることもある、そしていつかはみな死ぬのだ。

命ある限り、どんな時でも笑顔を忘れずに生きて行きたいものだ。


希望のスイッチは、自分の心のなかにある! 脇谷みどり

幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。 アラン


希望のスイッチは、くすっ
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鳳書院
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