食べ物が体の栄養だとすると、
言葉は心の栄養だ。
同じ場面でも、どのような言葉に触れるかで
心は大きく変化する。
村上信夫氏・・元NHKアナウンサー。
言葉のプロだ。
本書では同じ場面で発する言葉を
マイナスの「武器ことば」と
プラスの「楽器ことば」で対比し、
ダイレクトに印象の違いを感じることができる。
例えば、「愛想がない」というと終わってしまうが、
「沈着冷静だね」というとリスペクトを感じる。
解説には、どうしても愛想ができない人がいる。
そういう人に「愛想がない」と言ったところで、
愛想を振りまくどころか、ますます閉口してしまう。
「冷静沈着だね」と言われたら、
自分のスタイルを認めてもらったようで
悪い気はしないはずだ。
なるほど・・・
他にも、「ありえない」・・ではなく
「そんな考え、思いもつかなかった」・・など、
楽器ことばの妙にどんどん引き込まれていった。
同時に、自分が今まで、
いかに武器ことばを発していたか・・
反省させられた。
それにしても「楽器ことば」というネーミングはすばらしい。
楽器とは音楽を奏でるものだが、
本来の意味は楽しむ器だ。
自分自身がそういう器となり、
人に寄り添う言葉をかけられる人間になりたい。
しみじみそう思った。
言葉は心の栄養だ。
同じ場面でも、どのような言葉に触れるかで
心は大きく変化する。
村上信夫氏・・元NHKアナウンサー。
言葉のプロだ。
本書では同じ場面で発する言葉を
マイナスの「武器ことば」と
プラスの「楽器ことば」で対比し、
ダイレクトに印象の違いを感じることができる。
例えば、「愛想がない」というと終わってしまうが、
「沈着冷静だね」というとリスペクトを感じる。
解説には、どうしても愛想ができない人がいる。
そういう人に「愛想がない」と言ったところで、
愛想を振りまくどころか、ますます閉口してしまう。
「冷静沈着だね」と言われたら、
自分のスタイルを認めてもらったようで
悪い気はしないはずだ。
なるほど・・・
他にも、「ありえない」・・ではなく
「そんな考え、思いもつかなかった」・・など、
楽器ことばの妙にどんどん引き込まれていった。
同時に、自分が今まで、
いかに武器ことばを発していたか・・
反省させられた。
それにしても「楽器ことば」というネーミングはすばらしい。
楽器とは音楽を奏でるものだが、
本来の意味は楽しむ器だ。
自分自身がそういう器となり、
人に寄り添う言葉をかけられる人間になりたい。
しみじみそう思った。