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少年が来る

2024年12月09日 | 読書・歴史
2024年のノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガン氏
その作品を読んでみようと3冊ほど図書館で予約した。

さすがに受賞後なので予約が殺到していて(10月11日時点)、
受け取りは来年だろうと思っていたら昨日1冊が届いた。

「少年が来る」
まさに今回出された韓国の戒厳令が、
前回出された44年前(1980年)の光州事件を題材にしている小説だ。

この事件について私は何も認識していなかった。
当時、日本ではあまり報道しなかったのだろうか?
そんなことはないだろう・・・
当時の私はテレビを見るのは年に1度、紅白歌合戦くらいだったので
世間の話題に疎かった。

いずれにせよ、ほんの40年前に隣国で、
軍隊が国民を100人以上虐殺するという
とんでもない事件があったことは学ばなければならない。

韓国の民主化は1987年ノ・テウ大統領が誕生して始まったらしい。
ソウルオリンピックの頃だ。


今回の戒厳令を受けて、テレビでハン・ガン氏や
光州事件を経験した家族がインタビューに応えていた。

忘れられた歴史は繰り返すという。

光州事件では未だに行方不明者が100人以上いるらしい。

「少年が来る」第一章を読み終えた。
冒頭から凄惨な状況が、文章から映像化される。

負の歴史を繰り返さないためにも
しっかりと拝読したい。


<ノーベル文学賞に韓国のハン・ガン氏 10月10日 NHKニュース>




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