ぼくの命は言葉とともにある

福島 智(ふくしま さとし)氏の出版記念講演会に参加した。
場所は新宿の京王プラザホテル42階

開演は14時からだが、
私が入場した13時15分には、すでに席が1/3くらい埋まっていた。
本日は満席なのでスタッフが前から順番に誘導していた。


福島氏は9歳で失明、18歳で失聴し「全盲ろう者」となった。
目が見えない、耳が聞こえない状態になったということだ。

絶望の中で「指点字」のコミュニケーションにより希望を見出し
東京都立大学人文学部に入学した。
盲ろう者として、我が国初の大学入学者となる。
そして現在は東京大学教授として活躍している。

全盲ろう者として、正規で常勤の大学教授になったのは世界初だそうだ。


14時、司会が紹介すると、
福島氏が女性2人の補助者に付き添われ登壇した。

補助者に、会場の光景をみなさんに言葉で伝えてくださいと指示した。

「横15列、縦15から20列くらいで300席くらいあり満席です。
小さいお子さんも数人いますが、ほとんどは先生より年上の方のようです
男性と女性の比率は男性が7割くらいです。」
服装や一人一人の表情まではとても伝えられない。
いかに目で見る情報が膨大か実感した。

一人がしゃべっているのを、もう一人の補助者が指点字で福島氏に伝える。
指点字とは両手の甲側にタイプのように指をタッチして言葉を表現するものだ。

訓練しているのだろうが、
話すスピードと同じくらいの速さでタイプをしていたので
補助者がいれば、「会話」に不便はなさそうだ。

～盲ろう者の状態を表す例え話し～
TVの画面が消えて音だけが聞こえる状態でも、
何を放送しているのか、なんとなくわかる。
逆に音が聞こえなくても、画面が見えれば、これまた情報として理解できる。

しかし、画面も音もなければどうだろう・・・
スイッチを切った状態のTVにTVの意味はない。
彼はそういう状態で18歳以降の34年間を生きてきたのだ。

約2時間の講演会、
実に落ち着いた、優しい口調で自分の人生を語った。
苦悩を乗り越えてきた者のみが発する人間性を感じた。

人生において、何を見つめ、聞くのか。
いずれにせよ、心の目と耳が大事だと思った。

「人生の意味とは、苦悩の中で希望を抱くこと」～福島智

<ぼくの命は言葉とともにある@致知出版社official site>

	ぼくの命は言葉とともにある (９歳で失明、１８歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)
	クリエーター情報なし
	致知出版社

蒲田にて

蒲田にて、旧友と食事。
盛り上がった。

酒を飲んで、腹を割って話し、盛り上がる。
ふと思うと、そういう仲間は、数えるほどしかいない。

人間は、機械ではないのでキャパに限りがある。

人生で巡り合った人はすべてが貴重だが、
とくに大切なのは、利害を超えた友だ。

心底蒸し暑い1日だったが、言葉を吐き出して
スッキリした。

My Crew

台風11号は四国に上陸したようだ。

本日の東京は、曇り。
幸い、雨・風もさほどなかった。

しかしながら、生活のバイオリズムはあまり良くない。

世の中には、不条理なことがあまりにも多い。

気持ちをリセットしよう。

今日の一曲「My Crew」～Rita Coolidge

ライオンキング 10,000回公演

劇団四季ミュージカル「ライオンキング」
1998年の初演から本日で10,000回の公演になるらしい。

私もミュージカルは好きなので、
1998年ごろ家族で観に行った。
場所は大阪。

たしか、チケットは1万円くらいしたので
家族4人で4万円・・・
清水から飛び降りる心地だったが、
実際に観て、いたく感動した。

生きる力・・・誰もが持つ弱さと葛藤しながら前に進む。

歌・踊り・表情・・すべてが研ぎ澄まされていた。

いつか、また観に行きたい、劇団四季のミュージカル。

<ライオンキング 劇団四季 official site>

安保関連法案、明日採決へ

本日、猛暑の下、
日比谷公園で安保関連法案反対集会が開催され、
一万人が集結したそうだ。

私も法案には反対だが、行動は起こしていない。
結局、自分は傍観者であり評論家でしかない、
と情けなく思う。

この法案は、衆議院特別委員会で明日採決されるそうだ。

どうも不条理なことが、今の日本には多すぎる。
次の世代に私たちはどんな国家を残せるのか。

今のままだと日本はギリシャの二の舞だ。

国民不在の政治、
未来にツケを残す政治はやめなければいけない。

青春狂走曲

月曜の朝、ただでさえ重たい体に、
うだるような暑さが追い打ちをかける。

京浜東北線は満員・・・
田町で、体調をくずした人の介護で2分停車。
最近よくある光景だ。

暑い時には暑いものを食すべし。

ランチは日高屋のタンメン500円。
そして夕食は自炊で野菜炒めと焼うどん400円。

なんとか食欲はあるようだ。

一日お疲れ様、そして明日も頑張ろう！


今日の一曲「青春狂走曲」～サニーデイ・サービス

夏をもって旨とすべし

「家のつくりようは、夏をもって旨とすべし」
徒然草～吉田兼好の一節だ。

連日の猛暑・・うだるような暑さにげんなり。
我が家は断熱性ゼロなので、とにかく暑い。

午前9時、「あいあい」にて散髪。
さっぱりした。

その後、カーマに六角レンチを買いに行く。
東京にはホームセンターがない。
一番近いのは江東区南砂町のスナモだが、
距離にして10km、地下鉄で往復560円かかる。

150円の六角レンチをわざわざ買いに行く気にはならない。

その他、ノートを西友、Yシャツをメイトピアで買った。
買物はやはり名古屋が便利だ。

15時名古屋発のぞみで東京へ戻る。

銀座中央通りには、いつものように中国人観光客があふれていた。
彼らには、ギリシャ危機も上海株暴落も全く関係ないようだ。

お金があるところにはあるんだな～

そんな事を思いながら
今月オープンしたローソン銀座ベイホテル店で夕食の弁当を買った。

夏に弱い私としては、夏休みまでのあと一月
なんとか体調に気をつけ頑張らねばならない。

成人式前撮り

本日の名古屋、30度を超える真夏日だった。
午前9時、娘を写真館に送っていった。

成人式の前撮り・・・一昨年の長女に続き2回目だ。

成人式当日に着る着物を着て記念写真を撮る。
着付けで90分かかるので、妻と娘を送り私は一旦自宅で待機。

10時30分から撮影開始。
30分くらい娘の写真を撮った後、
家族写真も撮った。

料金はアルバムに掲載する写真の枚数によるらしい。
8万円から10万円くらいのアルバムが人気があるということだが、
予算オーバーだ。
我が家は一番安い9枚セット:49,800円でお願いした。

何十枚も撮ったなかから9枚の写真を選別した。
アルバムは一ヶ月後くらいにできるそうだ。

人生の節目に、よい記念となった。
このような機会でもなければ家族で写真を撮る事もない。

子供の成長というものは早いものだ。

痛恨のミス

東京から名古屋へ「のぞみ」で帰る。
駅弁は高いので、コンビニで弁当を調達した。

そこまでは良かったが、
よほど疲れたのか、熟睡。

気がつけば、名古屋を過ぎていた、、、

名古屋の次は京都。
そこでUターンし、なんとか無事名古屋に着いた。

落ち着け！用心しろ、という天のお告げだろう。

一週間お疲れ様。

ホテル21東京@東陽町にて

東西線東陽町下車8分、ホテル21東京にて
とある団体の全国大会(800名参加)が開催された。

時代を反映しているのか、盛大かつ学びの多い大会だった。

やはり経営者の関心は「経営」だ。
売上、自己資本比率、経常利益率などそれぞれの目標を設定し
それを達成するために何を実践したのか、発表した。

私は経営者の団体に多く参加してきたが、
ここまでまじめかつ具体的に取り組んでいるものは稀だ。

景気が良かろうが悪かろうが、
自らが行うべき事を認識し実践する。
当たり前のようで、なかなかできない事だ。

今日も良い出会いがあった。