花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ヘツカニガキ タニワタリノキ

2014年08月06日 | 小石川植物園
丸いぽんぽん玉が鈴なりに!実が生っているのかと思ったら花でした。大木になっています!
ヘツカニガキ(辺塚苦木)  アカネ科 タニワタリノキ属 
九州大隅半島の辺塚で発見されこの名前がつき 自生地は四国、九州以南だそうです。





これで咲いたということ? よく分からない花でした。
盛りを過ぎたころにここを通ったらぽんぽん玉は茶色になって枯れていました。









もうひとつ 似たような木本  タニワタリノキ  アカネ科  タニワタリノキ属
谷間に群生するからと名前がついたそうです。分布は宮崎県~沖縄にかけて
ヘツカニガキと同じようにぽんぽん玉がいっぱい! こっちのほうが可愛らしい雰囲気



つぼみが開くと雌しべが長く飛び出してよく目立ちます

打ち上げ花火みたい♪


ヘツカニガキよりタニワタリノキのほうが花が咲いていると実感できる~





雄しべはそれほどでもないのに雌しべは長~~~い・・・


肝心な部分がボケていてはっきりしないけど・・・かえで☆さんからどうなのでしょうと聞いて見てみました。
開き始める前から柱頭には花粉がついているように見えます。すでにつぼみのときに送粉は行われていたのかも
花粉をつけたまま花柱が伸びてくるようです



その後の姿 茶色になっていました。花がらが落ちてからも花と似たようなものが残りました。