花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

オオボウシバナ

2014年08月16日 | 小石川植物園
アカバナツユクサに感激して 今度は オオボウシバナ! 一度この目で見たかった花です!




普通のツユクサと同じように茎や葉はつるっとして見えました。

苞の部分には毛が生えてここはケツユクサみたい



オオボウシバナに関しても なかなかさんの植物ルーム で詳しく知ることができます。



雄しべはツユクサ(ボウシバナ)と同じと思っていいようです。
以下のことは植物ルームを参考にして整理した事柄です。
★X字形雄しべ3コ  上にある黄色のごにょごにょしているもの 花粉は出ていないように見えます          
★Y字形雄しべ1コ  オレンジ色をしている 花粉が出ているように見えます。
★O字形雄しべ2コ  一番下 花粉が出ている様子がはっきり見えます。
   ★Y字形雄しべとO字形雄しべの花粉の形はよく似ていて働きも正常になされるのに対して
    X字形雄しべはたとえ花粉が出ていてもその形はくずれていて雄としての機能はないそうです。
写真に撮ってきた花はすべて両性花でした。もっと日にちを経れば雄花が増えているかもしれない。


ツユクサの雄しべ・仮雄しべのこと
↑こちらもなかなかさんの植物ルーム♪ 
3種類の雄しべの形をはっきり見ることができ果たす役割など述べられていて図鑑に載っていることや
通説とは異なった実験の結果を知ることができました。






大きめでふわっとした花に大いに気をよくして何枚も撮ってしまって・・・
手描き友禅の下絵具として欠かせない滋賀県の「草津あおばな紙」は有名だそうです。
(下絵を描くときにはにじまずきれいに描けて水に濡れると消えてしまう性質は
化学染料では得られないそうです)・・・こんなことを知ると更に惹きつけられます!
まさに日本の伝統工芸を支えてくれる植物なのだと感慨深いです。ベニバナもそうでした!


下につく花弁は白くて透明ですが植物ルームではこの花弁が超豪華に変身している
花が掲載されています!!!



ふたつでひとつぶんの花にしてみよ♪


超豪華版は見ることができず代わりに普通のツユクサと並んでいたので大きさ比べすることができました。


8月中旬 果実ができているのを見てきました。



初めてのツユクサ2種類に心ざわめき 気持ち色めきたち 余韻を味わっています!
ツユクサのことはまだまだ奥が深くて果てしない♪♪♪