花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

バラ科2種

2015年05月18日 | 小石川植物園
名前が分かった木の花  「ホンカイドウ」栽培品  バラ科
これを調べてみたとき同じようなことを思っていた人がいたので苦笑いしています。
その方もズミだと思っていたところ名札がつくようになって本当の名前が分かったということでした。
前に果実の記事をアップしたときズミでは?とアドバイスいただいていました。
ズミに違いないと思っていたのですが今年は幹に名札がついていてすっきりすることができました。
花をみたときがすでに遅く終わりかけになっていて・・・悔やまれます。







もうひとつはバラ科でこれも小さい赤い実をつける木の花
学名しかついていないのですがリンゴの仲間だと思われます。



つぼみの頃は赤い色が濃くてとってもきれい♪




終わり頃もまたきれいなのです♪




花びらがそろって一番よく咲いているときって中々見当たらず・・・散り際が潔いのでしょう






よく咲いている花を見つけることに集中しても時はいたずらに過ぎるばかり・・・

オオリキュウバイ

2015年05月16日 | 小石川植物園
オオリキュウバイが一番きれいなときに初めて行ってこられました。   2015.4.12 でした。
真っ盛りのときにたまたま遭遇して感激!ハナズオウが興を添えているし!



こうなるとどっちも主役にしていいくらい♪


ハナズオウの新しい葉がてっぺんに出ていました。 黄色い葉です~


色々が入り乱れて・・・このときはニワトコってこれくらいの咲き方をしていたのでした。


あちこちに目が迷っていて・・・やっと オオリキュウバイ に落ち着いて! バラ科 中国原産






きらっと光るものが見えたのでもっとアップにしたら!!!やっぱり蜜が出ていました♪



グリーンの美しい色をした葉と共に鑑賞するのがいいみたい(*^。^*)



シロバナアケビ(園芸種)

2015年05月15日 | 小石川植物園
白いというよりクリームイエローのような花色をしたアケビがありました。アケビ科アケビ属
名札はシロバナアケビ 栽培種となっていました。 雌雄両方の花が咲いています♪
花柄の先のほうに雄花 その下に雌花がつくようです。



葉が出たてのほやほやで初々しかった頃の様子♪ 4月の始めごろ


普通のアケビと同じで小葉は5枚


雄花




雌花




こいもちゃんのところでも見ていた変なものがここでもついていました。
雌しべの間にあるミニバナナみたいなのはな~に?
これって・・・仮雄しべなのでした!!!  一人では気がつかなかったかもしれない



もうひとつこいもちゃんが撮っていたシベの周りの白いもしゃもしゃした毛のようなもの
もしかして写っているのかと取りこんでから元のサイズで見たところなんとなくくっついているような・・・



ついでに蜜も確認できました♪  ここにも正体不明の白っぽい毛があるように見える・・・


余りに美味しい蜜のために・・・もうぐちゃぐちゃ べとべと ねばねば!!!


すっかり盛りを迎えていた雌雄の花

今迄見たこともなかったシロバナアケビ こういうのもあったなんて興味深かったです。

ムレスズメ イヌムレスズメ

2015年05月14日 | 小石川植物園
ムレスズメ
寒いときに枝の部分を見たとき・・・角がある虫がいるように見えてぞっとして・・・
それが!花の最盛期になったら全く目立たなくなっていてなんにも感じずほっとして見ていられました。



咲き進むにつれて少~しずつオレンジ色になるところがいいのかな♪



黄色とオレンジ色と!いい按配で混ざり合ってすてきだと思いました。


同じマメ科のハナズオウにバックになってもらいました。ハナズオウもブーツみたいな花が並んで♪





こっちはムレスズメより小ぶりの花を密に咲かせた イヌムレスズメ♪
ごちゃごちゃとたくさん咲いて葉の形もムレスズメとは全く異なっていました。






4月中旬頃のことでした。時期外れになって新鮮味が薄れています・・・

池の平湿原へ

2015年05月13日 | 花旅
2015.5.2  湯の丸高原のパンフを見ると池の平湿原とほぼ隣り合わせになっているような距離でした。
このあたりもまだ残雪が! 左下の湿原のほうへ行ってみることにしました。



湿原の入り口  なんとなく八島が原湿原を思わせるようなところです。
小さな花の盛り頃は一面コケモモやイワカガミ、アカモノなどで埋め尽くされると思われます。



湿原を見ても山を見ても眠りについたままの状態
ほうきのような形を思わせるダケカンバの白い幹が目立ちカラマツも湯の丸高原と同じようでした。



湿原の中ほどにある鏡池♪


池の周りにはモウセンゴケ(赤くなって見える)やミツバオウレンが見られると思います。


まるで鏡のようにつやつやしているイワカガミの葉
イワカガミはどこにもいっぱいあり花の頃にはそばを離れられないほどになりそう♪



雰囲気は北八ヶ岳の坪庭にそっくり♪ 植生も同じようでした。


花が見られなくて残念・残念のガンコウラン 雪解けと同時に花を咲かせるそうですが
すでに終わっていたようです。



コケモモ  葉っぱだけ眺めてきました。アカモノもたくさんありそう♪


ヒカゲノカズラが立っているのが見えます。胞子のところが白っぽくなって!


もしかしてハナズオウの花が見られるかもしれない・・・と思ったのですが・・・


すごいのはシャクナゲ大群落  多分ハクサンシャクナゲだと思います。つぼみはついていました。


カラマツの花 ここでも雌雄揃って花盛りでした♪


この後高峰高原へドライブして上りカーブの多いチェリーパークラインを通って帰りました。


雪のときにここをドライブしたときどうして「チェリーパークライン」というのか不思議でした。
それがこのとき意味が分かったのです♪ 桜だらけ~~~
桜の種類は豊富で色々です!小さな花のミネザクラのような桜など。コブシも咲き出したばかり♪



下るにつれて落葉松の若緑が美しく映えます~


ここを通るたびにテレビにくぎ付けになっていたあのときのことを思い出します。


チェリーパークラインを過ぎてからも豪華な桜を鑑賞!

大型連休前の比較的すいているときに行ってこられてよかったです。
長くお付き合いいただいてありがとうございました。これで終わりにします。
できればこれからの花の時期に訪れてリフトにも乗って湯の丸高原の醍醐味を味わってみたいところ♪
いつも思うことばかり多くかなうのはごくごくわずかですが、めげずに願い続けそうです。

小諸懐古園

2015年05月12日 | 花旅
2015.5.2 一泊した翌朝 朝一番で小諸懐古園へ行ってみました。
中学生の頃先生に案内していただいて以来・・・数が多すぎて何年経ったのか計算できない
新緑がまぶしく目に飛び込んできました。



小諸神社  この道の右側から順次歩いてきました。


最初に不思議なスミレが気になって・・・八重咲きで色がとっても濃い
「コモロスミレ」という小諸で発見され小諸市の天然記念物に指定されているスミレでした♪



一重咲きのこんなスミレもあったのですがこれもコモロスミレなのかどうか・・・
コモロスミレと同じように葉には翼があります。





ウグイスカグラ! 果実もできていました。




小諸城址ならではの美しい石積みを鑑賞しながら!


シャクナゲを思わせるような大ぶりのツツジ♪


八重桜が丁度満開でした


メギもきれいに咲いて!



島崎藤村の歌碑  千曲川旅情の歌
昔来た時とは歌碑の場所が違うような気がします。後ろ側にも悠々回れたような覚えがあるのに・・・


千曲川が見通せるところから見た景色♪


懐古園の裏手から山の中に入っていくと! ヤマツツジにとっても風情を感じました。


♪石がきを おくれてさくら 友にして♪


新緑の中のヤドリギを見ました!

藤村が感じたであろうこの地の空気に思いをはせながら・・・次は池の平湿原へ向かいました。

湯の丸高原(カラマツの花)

2015年05月11日 | 花旅
湯の丸高原の主のよう!!!  どっしりと腰を据えたカラマツ
地面につきそうな枝にきれいな花がいっぱい咲いて! すぐ目の前で見てきました。
カラマツはマツ科カラマツ属の針葉樹の中でただひとつの落葉性高木で日本の固有種



古い松ぼっくりも新しい花もたくさんあります!


赤くなっている雌花は上を向いて 雄花は下向きについています。


バラの花みたいな松ぼっくりと花ががついたひと枝ほしくなっちゃう♪
雪の重みで枝がたくさん落ちているのです。落ちた枝にも関わらずつぼみが出ているのもありました。





上向きの雌花 下向きの雄花 どれも仲良く揃ってということもないみたい




アップで見た雄花 まだつぼみでしょう  右隣は新芽になるのかもしれません。


雄花は地味であまり目立たない





パイナップルのような雌花という表現が多く用いられるようです。

雌花の美しい色と形にほれぼれします♪


左に雌花 右に雄花が並びました。この雄花はこれで咲いているのかもしれません。
雌花は闊達で生き生き積極的という印象を抱くのに対し雄花といったら遠慮してうつむき加減・・・
現代の男女の姿を風刺しているよう・・・



標高の違いで少し低くなると花はもう終わりかけ残り花と若い葉が入り混じっています。


ここではこんな美しい緑色の葉になって!この木には花はつかなかったのもかもしれないです。


下ってきた途中に巨木百選の「シナノキ」が!


シナノキの周りを少し歩いてみると!タチツボスミレの大群生でした。




可愛らしいハルトラノオ♪  久しぶりの対面です~   タデ科イブキトラノオ属





一日目はこれで終わりにして翌日は小諸の懐古園へ行ってみることに!

湯の丸高原へ

2015年05月09日 | 花旅
2015.5.1 湯の丸高原目指して先ずは湯の丸スキー場に着きました。
リフトが動いていたら上まで行かれたのに・・・営業はお休み 残念です。



歩きの散策コースは色々  烏帽子岳の見えるほうへ行ってみます♪ 結構雪が残っていました。


山の中はようやく目覚め始めたといったところ

ヤナギの木の花がやっと咲きだして♪


フキノトウ!ありました。



たった1本!!!オオカメノキの花が咲いていました! なんてラッキーなんでしょう♪
花を見たのは初めてで大感激して踊りだしそう  
高い木なので撮れるかどうか心配   夢中で写しました。 スイカズラ科ガマズミ属 別名ムシカリ





オオカメノキってこんな風に咲くのでした。感激で胸のふるえが止まらないほど♪ 葉脈がきれい!






感動的な出会い♪ まだほんの咲き始めですがアジサイの花に似た雰囲気をちょっと感じます。
赤と黒と混ざった果実はとても美しくその頃のオオカメノキに会いに行きたくなっています。
オオカメノキの芽吹きから果実まで追っかけができたらどんなにいいでしょう♪
そんなことはできないので花が咲き始めた姿を見られただけで幸せでした。両性花はまだつぼみ♪



烏帽子岳がよく見えるところにやってきました。カラマツが1本存在感を見せています。


ずんずん歩いていくと臼窪湿原に!



湿原内はワラビやアヤメの後と笹の葉ばかり茂っていていまだ眠りから目覚めそうもなかったです。


ここでのカラマツはきれいな花がいっぱい咲いていました!それはこの次に・・・

カラタチそのほか

2015年05月08日 | 小石川植物園
2015.4.9の小石川植物園の様子
カラタチの実を見たときにはほんの1つか2つあっただけだったので花も少ないかと思っていたら
意外になんこもよく咲いていました。 でも花の開き方はあまりぱっとしない。







子房がちょっぴり膨らみ始めているようです。






黒い小さな虫が多かったです。



ホンコンドウダンの濃紅色がまたまた目についてしまって! まるでグミという様相が濃くなってる♪





ナギイカダの花が咲いていました。 雌花♪




イチョウが勢いづいてカイチョウ!!!先ず雄花から咲くようですがこれはまだつぼみ
この頃に雌木にはつぼみも全然見られませんでした。








写真を撮ってからすでに一か月近く過ぎてしまって・・・
旬を逃しましたが記録のためと言い訳をしておきます。イチョウの雌花♪ もう咲いていると思います。

御荷鉾山麓4

2015年05月07日 | 花旅
2014.4.27
みかぼスーパー林道に入りました。ここは御荷鉾山登山口のひとつで山登りのときはここから!
右の石に刻まれているのは自然詩人尾崎喜八の「神流川紀行」の中の詩の一部分



少し下ったところに御荷鉾山の案内がありました。




この近辺は山野草が豊富で時間を忘れるほど夢中になれます♪  ヤマザクラが花盛り!
この写真の右手に登山口がありました。





スミレの種類が多かったです!名前はちっとも分からない・・・
下の2枚はアケボノスミレらしい   花のときに葉はまだほとんど展開していない





3裂している葉が少し広めなのが気になりますが・・・エイザンスミレ♪




アカネスミレでいいのではないかと思っています。




ミヤマキケマンがコンクリの脇からも大株になって咲いていました。




これはハナモモが咲いていた林の中で見てきた花  もしかして フウロケマン?
フウロケマンはミヤマキケマンに比べて花数が少ないそうなので・・・
両者の区別は花を見てもほとんど違いがなく果実で判断するといいそうですが私には分かりません。




果実の形  ミヤマキケマンと比べると曲がりがなくストレート


山の斜面にびっしりジュウニヒトエが!水はけがいいところを好む!といわれるように
ジュウニヒトエってたいていこのような場所で目にします。




10年前の昔のアルバムを見ていたらこのあたりにはコガネネコノメソウもあるのです!
その頃は花の名前などあまり気にせずにただのネコノメソウなんて名前を書いていました。
スミレの種類やほかの山野草も種類が多く中々見ごたえのあるところです。
「みかぼ高原自然村」・・・桃源郷のような心地いい山の中の花の楽園でした。