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もうすぐ七夕

2010年07月02日 | 日記
南ひらつか七夕祭りが昨日から開催しているとニュースが流れる
今年で60回を迎えるという
と、言う事は昭和25年辺りから開催している。



夕まつりと言えばやはり仙台の七夕まつりが有名
伊達正宗(1567~1636)の頃から続いているという。
仙台の七夕まつりの場合は旧暦で開催される。
旧暦のため8月6日~8日までと言う。



夕と言えば"織姫、彦星"の中国の昔話
小さい頃良く話を聞いた。
内容はと言うと一年に一度だけ「おり姫(織姫)」と「ひこぼし(牽星)」が、
天の川で出会う日といわれている7月7日。
 
の神さまには、一人の娘がいました。
名前を、おり姫といいました。
おり姫は機(はた)をおって、神さまたちの着物をつくる仕事をしています。
やがて年頃になり天の神さまは娘に、お婿さんを迎えてやろうと思いました。
 
して見つけたのが、天の川の岸で天のウシを飼っている、彦星という若者です。
彦星は、とても立派な若者でした。
二人は結婚して、楽しい生活を送るようになりました。

も、仲が良すぎるのも困りもので、二人は仕事を忘れて、遊んでばかりいるようになったのです。

さまは、すっかり怒ってしまい、
「二人は天の川の、東と西に別れて暮らすがよい!」
と、言っており姫と彦星を別れ別れにしたのです。
 
でも天の神さまは、おり姫が余りにも悲しそうにしているのを見て、こう言いました。
「一年に一度だけ、七月七日の夜だけ、彦星とあってもよろしい」
それから、一年に一度会える日だけを楽しみにして、おり姫は毎日、一生懸命に機をおりました。
天の川の向こうの彦星も、天のウシを飼う仕事に精を出しました。
 

して、待ちに待った七月七日の夜、おり姫は天の川をわたって、彦星のところへ会いに行きます。

も、雨が降ると天の川の水かさが増えるため、おり姫は川を渡ることが出来ません。
そんなときは、どこからともなくカササギと言う鳥が飛んできて、天の川に橋をかけてくれるのです。

という中国の昔話です。


日本でも

七夕や秋を定むる夜のはじめ   芭 蕉
  
荒海や佐渡に横たふ天の川    芭 蕉

七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ  橋本多佳子

*橋本多佳子-明治23年鹿児島生まれ俳人。
織女と牽牛が出会う夜、自分も人に逢う。
それも、髪が「ぬれたまま」逢う。
というのですから、情熱的にキラキラ輝く女性の姿が浮かびます。

7月7日と言えば梅雨の真っ盛り
星空が見えるか分からない。


7月7日前後の午後9時過ぎに東の空を見上げれば、2、3個の星を見つけることができます。
特に明るい2つの星がおり姫星と彦星です。
先におり姫星が上がってきます。


織姫(こと座ベガ)と彦星(わし座アルタイル)は天の川を隔て1等星で輝いている