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寝待ち月 月齢18.3と木星の競演

2010年07月31日 | 天文
夜11時頃になると雲も取れ、絶好の星観察条件。
東の空高くには月齢18.3の寝待ち

クリックすれば大きくなります。


10度程離れて木星が昇って来る。
明るい月夜だが-2.6等星の木星は輝いて見える




メリカの探査機「ボイジャー2号」が撮影した木星の写真
ボイジャー探査機の鮮明な木星の写真はNASAを、そして全世界を驚かせた
因みにボイジャーが地球から木星までを約2年間飛行し到達

(c)NASA/JPL/Space Science Institute


星には4つの大きなガリレオ衛星と呼ばれる"月"がある。

(c)NASA/JPL/Space Science Institute 
ガリレオ衛星
左から「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」。

オは最近火山活動をしている事が分かった
エウロパは氷で覆われた衛星で、しかも氷の下には海がある言われている
ガニメデは表面の殆どが氷で覆われた衛星で水星より大きい
カリストは木星の衛星の中では二番目に大きく、表面は厚い氷に覆われている

オを除いたガリレオ衛星には"水"が存在する
下に水のある氷に石を投げつけると放射状にひび割れする
全部が凍りならひび割れが無くて陥没する
表面にひび割れた痕があるという事は水が存在しているという証拠

ウロパ」「ガニメデ」の表面はひび割れが多い
「エウロバ」はひび割れをした所から液体が流れ出て赤い放射線を作っているらしい。
ひょっとしたら「エウロパ」は太陽からの距離が遠いため-140℃前後で
表面は氷りついているが内は火山活動があり水温が高いかも
「カリスト」の表面は陥没が大きくひび割れが小さい
...ってことは上から下まですべて氷の塊っていうことか
謎だらけの惑星でもあり、考えるとロマンがありワクワクする

ひょっとしたら「エウロパ」「ガニメデ」に地球外生物がいるかも
地球の海深く、光の届かない、くら~い所にも生物がいる
水=酸素があるから
ガリレオ衛星にも生物が存在する可能性があるという

きさの比率は実際とほぼ同じ。
大きさ的には左端のイオが地球の月とほぼ同じと考えればいい



星を背景に公転する、木星の衛星「イオ」。
見る限り木星のごく近くを公転しているように見える
実際には木星の直径の3倍の位置を公転しているという。

 (c)NASA/JPL/Space Science Institute

~と、木星の大きさが地球の11倍だから...
衛星イオは木星の中心から地球を約33個並べた位置を公転しているってことかぁ

陽の大きさが地球を109個並べた大きさって聞いてるから
木星は太陽の約1/10倍。
木星は太陽の次に大きいんだ
へぇ~。太陽の1/10倍ってことは野球のボールとバスケットボール位の差があるんだ
地球の大きさは野球ボールと比べればピンポン玉位なんだ
数字が大きすぎてどのくらいの距離か想像がつかないや

オは地球の月とほぼ同じ大きさで、母体惑星からの公転半径もだいたい同じであるという
(地球から月=約38万km、木星からイオ=約42万km)
...ってことは地球から見る月と木星から見るイオの大きさはそんなにも変わらないってことになるのか...
難しく考える事はなかったわけだ
納得

星の一日(自転)は約10時間
木星は太陽の周り(公転)を約12年かけて一周する
それにしても大きな星で一日が早い
"ぐるぐるぐるぐる"と回転している。 
人間がそこにいたら、さぞ目が回るだろうなぁ~
猫が星を眺めるような知識しかない



学が進んでいる現代、まだまだ鮮明な写真や解明できていない事が分かって来る
先日のJAXAのハヤブサも宇宙の成り立ちの謎を解き明かしてくれるだろう
宇宙は今でもすごく速い速度で膨張しているという

新星になって爆発した星も長い年月の間にガス状物質などが凝集して又新しい星に生まれ変わるという
まさに輪廻転生の世界である
人間も輪廻転生が無いとは言えない
現世において人間らしく生きていけば、又新しい命となって甦るかも...。 

張って働こぅ~