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蝶々が舞う里山

2015年06月23日 | 日記
雨のさなか、朝から天気がいい日である。
久しぶりに横河川上流へ。
国蝶であるオオムラサキが目的である。

蝉と渓流のせせらぎの音が賑やかい。
林道にはミネラル分の補給と吸水が目的の蝶々の数が多い。
オオムラサキは大型の蝶だからてふてふと舞う訳だが...。

さな翅で舞う蝶々が多い。
顔が突き出している様なテングチョウが翅を休める。



道も賑やかである。
それぞれのおもいの場所での吸水。
舞っては止まりの繰り返しである。
ウラギンヒョウモンの若い個体。



道脇には藪になって咲くマタタビの花。
葉は白化し小さな花を咲かす。



きな蝶が吸水をしている。
ミヤマカラスアゲハである。
警戒しているのだろうか。
翅が小刻みに震えている。



ジグロシロチョウはもう吸水をしたのだろうか。
ぐるぐる巻きの口を伸ばし小さな花の蜜を吸う。



節がいつの間にか通り過ぎて行ってしまう様な感覚。
その季節を止めるかのようなひと時である。
コムラサキが吸水を始めた。
この蝶の翅は見る角度により瑠璃色に光る。



ルタテハオドシチョウ
(通りすがりさんからのご指摘でエルタテハに訂正します。エルタテハは後翅の裏面中央部に白色のL字紋があります)
この蝶は里山では余り珍しい蝶ではないが都会では見れないだろう。





しぐれと渓流のせせらぎを聞きながら昨日の雨で出来た水溜りをよけながら歩く。
オオムラサキには逢えなかったが...。
大きく息を吸いマイナスイオンとフィトンチッドを体の中に取り入れる。
森林浴でリラックスが出来たひと時である。

7DmarkⅡ+400 5.6L+エクステ1.4× 手持ち撮影