ボーグ71FLの試写

毎日暑い日が続いている。
これだけ暑いと朝の散歩でいっぱいである。
先日注文したボーグ71FLがセットで来た。


昨日色んな組み合わせをした。
ヘリコイド(ピントを合わせる部品)も取ってしまった。
ピントはドロチューブで合わせる。
ピント間近かまで行くと自動的にAFにしてくれる。

この71FLは400mm F5.6のものである。
77EDⅡはF値が6.6だったから明るいレンズである。
750グラムととても軽い。
ちなみに77EDⅡは約2キロ。

焦点距離も伸びた。
計算上の77EDⅡは655mm　35mm換算で980mm相当。
71FLは直AFで680mm 35mm換算で1020mmである。
その分AFは効くが手振れが多くなる可能性がある。

また77EDⅡはレデューサーを付けて明るくしていた。
しかし71FLはその必要がなく直AFが出来る。
余分なレンズが無い程解像が良いとか...。
そんな訳で横河川上流に試写に行く。

渓流際の河原では休日のこともあって家族連れや友達同士で何組もBQをしている。
いい香りが漂ってくる。
早速、ミヤマカラスアゲハの出迎えである。



その横を通り抜けるかのようにハンミョウ。
素早い動きである。
この暑いのに何か狩りをしようとしている。



ブットレアの花が満開である。
まだ時期的に速いのであろうか。
沢山の蝶が吸蜜している...と言う訳にはいかない。



ウラギンヒョウモンはブットレアの蜜が大好きのようである。
何頭もの蝶が我先に花を渡り歩く。
傍らには赤トンボが翅を休める。



渓流の水は冷たい。
せせらぎの音も涼しさを呼ぶ。
渓流の流れを一瞬固まらせ切りだしてみる。
まるでガラス細工を見ているようである。



そこに「どけどけ!」とばかりにイチモンジチョウの登場である。
遠慮なんてものは無い。
吸蜜していた他の蝶を蹴散らして蜜を吸う。

クリックすれば大きくなります。



今日はどこにいても暑い。
立秋も過ぎススキの穂もちらほらと見える季節になったのだが...。
まだまだ残暑は続く。


ペンタックスK-3+AFボーグ71FL 手持ち撮影