田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

『銀漢の賦』葉室麟

2021年02月13日 | 趣味・本

(松本清張賞受賞作品)

 

また葉室麟さんの本である。

葉室作品に出会ったのは2012年だったと思う。

それ以来20作品近く読んできた。

 

ブロ友さんらも読んでおられるので、

情報が入り、

今回の作品はkeiさんからのご紹介です。

 

この本は、

架空の月ケ瀬藩という小藩の物語で、

時代は江戸時代寛政の改革あたりなのですが、

徳川幕府関連以外は創作上の人物?ばかりなので、

いつものように、

メモしながら読み進めました。

 

武士でもあり文人でもあった松浦将監と、

幼馴染二人(平侍の源五・百姓の十蔵)との友情や、

人間的成長を軸とした物語です。

 

将監の母の言う、

「人の美しさは覚悟と心映えではないでしょうか」

という言葉に、

一気に引き込まれました。

 

そして天の川のことを漢詩では銀漢というのですね。

 

銀漢とは天の川のことなのだろうが、

頭に霜を置き、

年齢を重ねた漢(おとこ)も銀漢かもしれんな。

そこから題名がきているようです。

 

また、

人は脚力が尽きる老いの最中に、

輝かしいものをみるのであろうか。

という文章があるのですが、

今後たとえ身体的には衰えても、

景色にせよ人の心映えであれ、

最後には美しいものを、

心に刻んでいきたいものだと思いました。

 

巻末の解説には、

他者の犠牲の上に生きることは、

恥ずかしいことである。

 

しかし、

それを知る者にとって、

人生は何物にも替えがたいほど尊い。

だから、

自分の人生を他者のために奉げることもできる。

とあるように、

志の高い3人の物語でありました。

 

私も、

28歳と59歳で病死した故郷の友人達に、

恥ずかしくないように生きていかなければと、

また思わされました

 

葉室さんの本は、

どの本もいいですね。

 

keiさん有難うございました。

次読む葉室作品も決まってます。

 

日曜日コメント欄閉じてます。

 

 

 

 

コメント (20)
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