おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

来年こそメダルを目指して~次男、1年生大会への挑戦(後編)

2009-11-10 02:50:11 | 少年サッカー
前回のつづき。

幼稚園児である次男が”助っ人”で入ったチーム”1”は、市内1年生大会の決勝1位パートに駒を進めた。

決勝もリーグ戦。2つのブロックに別れて各3チームが総当たりで対戦する。そしてリーグ1位同士が優勝決定戦を戦う。

同じブロックに入ったチーム”A”とチーム”W”は、予選結果を見るとかなり強いようだ。どちらも予選リーグ2試合で、15点、18点と大量に点を取っている。相手が弱すぎたのかもしれないが。

次男のチーム”1”は、まずチーム”A”と対戦した。
チーム"A"は飛び抜けて上手い子はいないが、みんなそこそこ上手いバランスの取れたチーム。前の試合でチーム”W”に負けているので、この試合に負けると優勝戦進出の可能性がなくなる。

試合は前・後半10分ハーフ。相手はもう負けられないということもあり、接戦となった。接戦であるが故に、ベンチスタートである次男の出番がない。前半残り3分というところで、やっと出番が廻ってきた。ここで次男は、短い時間ながらも自分をアピール。シュートを2本ブロックするなど、”助っ人”らしい働きをした。

こういった試合は応援している父兄のことを配慮して、ベンチの人間を1回は出場させている。ということで、前半に出た次男の出番は、後半はなかった。

この試合は、なんとか2点差をつけて勝つことができた。

さあ、あと1勝で優勝決定戦。父兄は断然盛り上がる。次に対戦するのは、チーム”W”。このチームは、1人のエースを中心にしたチームであり、タイプ的にチーム”1”とよく似ている。

このチームに引き分け以上であれば、得失点差で優勝決定戦に進めるという、有利な状況であった。

しかし、試合は前半早々に先取点を取られたこともあり、押され気味。2点ビハインドのところで流れを変えるためか、次男が投入された。次男に特に目立った動きは無かったが、この間に味方は2点を取り、何とか1点差(相手も1点追加)で前半を終えた。

後半、チーム”1”は、勝負に出た。なんと、GKを次男に任せたのである。これには驚いた。かなりリスキーな選択だと思った。期待をかけてくれたのは嬉しかったが…。

次男は何とかGKをつとめたものの2失点。味方も2点は取ったが、あと1点が遠く、結局この試合は負けてしまった。

試合終了のホイッスルを聞いた時は、敗戦にガッカリした。しかし、力の差が少しあったこと、次男も慣れないGKでがんばったこともあったので、悔いはなかった。次男も”負けて超ガッカリ”という風ではなかった。

表彰式。ブロック2位となったチーム”1”は、全体で3位で表彰された。そして各チームで1人ずつ”優秀選手”が選ばれ、メダルが授与されていた。もちろん優秀選手は次男ではなく、チームで一番得点を決めた子がもらっていた。

今回の大会(予選も含めて)4試合の合計タイム80分間のうち、次男は計30分間に出場した。そして、1得点。個人成績は同時期の長男と同じ記録だが、チーム成績はそれを上回った。彼にとってよい経験になった。

帰ってから風呂で
僕「来年はがんばってメダルもらおうな」
次男「うん」
と、来年のメダル奪取を誓ったのであった。


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