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白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ199

2023年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二三年十二月一日(金)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

日に日に生活リズムが規則正しくなってくる時期。ところが遊んでほしいときは壁で爪をがりがり研ぎながらまともに飼い主の目を見てとことんアピール。遠慮というものを知らない。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。こだま和文(かずふみ)&THE DUB STATION BAND。ele-kingに最新インタビュー記事あり。なかなか面白い。インタビュアーがややおっちょこちょいにまとめがちな水越真紀ということもあってかほんの少し顔を出す野田努がともすればさりげなく気の利いた「紳士」に見えてしまうのも読みどころのひとつというか笑える。珍妙なやりとりになるのはどうしてかといえば主役がこだま和文だからにほかならない。とはいえあくまで、それはそれだ。新作を買う余裕が残念ながら今のところない。しかしダブ、わけてもレゲエ、さらにはトランペットでそれをやる。早死にしたブッカー・リトルがもし長生きしてライブハウスでうつむき加減にしみじみ音を探りつつ至ってシンプルにダブ-レゲエに打ち込むことのできる環境を手に入れていたら今頃どんな音で語りかけてくれただろう。そんな印象すら想い起こさせる風合い。その1。とりあえず二曲。

もうひとつ。POPなエレクトロニカ。蓮沼執太の新作から。ジム・オルークや坂本美雨、柴田元幸らと仕事をしてきた世界的音楽家。まだ三十代。


Blog21(ささやかな読書)・非マッチョな価値の流れ

2023年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム

五月号から始まった連載ももう第七回。

 

青葉市子「星沙たち、(7)」『群像・2023・12・P.454~457』講談社 二〇二三年)

 

音楽とともに旅するエッセイというべきか。今回が最も音楽に接近したように見えるのはただ単に五線譜の引用があるためではなくそもそも第一回から音楽の風合いは漂っていた。むしろ直接「リハーサル」とか「スタジオ」とか書かれていない場所で音楽を感じたようにおもう。そういうエッセイとして読んでいる。

 

空気が抜けているようで手応えがなさ過ぎると言われそうなのはもっともな話かもしれない。テレビやマス-コミが非マッチョで行かねばと叫んでいる一方で実は多くの人々がさらにせっせと新自由主義的マッチョ主義へなだれ込む姿勢を崩していないとき、青葉市子のようなアーティストはどこか頼りなく見えてはいても頼り甲斐という基準を無意識的に導入して止まない世間では限りない希少価値を持つのかもしれない。

 

手応えのなさ。単なる「逆張り」ではなく、そもそも「頼り甲斐」という基準が前提とされる息苦しい世間では、今後もっと書き方の変化が期待できるにせよ、一服の清涼剤として機能することがたまにはある。これまで何度も繰り返しただならぬ不祥事を犯しておきながら廃学処分ひとつ受けない、追放ひとつされないで済まされそうな、甘えきった教育機関が幅を効かせている理解に苦しむ世情の中では、価値を持ちうる。


Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて624

2023年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

末期癌の母の朝食の支度。今朝は母が準備できそうなのでその見守り。

 

午前六時。

 

前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐はさとの雪「おいしいとうふ絹」。1パック(80㎎)を椀に盛り、水を椀の三分の一程度入れ、白だしを入れ、レンジで温める。温まったらレンジから出して豆腐の温度が偏らずまんべんなく行き渡るよう豆腐を裏返し出汁を浸み込ませておく。おかずは白菜の漬物。

 

漬物は浅漬けよりさらに塩分をきった程度。タッパーに移して冷蔵庫で保存しておいたもの。

 

昨日夕食。ニシンの昆布巻きを少々。ナスのおすまし。ご飯はほとんど食べられない。なので午後以降はなお課題。立位を取ったり話をしたりして口を動かすとたちまち粘っこい唾液が湧いてくる。ナルサス(ヒドロモルフォン)の副作用止め薬剤ドンペリドンがもたらす副作用なのだが、だからといってドンペリドンがないとナルサスがもたらす吐き気・嘔吐が止まらない。こればっかりはやめるわけにもいかずどうしたものか。

 

昼食はちょっと意外。冷え込む朝が続いてきたからだろう。母いわく「ラーメン食べたい」。いきなり言われても。冷蔵ならと息子は思う。そこで買ったマルちゃん「喜多方ラーメン」。おろるおそる出してみると一人前とは行かないが八分目は食べた。

 

ところが今朝。母が冷蔵庫を覗くと残りの一人前が見当たらない。酒精入り調味料なので息子は食べない。聞いてみると息子の妻が寝しなについつい食べてしまったらしい。オランザピン(統合失調症治療薬。双極性障害=躁うつ病にも対応)がもたらす食欲増進作用を我慢できなかったようだ。ときどきある。

 

しかしオランザピンは息子も何度か試したが良好な睡眠をもたらす。しかし長い。長い睡眠時間確保のためにはいいのだろうとおもう。だが食欲刺激作用もそこそこ強力にあるので食べなければいいもののどうしても何か食べたくなる傾向も確かにある。糖尿病発症事例が報告されているがオランザピン服用だけでは、息子が試してみた限りで言うと、体重増加もなにもない。血液検査も問題なかった。ただ、食欲刺激作用のおもむくがままがつがつ食べ始めると生活習慣病発症リスクは飛躍的に高まるだろう。

 

参考になれば幸いです。

 

今朝の音楽はスタン・ゲッツ「OUT OF NOWHERE」。