feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

1905France 七日目 早朝Birdでムーラン・ルージュ

2019年06月07日 | 徒然
早朝は楽しいランニングタイム

どこまで出かけようか悩んでいてふと電動キックスケーターに乗ってみようと思いついた。

もはやランニングとは言えないが今しかない

どこのキックスケーターを借りるか悩んでいたが一番沢山道に転がっていたBirdを選択することにし、使い方は末に書くとしてスタート

ハンドルポストにスピードとバッテリー残量が表示される。

右手ハンドルのグリップ付け根にレバーが付いてあり親指で下におろせばアクセル

左手には自転車同様のブレーキが付いてある。

ライトは自動点灯するようだ

さあ乗ってみる

右手親指でレバーを押し下げると24km/hまでしゅーっと快適に加速気持ちいい

このスピードなら想定していた1時間で遠くまで行けるかもしれない

急遽行き先を変更しモンマルトルの丘に建つムーラン・ルージュに行ってみることにした。

かなり寒かったがチャリ並みのスピードで乗り続けること20分位で遂に到着

これがロートレックが愛したムーランルージュか

ここで歴史が紡がれてきたのだなぁ…現地に来ると150年という時間も近いものに思え感慨深い

一日の仕事を終えひっそりとしてしまっていたが、来れただけで大満足だ。

そろそろ帰らないといけない時間であるが…

サクレ・クール寺院まで500mくらいしか離れてない!これは行くしかない!

急遽そのままBirdで坂を登ってサクレクール寺院を目指した。

こっから先は結構な勾配が続いていたがBirdは54kgの僕を坂上に運ぶほどのトルクを十分に持ち合わせているらしく、10km/hそこそこで坂を駆け上がってくれた。

直前になったらBirdを降り寺院までダッシュ!


素晴らしいわ…

早朝にもかかわらず本気で祈りに来られてる方々が静かに祈りを捧げていた。内部は撮影が禁止だったのは祈りに来られている方への配慮かな

壮大、荘厳

訪れた寺院としては最高に素晴らしかった。

本気モードが漂っていたのもあったのかもしれない

自身も静かに祈りを捧げ、心が洗われるひとときを過ごした。

パリを一望できるモンマルトルの丘の風景も最高に心地良い

さあ終わったら速く帰らねば。

道端で新たなBirdを拾い急いで帰宅

途中で思いっきり雨に振られ寒さ倍増

GORE-TEXパーカーを羽織っていて本当に良かったよ。

朝から大満足の大冒険だった。

パリを満喫できる実質的な最終日がスタート。


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Birdの使い方
1.アプリをiPhoneにインストールし登録

その際に支払のクレジットカードを登録するが、
apple pay→リジェクト JCBカードやったからかな
MasterCard→リジェクト マスターなのになぜ?!
悩んだ末にVISAで登録すると無事に決済ができるようになった。
まずは最低で10€をチャージする。
以後乗るたびにチャージ金が消費されていき、一定額を割り込むとまた自動でチャージされる仕組み。もちろん最低チャージ単位である10€を選択する。
これにて準備が完了。

アプリでキックスケーターの場所を確認。同時にバッテリー残量が表示されるので便利
現物の前に行ったらアプリのrideボタンを押す
QRコード読み込みモードになるので、キックスケーターのハンドル位置についてるコードを読み込む
スタート
という流れ。


サスペンションがついていないこの乗り物の乗り心地はかなりハード。
パリの街は石畳のことが多々有り、正直かなり辛い。
右手親指はぐっと下にレバーを下ろしてアクセルを踏んでいるので衝撃が辛い。親指の付け根と手首が痛くなる。
膝を曲げつま先立ちすることで脚への衝撃はまあまぁ抑えることはできるが正直長時間乗るものじゃない。


終了のときはアプリで終了ボタンを押し、
安全に止めたよという証拠写真を撮れば完了となる
1分あたり€の料金がかかるので、時間を元に精算され、チャージしてある金額から差っ引かれる。

片道3.6kmに22分かかって6.5€。今回はとても役立ってくれたので大満足だが、日頃の足にするにはちょいと高いと思われる。


こんなちょっとした利用にとても便利だが、400mで2.5€は地味に高いかな


でも滅茶苦茶快適で気持ちいい!お手軽だし旅行のアイテムとしては非常に面白いものだと思う。