"走っていてよかったなと思うのはとくに旅行をしたときです。
知らない外国の街に行くと、朝起きてそのへんをのんびりと走ってみる。
これはほんとに気持ちいいんだ。
気持ちがいいだけではない。
ジョギングをするときのスピードは風景を眺めるには理想的で、
車で走っていたら見逃すようなところも目につくし、
歩いて見物するより情報量は遥かに多くなる。
興味を引いたものがあれば立ち止まってしげしげと眺めることができるし、
人なつっこい猫がいたら遊ぶこともできる。"
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村上ラヂオの一節でとても共感できた旅先の愉しみ方
”前日の飲み食いのし過ぎを翌朝帳消しにできる”ことが僕にとってはもっとも大きい理由かもしれないけれど(笑)
下田の温泉宿に旅行したとき、夜は皆で思う存分飲んでは食べて
翌朝まだ街も皆も起きていない頃にジョギング。
目に付くものすべてが新鮮。
戻ったら広い温泉を独り占めできたというのが本当に気持ちよかった。
また旅に出たら走りたいな。