気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

友人の決断

2011-07-14 19:53:30 | 日記・エッセイ・コラム

 栃木に避難していた友人がフクシマに帰ってきました。家賃の補助や支援物資もあるとの情報を流してあげたら大層喜んで役場に電話をして確認したとの事。今は栃木県も補助が出るようになりましたが、4月から動いている自分たちとしては「なんで?」という思いでした。彼女もいつまでもこのまま泊まっているわけにはいかないとか、前を向いて一歩踏み出したいという理由から何故か同町民が多い福島市を選んだようです。今日遊びに来てくれました。

 まあ2DKなんて間取りはどこも一緒ですけど「ここはちょっとだけ広いねえ」とか言ってくれました。まだ荷物も片付かないとか。町内にあるホームセンターを紹介したのですが、仕事もなく義捐金と仮払金のみなので出費を控えたいとか。そりゃそうです。

 冬に避難したので夏服がない。靴もないから買う。サンダルでいいんですけど、選ぶとなるとそれなりに金額がかかります。

 「でもみんなにあえて自分が馬鹿だって気づいたの」というのです。知人は大きな一軒家を購入し悠々自適。ホテルで一人住まいをしているかたはそろそろ認知症の気配が出てきたとかで、あわてて仲間でいろいろイベントに誘っているとか。この友人も一人なのでこれから「ちょくちょく来るから」といってましたが・・・・。まあ仕方ないですね。頼りになるのは私しかいないなんておだてられたらこれはひと肌脱ぐしかンないです。