気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

フクシマ出身は結婚できない?!

2011-07-24 20:26:49 | 日記・エッセイ・コラム

 とある保護者の話を小耳にはさみました。「将来フクシマで育ったというと結婚できないかもしれないから避難していましたって事実があった方がいいかもねえ」という会話。え””””~。

 昔ヒロシマやナガサキでも同じ心配があったことは承知しています。ずっと被爆者だったことを隠した人、被爆二世だと隠して来た人がいることも事実。でもその人たちは皆障害がありますか?確かに発病して苦しんだ人も多い。何度も資料館を訪れているし(元教師ですから)知識はあるんですが、同僚が被爆者手帳を持っていて若いころ結婚が破談になった話を聞かされた時にはものすごく残念に思いましたね。

 今、不妊の治療をしている人も多い中で、胎児検査で異常があると中絶をする人も多いとか。今回のフクシマ原発の事故でもかなり子作りを先送りにしたり、中絶したりする人もいる。「あなたは子供がもう大きいから」とか言いますが、娘はまだ13歳。一番の成長期ですからやはり心配です。WBCを受けに行く予定も組まれています。ツレは年に一度必ず受けるのでいいんですけどね。こういった事故がないかぎり無縁なことだったはず。出来れば受けないで済むような安全なところに居たいですが、事故があったあの日に一番線量が高い地区にいたことも事実。子どもたちは「なったもんはしかたない」と言ってます。当事者ってそんなもんですかね?結婚できなくても困らないし。とかいうし。いいのか?それで。

 子供が乳幼児だったり幼稚園だったりしたら私も疎開を考えたのかしら?

 この夏休みはどこかに疎開する人も多いとか。思いっきり外で遊ばせたい。水遊びをさせたい。わかりますよ。でもねえ。そこからなぜ将来結婚が出来ないと心配するかな。行き過ぎと思うのは私だけですかね?


避難所閉鎖に衝撃?!

2011-07-24 08:33:54 | 日記・エッセイ・コラム

 福島県では10月末で各避難所を閉鎖して、仮設住宅や借り上げ住宅に移って貰うとか。一応のめどはついたのでとのこと。まあ、避難所よりは良いと思うんですが、躊躇する理由は水道光熱費と食費。つまりは生活費が自分持ちになるから大変だというのです。収入もなく仕事もないなら切実ですよね。義捐金や仮払金だけではすぐになくなってしまいます。しかも警戒区域が縮小されれば補償を受けられる人も減っていきます。

 この週末も引っ越しの手伝いに行くのですが、とにかく四カ月の避難所生活でもかなりの荷物が増えるんですね。冬服や夏服。寝具など。四畳半の2DKには入りきらないので車に積んだままにするのだとか。でも車があるひとはいいですよ。持ち出せなかった人もいて、新しく買うにも値段が高くてどうにもならないとか。でも市内はバスがあるので病院や商店の場所を覚えればある程度浜通りよりは便利なんです。まず地理を覚えて貰わないと。

 二本松市内に避難した浪江町町民も仮設住宅に移っていくとか。とりあえず、普段の生活になれば少し落ち着くと思います。友人は料理の仕方を忘れそうだと笑ってます。上げ膳据え膳で過ごしたので家事が楽しいとか。私もそうだったなあ。掃除機かけるのも雑巾がけも楽しい。皿洗いも苦になりません。アイロンがないのでシャツをきちんと干さないとしわになる。アイロンくらい買えば済むんですけどね。でもそんなに使わないからどうしてもの時はクリーニング店に頼むのがいいかも。

 住んでいるアパートの目の前に大型のランドリー店があるんですけど、結構混んでいる。たぶん避難所にいる人たちでしょうね。私も毛布類は乾かしに行ったことがあります。でもなんとなく面倒なので…一回だけでした。

 敢えて厳しく対応して県民の意識を向上させるっていうのは良いことだと思います。いつまでも甘えていてはいけない。なんとか生活費を稼いでもらって、でも出来るだけ支援を続けて貰って。でも元の町に帰っても同じだと思うので、そこのところがジレンマですね。