気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

汚染地区の広がり?

2011-07-22 10:49:13 | 日記・エッセイ・コラム

 夏休みです。二学期から県外に行く子供は1000人を超えるとか。どおりで売り家や貸家が増えたわけだ。分譲地も安いこと。特に中通りは安くなっているとか。複雑です。

 汚染牛の稲わら問題で全国に広がる線量マップを見ると相当広がっていますね。まだフクシマの方が風向きから言ってよい感じ。そのうち半減期がきたり、除染すれば下がると、一所懸命い作業が続きます。校庭の芝をはがしたり土を入れ替えたりと行政も動いてますね。

 それでも「疎開」なの?でもどこへいくの?行った先がホットスポットだったと友人が嘆いてました。「追いかけてくる~」ってお月様じゃないんだから。

 日本中どこでも放射能の心配はある。地震も来るだろうし東南海トラフも心配。首都直下型地震が来るとか富士山が噴火するとか・・・・。津波でなにもかもなくした人たちが復興しようとしてもどうしようもない。入れないんですもの。放射能で。そういう意味で津波で町が流されてこれから町を復興する方々は是非にも落ち着いて安全な町を作ってほしい。先祖の土地とか事業がどうとかじゃなく、世代を超えて安全な町を作る。これは時間がかかると思いますが、やるべきです。この世紀の大災害を教訓にしなければ意味がない!

 水産業も農業も酪農もそろそろ平均年齢が上がってきていて後継者がいなくなる。そうすると食料自給率はますます下がる。でも復興に貢献しようという若者も若干名いる。大切にして欲しいです。地域のつながりが・・・とか言ってないで新しく始める勇気を持ってほしい。自分たちが作るのです。新しいコミュニケーションのあり方を考えなければ。

 そう云っている自分もいずれは地元に帰りたいですよ。五年でも10年でも待ちます。でも自分にとって今いる場所の方が元の町より好きなのでいずれはここに住むのかなあって思います。進学するにせよ就職するにせよやはり浜通りは少ないから大変です。中通りならまだいいかなとか。親戚もいるしね。別にしがらみがあるわけでもないので家賃を払うならローンを払った方がいいかしらと現在検討中。旦那名義の家のローンは残り少ないので一括返済して新たに組みなおすしかないかな。息子が就職してくれれば二世代ローンを組むとかね。、まだ先はありそうですから。

 というか早く愛犬と一緒に住みたいんです。近くの一軒家が売りに出されているけれど高すぎて買えないし、手の出る範囲はリフォームが必要だし。ただ、経験から言って庭は広くなくていい。車さえ停められてちょっと花壇があればいい。あんまり広いと手入れが大変。

 以前の家は二件あって、3LDKと7LDKの家。庭は広く駐車スペースは十台以上ある。この庭にはバラがたくさん植えてあって、奥の庭に沙羅双樹の木があります。夏椿ですね。今頃きれいだろうなあ。ウッドデッキがあって木の下でお茶する。犬が遊べとやってくる。う~ん。勿論帰れるならいいんですけどね。掃除しまくって住みます。

 でもまだどのくらいかかるのかわからないのがもどかしい。

 もう警戒区域内は居住に向かないので全部国で買い上げて東電の土地にしてもらって瓦礫や汚染土の処理場にする。住民は代替えの土地に移る。残酷ですけど「それしかありません」って言われればごねたって仕方ないもの。従いますよ。きれいごと並べてないで政府が早く指針を示してくれないと。

 復興なんて出来ません。