余震が未だに続いていて、東海などの断層も心配です。地震計よりも先に震度を図れるくらいに精巧な体感になってしまいました。
でもずっと揺れているというか二日酔いというか病院で相談したら「地震酔い」なんだって。へえ、これがあの有名な。しかもPTSDにもなっているとか。とにかくサイレンやパトカーとかあの音がダメ。テレビで被災地の映像が流れるのもダメ。地震も慣れてきてしまっていてあまり騒がないのですがフラッシュバックというのかな、あるとき突然思い出しパニックになるんです。これはなった人じゃないとわからないかも。
しかもですね、自分難聴で左側でしか聞き取れなかったのが両方ダメになりました。まだ中程度難聴なのですが、右側の耳にあう(というか使える?)補聴器が今までなかったのです。で、手術で内耳にコイルを入れてデジタルで送るという方法をとることになりまして、これがねえ音声多重放送で音が右左でずれるので大変なんです。でも生まれてこのかた片方でしか音を聞いてこなかったので斬新ですね。聾者の方は本当に大変だと思います。避難所でも放送が聞こえずに困ったとか警告の放送が聞こえないで困っているだろうなとメールを送ってあげたら大層喜んでくれましたが、実際電車などが止まっても放送が聞こえないので困る。病院でも呼び出しが聞こえないから初めての病院では窓口でいちいち説明しなくてはいけない。子どもかツレが付き添いしてくれている場合はいいんですけどね。
今回の補聴器でなんとか生活が改善されれば、自分の身も守れるし迷惑もかけないかなと思って期待しているんですがちょっとまだまだ慣れない。
今まで自分の声を聴いたことが無かったのでしっかり発音しているかどうか不安だったのですが、片方だけでも聞こえていたし、伝達難聴なので音大も出たんですよ。へへ。でもストレスや発熱で全部聞こえなくなる。そうするともういらいらしてダメ。テレビも電話もいや。携帯にメール機能が付いたころから聾者の人たちの活動範囲は広がりました。必要なことはアプリに入れておける機能もスマホにあるので便利。発声もしてくれるし、英訳などの機能もあるから便利ですね。
うつ病を患って五年以上経ちますが、改善されない。布団にもぐったら出てこれない。でも家族も会社も分かってくれているので、書類さえ間に合えばと了承してくれています。参観日にも懇談会なんか無理。
だから避難所では生活できないからさくさく親戚に宅に上がりこんだんです。その後アパート暮しはまあまあ快適です。静かなアパートなので一番煩いのが我が家かしら?
家電も終了したとのピーピー音が鳴るんですねえ。びっくりしました。インターホンも以前は聞こえなくて愛犬が教えてくれていたのですが狭いアパートでは聞こえるので安心です。以前の家は広いので奥まった部屋では聞こえない。インターホンの意味ない・・・・。
サラウンド音声多重の生活に慣れるべきか、不自由を覚悟で頭痛をしない方を選ぶか。
地震酔いは治りますが、PTSDとうつ病は治らない。う~ん。