コチラは2021/09/28のBlogですが・・・参考になる追記を行いましたので、再掲載いたします。
フロントブレース装着TOPバッターは三宅氏の6型最新グラキャビ
三宅氏の6型グラキャビにフロントブレースが難なく装着できたら
フロントブレースは全型の2WDガソリン車に適合すると考える事にします。
それでは取説風味で取付ポイントを説明していく
まずはアッパーシャフトに掛かっている負荷を抜くためトーションバーナットを緩める
ボルトの寸法を記録しておけば 元の車高に戻しやすい
アンカーアームが下がってくるまで緩める
フロントフェンダー内のマッドガード(ゴム)を外す
持ってる工具によりけりですが・・・
アッパーシャフトボルトを緩めるにあたり
マッドガードを外した隙間 あるいは 上下からの作業となります。
マッドガード固定クリップはおそらく割れます。
予め新品を用意しておきましょう
純正品番 90467-08011
右側
左右のアッパーシャフトボルトを確認します。
左側 ※ナローの場合HOSEに覆われていて上からの作業は出来ません。
中央のボルトだけ抜き取り
前後のボルトは6mm厚のブレースブラケットが入る分だけ緩めます。
ところが このボルト
ネジロック剤が塗ってあり 締め付けトルクはマニュアル上19キロ
ボルトの硬さ、角度、スペースの都合で工具が入らない
工具の振り幅が無いなどで、作業者は難儀されるはずです。
工具も買いに行く必要が出てくると思います。
※ちなみにインパクトレンチなんて 全く刃が立ちません!
ボルトの頭を痛めるだけなので 使用しない方が身のためです。
と言うより工具が入らない。
【2022/06追記】
アッパーシャフトボルトをヒートガンで90~120秒程暖めるとネジロック剤が柔らかくなり
ボルトを緩めやすくなります。
アンダーカバーは勿論の事ですが
スタビフロント側も落とした方が 少しだけ体が入りやすくなります。
他にもありますが、メインで使用する工具類はこんな感じ ※延長パイプはあった方がいい
こんなタイプの長いレンチがあるとアッパーシャフトボルトが比較的回しやすい。
因みに、こちらのレンチ
チェックマンのデモ車2台と今回の作業でレンチに寿命が来たようです。はやっ! 汗
フェンダーの隙間と車体上下からアッパーシャフトボルトを緩める作業に挑みます。
6本のボルトごときに数時間掛かると思います。
途中で諦める人もいると予想します。
ここは全体重を掛けて作業する事になります。
レンチを滑らせてボルトの頭をなめてしまったり
レンチが外れて怪我をしない様に・・・ご注意を!
ボルトが緩み出す瞬間の手ごたえは ボルトがねじ切れる瞬間に似ており
あっ! やばい と思うかも知れません。
ネジロック剤が絡んでいるので、ボルトはずっと重たいですよ
前途しました様にアッパーシャフトボルトの中央のみ抜き取り
前後ボルトは6mm厚のブラケットが差し込める分だけ緩めます。
※ミスって全てのボルトを抜いてしまった場合、全部分解しませんと元に戻せなくなります。
アッパーブラケットは外側方向へ押しつつ仮固定し
パズル式プレートを真っ直ぐ差し込みます。
パズル式プレートは前後方向がありますので、マーキングしておくと良いでしょう。
本締めの際にパズルプレートに少しズレが出てきますが、前後ボルトに接触固定されていれば大丈夫です。
アッパーブラケットの仮固定が出来ましたら
サイドバーにボルト4本を仮固定します。
フロントブレースと車体側のクリアランスを確認後
全てのボルトを本締めします。
私は抜き取ったボルトのみに手持ちの破壊/脱出トルク17、高強度ネジロック剤を塗布しました。
する、しないは作業者次第で自由です。
あとは外したパーツを装着し、トーションバーナットを元の位置に戻し
再度各部の点検確認をし作業終了となります。
最後に マニュアル上では・・・
アッパーシャフトボルトの締め付けトルクは19キロとされていますが
トルクレンチが使えない場所なので
レンチにパイプなどを接続し、緩めた際のチカラ感覚と同じだけ締め付ければ良いと思います。
後日のボルト点検を容易にするためにも
各ボルトにはマーキングされておくことをお勧めいたします。
フロントブレースは
最新6型ガソリン車に問題なく装着出来ましたので
全型の2WDガソリン車に適合すると考えます。
でわっ! 抜群のコーナーリングをお楽しみください。
バッシィーとステアリングを切り込むと 『ウーーーワッ! メッサ曲がる』 と思われるハズ 笑