昭和3年(1928年)6月、下旬から雨が降らない。7月中旬、雨が降らず稲の用水が不足した。雨ごいをした。90年前の話です。
瓢湖の水も枯渇。瓢湖脇の水原八幡宮で3日3晩昼夜通して祈願の上、神主を先頭に笹神地区畑江集落の奥にある魚止の滝で祈願し、滝つぼの竜神を怒らせて雨を降らせるようにした。 10月中旬に豪雨が降ったが、日照りで川床もひび割れ水は1日に18m先へも流れなかった。
100日以上の大日照りがあった。 当然、稲の収穫量は激減だったでしょう。 農家にとって、大変な1年だったでしょう。
大日照りから2年後の昭和5年(1930年)5月13日。
瓢湖近くにあった水原尋常高等小学校の校庭で、旧水原城主・水原常陸介315年祭を執行。大勢の人たちが参加。当時としては町の一大イベントだったと、「郷土史 外城物語」に記述されている。 そして、この年の11月 浜口首相が東京駅で狙撃されました。そんな時代です。