以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

104Eg用無接点OVPリレー製作中。。。

2018-07-29 21:17:09 | 日記
改造ベース品をお預かりしてのOVPリレーの無接点化。。。





K3リレーのコイルが真っ黒??

燃えとるやんけ。。。😳


基盤のホールも炭化してハンダも落下してリレー本体も外したら木っ端微塵に分解してもうた。。。


このリレー、、、燃えるって事は外部でショートしたって訳でメインハーネスのショートが考えられますな。。。
このリレーの焦げたお姿だけでボロボロの個体に装着されていたと考えられますね。。。

この基盤の再生には新品が買える程のコストを要します。

104Egのメインハーネスが引き起こす二次災害、三次災害の一つのパターンです。

こうなる迄に色々と不調の症状が出てたと思いますけど、オーナーは「まだ大丈夫。」だと自分に言い聞かせて放置して来たクチかね。。。(笑)





火事になっても可笑しくない状況。。。

このK3リレーにヒューズは無いし大電流遮断のゲートは無い。。。

モトロニック制御の要になるこのリレーが燃えるって時点でメインハーネス等の消耗品の交換をどんだけ放置したんだって感じですな。。。

流石に今回は究極に激しい焼損のケースです。。。


キャパシティを知るのも礼儀。。。

2018-07-28 21:10:13 | 日記
自分の許容量を基準に物事を判断している寅です。

酷暑の今のシーズン、、、8月のお盆Weekを前に慌てて修理依頼の問合せを頂戴致しますが、、、

とても昨日今日壊れたとは思えない不具合の修理の相談が多いのも毎年この時期。。。

ハッキリ言って重症化している状態で修理に必要と想定される部品の数々を考慮すると相談者の希望納期にはとてもじゃないが間に合わないお話も実際に多い。。。

暑さでイカれる前に手を打った個体のユーザーさんからは電話もメールもこのシーズンに戴く事は僅少です。

ってか、昨年の暑さが和らいだ以降に抱えている不調を騙し騙し乗ってしまい、、、この酷暑のシーズンを迎えて「こりゃヤバイ〜!」と慌てるユーザーさんが多いこと多いこと。。。

今年の春に車検を迎えてその時点でキッチリ修理しときゃあイイものをユーザー車検か最速車検で取り敢えずの車検を取得して安堵の気分になってたユーザーが不調を認識して右往左往するのもこの季節。。。

車検が通れば不具合が無いと勘違いしとるユーザーが異常に多いのも笑える。。。ギャハハハハハ。

ヘタすりゃ車が燃える様な重篤な事態に陥っているにも拘らずコトの重要性を素人判断してるDIYマニアがトコトンぶっ壊した話など山程あるわ。。。(笑)

で、、、現車を持って来られて検査してみたらど偉い騒ぎの状態である事を説明しても素人の受け売り判断の中途半端な知識でウチに盾をついて安く早く治せと宣う何て話も実際に多い。。。
そういったお話にはお付き合い出来ませんのでどうぞお引取り下さい。(笑)

ウチは手間のかかる修理の入庫車が多いので少ないキャパシティの中に何台も受け入れる様な真似は致しておりません。
キャパシティを超えた受け入れをすれば当然、手が回らなくなり納期ばかりに追われて不調の元凶まで封じ込める様な検討を行う余裕もなくなる。。。
結果、ツメの甘い修理になりかねずその負担はユーザーに回る事になる。。。

特に旧車の場合、何が隠れているか判らないが故に受けた一台とじっくりと付き合って行きたいのがウチの方針だから素人の生兵法に応じる気は全くない。
よって、プロに診せる前から修理内容を簡単に考えているユーザーからの「早く。安く。」には全く合わないのが弊社です。(笑)

散々不具合を放置して乗りっ放しの車のユーザー程、約束は守らない系の身勝手な資金欠乏者が多いので相談にも乗りたくない。
昨年もそんな人が居た。。。こういう人に限って中古部品の問合せだとかDIYの為の情報をプロから¥タダで手に入れようとする愚か者なのでウチの時間と経費の無駄です。よって相手にしてません。

お金は出さない。情報はタダ。点検させておいて点検費用も支払わない。
修理入庫の約束を勝手にすっぽかす。
預かり修理を急かす。修理代金を値切る。新たな不具合が起きると業者にクレームを言う。
こんな面倒臭くてウチの円滑な業務の足枷になる客は要らない。他の依頼者の迷惑になるから。
第一に真剣に診たいとは思わない。診て貰えるもっと大きな規模の奇特な金看板にでも行けばヨイ。
その後どうなろうが俺には全く興味が無い。

だから、ウチなりに修理に要す必要な時間と費用が与えられないウチのキャパシティを超す話には受け入れ拒否も普通にありますので悪しからず。

派手に「♪はい。はい。ウチは専門店です。早く、安く、電気の修理も達人です。いらっしゃいませ〜!」と、やってる業者さんが需要に合うならソチラヘどうぞ!
その後の後始末は¥高くつきます。。。
どの様な場合でも点検見積料金はキッチリと頂戴致します。(笑)


相見積??

2018-07-24 22:35:54 | 日記
ウチの本気仕事に他社と相見積??

価格だけで物事を判断しているユーザーの仕事は致しません!

他が五万円?じゃ、うちは五十万円〜ね。やりたくねーから安い安いの業者に依頼すりゃええやん。(笑)

舐められたと思って相手にしたくないね。

第一、ブツも診ずに見積何か出来るかっちゅーの!

昨年の今頃もそんな奴が居たから断っても見積を出せの一点張り。。。

アホ過ぎて適当に50万円と言っておいた。(笑)

後は知らんよ。治ろうが治るまいが相手にする気にもならんね。

で、馬鹿の仕事の後始末?¥高いよ。(笑)

100万円と言われても新品ユニットが無いなら文句言えんばい。(笑)

更に他に持ってくならそれでヨシ。どうせ治りゃあせんから。(笑)


頑張って下さいって感じだわ。。。(笑)

酷暑を乗り切る為の負担。。。

2018-07-24 16:22:44 | 日記
熱放出量の多い毒車と夏の付き合い方を考察して早26年の寅です。。。(笑)

毒車のW126 300SEを新車から数年落ちで初めて手に入れて、真夏の外房の海水浴渋滞で水温計の針の上がり方に驚いた経験が現在のオイラの職業に繋がったとも考えられます。。。(笑)

毎年この季節になると当時、非番で行った真夏の御宿の浜辺に仰山居た水着ギャル見物も乗って来たW126が不調を抱えているのではないかと不安になって炎天下の渋滞にビビっていた時代を思い出します。。。

当時仲良くしていた東大和市の外車専門修理工場の親方に水温計の針の上がり方について相談したところ、、、「普通です。それがドイツ車です。ビビらなくて大丈夫です。高速走行中にエアコンが切れたらエバポレーターの冷やし過ぎによるエマージェンシーです。一旦エアコンを切って時間が経てば再びエアコンが入る様になります。症状が頻発する場合はエバポレーターの温度センサー不良です。多いです。」と、、、実に的確なコメントを戴き戴いたコメントの内容全てがビンゴだった時はオイラはこの親方を師匠と崇めたものです。。。

自分のW126で色々な症状に遭い、、、その度にトラブルシュートの生きた解説書の様な指導を戴き気付いたら毒車専門の世界に下足をつけてました。。。

だってこんな面白い車ねーやん!(笑)

メルセデスに手を出す前はMS135のクラウンに乗ってたけど故障はしないし夏も冬も快適。
彼女を乗せて伊豆高原辺りにドライブに行っても車に何の不安も無いが正直、、、味が無い。。。
まあ、今からすれば当時のクラウンの方が味はあったのかも知れないが、W126に乗った感触で「コレだ!」とピピッと来たのが忘れられない。。。

それからオイラの人生を懸けた毒車人生にのめり込む何てオイラも思ってなかったけどね。。。(笑)

次に手に入れたのがW126 1988y式の560SEL。。。

オイラにとって6年落ちの初560、、、ゴーロクマルだった訳でやんす。。。

前オーナーさんがバブルの超成金オーナーさんで車と書類を残して失踪してしまった車でした。。。(笑)

走行50,000kmの個体のデイーラー車。。。

この車で電装系のお勉強を沢山しましたなー。(笑)

メーターの計測原理とメーター表示の信号の計測データ取得方法、アイドル時の燃料コントロールの信号検出やKEモジュールの真理値制御やら比較演算方式等々。。。
非番等の休日に解析だの検査だのしてる日々が楽しい日々でしたわ。。。(笑)

終いにはヤ◯セも知らないエンジンのアイドル制御のシーケンス図を作成出来て現在も貴重なお宝になってますわ。。。(笑)

その後もちょっとセルシオに浮気したりもありましたが、W126の560SELのロリンザーのモノホンコンプリート車を手に入れてみたり、1991yの560SELの最終モデルフルオプションを手に入れてみたりとオイラの「好き」の中心は結局W126でしたなー。。。(笑)

その後、可笑しな宗教じみたクラブだの教祖じみた爺を崇拝する気持ち悪い連中が全盛期になった事でオイラもW126に乗ると周囲から同じ目で見られるのが嫌になって一旦手放したりナンバーを切って眠らせたりしてW126に乗る事をやめてW140 S500Lに移行してLH制御について色々とお勉強させて戴きました。(笑)

さて、どの個体達にも相応のクセや弱点があってその弱点を克服出来ないかと課題を決めて解決に持って行くプロジェクトを自分なりに考えた挙句に生まれたのがF/P無接点リレーやらOVP無接点リレーたるモノ。。。
そして、水温問題は夏の風物詩ですが、一年中の問題でもあって解決が難しい課題だと言われているところに低速電動補助ファンコントローラー何てモノを思いつき、市場にばら撒きましたな。。。(笑)

元はある毒車の仙人整備士さんが冷却水系統にトヨタの水温スイッチを挿入して水温が90℃になったら低速電動補助ファンを回すと言うシステムを提唱されましたが、このシステムは冷却水経路の改造を伴う為に工数が高くなってしまう事を課題と考え、「90℃をノーマルの電気信号で検出したい!」と検討を繰り返した結果、メーターの水温計に入る水温センサーの信号を利用して90℃を検出、、、電気信号で水温を検出してボリウムでセットした任意の水温で低速電動補助ファンを動作させると言うシステムに行き着きました。

現在のW124やW126のユーザーさんからも好評を得たウチのロングセラー商品です。(笑)

しっかし、、、W126の電気系統に限って言えば故障が出る度に面白い!

ヤ◯セ様は電気系統の不調に関してはモジュールユニットやら制御ユニットAssyの交換で解決をつけます。
不調を引き起こしたユニットの故障修理は行いません。てか、出来ません。デイーラーさんでは必要の無い処置法としてユニットの修理は視野に無いのが普通です。

ユニットが不調の原因だとした場合にユニットの何が問題の元凶になっているのかはデイーラーさんでは知る必要も無く、新品のユニットに交換してシステムが正常になれば問題の無い事だからです。

で、、、新品ユニットがナンボ?現在ではウン十万円也?!まあ、仕方が無いかもですね。


オイラは故障したユニットを分解して検査、解析する為に必要な車両全体の制御を調査した上で当該のユニットへの入出力、制御のダイアグラムを追って修理方法を確立し、ユニットの外的なアクチュエータの故障がユニット故障の要因であればユニット修理以外に必須条件である外的故障の修理を条件としていたりしました。。。

ところが、車屋馬鹿ばっかの世界では、ユニットを幾ら修理してやっても肝心なユニット故障誘引箇所を「客がお金が無いから。」というお粗末な理由で修理せず、そのまま修理完成品のユニットを接続してユニットを再び飛ばしてウチの所為にして代金を支払わない埼玉県三◯市のべ◯ツオートの低能&馬鹿さ加減にブチキレた事件から馬鹿は最初から相手にしない方針で同業者を詐欺師位に思う様にして独自の技術磨きに気合をいれました。

馬鹿とは付き合ってられないからキチンと勉強をする少数の技術者の居る工場さんだけを相手にする様にして現在に至ってます。
オイラが素人時代から費やした時間とお金によって得た技術的ノウハウとそのノウハウから生まれた製品の技術を容易く安価に提供出来るかっちゅーの!

況してや頭の悪い不良カブレの車屋に何か絶対に提供出来ませんですよーだ!(笑)

最近、雑誌やインターネットで派手に広告を打っている業者からの問い合わせが多いが、パーフェクトに断っている。。。(笑)やりたくねーから。(笑)

適当でズサンな仕事して客に地獄を見せて大儲けした挙句にウチの商品を売り込んで更に大儲けのケツの穴エステ??ウチに片棒担がせようってか?!ふざけんなよ!

何処がどんな商売してようが勝手だけど、ウチを巻き込まんで欲しいわ。。。

そんな業者から無接点リレー??絶対に売らねー。。。ってか業販?しねえ〜!

安く買い叩いて納入後に起きたポンコツ特有の症状をウチの所為にするのが関の山。。。

だから売りたくないし、客が毒車に変なイメージを抱く片棒を担ぎたくない。

勉強しないから知識も無い。だから客にキチンと説明も出来ない。終いにゃ嘘八百馬力。
客は嘘八百に乗せられて大金叩いて負のスパイラル。。。

そんな話に付き合ってられない。。。

ウチは来るもの拒まず。去る者追わず。だが、アプローチから可笑しい人には冷淡で素っ気なく終了である。

簡単に人を信用しないし、派手な看板ほど信用しない。現金前金を提示してゴネる様な奴は後でも支払いが滞る。これ常識。

専門知識を学ばない奴程、皮算用でウチの製品で大儲けの構図を描いている。

馬鹿は馬鹿なりの共通点があるから見抜き易い。(笑)

金は出さない。文句ばっか言うのが車屋馬鹿ばっかのビジネスモデルです。(笑)

だから、ウチの製品が一般業者に出回らない理由はそう言う事です。

変な言い訳ばっかする奴の仕事は信用しないのが一番ですな。。。




V12,V8...5L,6L...夏に無理して乗らんのが賢い選択。。。

2018-07-21 17:18:07 | 日記
日々尋常じゃない暑さで皆様、生きてますかー?!

炎天下で無理して洗車何かしてると、マジに死にますよー。

で、、、多い問合せの話。。。

水温が100℃を突破する?うん普通やね。。。

高速ファンが107℃で回転しても水温が下がり難い?この猛暑じゃ普通やね。。。

水温が105℃固定??この猛暑じゃ有り得ますね。。。

渋滞時にエアコンの冷えが甘くなる?そりゃ気温に比例した空気の温度でACコンデンサーを冷やしてますからな。。。

で、、、車種は何ですか??

W140??しかもS600?V12?



W124のE60?

普通やん。。。夏、、、しかもココ数年で益々酷くなっている日本の猛暑に乗っちゃあかん代表格よ。

日本車だって渋滞時にエアコンの冷えが甘くなる現象が起きるのだから、タダでさえ放出熱量が半端じゃないV12だのV8で現在の真夏の気候に晒せば水温だって高めになるだろうし、エアコンの冷えも少なからず悪くなるでしょうよ。。。

ソレが嫌なら夏に乗っちゃイカンよ。

この暑さじゃ弊社の低速電動補助ファンコントローラーで低速電動補助ファンを回しても放出熱が冷えきらず、水温は100℃超えになって当たり前。
だからって補助電動ファンを高速全開で連続運転を30分以上続ければファンモーターが過熱してモーターへのダメージリスクも高くなります。

基本は107℃まで水温が上昇した時点で高速電動ファンを回して水温を100℃以下まで下げて高速電動ファンは停止。
ところがこの猛暑で高速電動ファンが回転して冷却風を導入しても、熱くなった風をラジエーターやACコンデンサーのフィンに導入しているのだから冷却効率が良い訳がない。
ソレを証拠にラジエーター目掛けて冷水をかければ一気に水温も下がりますばい。。。

周辺気温が当時のメルセデスの設計時の想定を大きく上回っている事は明らかですな。。。
赤道に近いお国にあるW124やW140の様な暑がりなメルセデスも水温110℃は普通であるが電動補助ファン絡みの故障は頻発している様なのでこの系統の部品はメーカーもまだまだ豊富に在庫を持って供給していますな。。。つまり、暑さで壊れる事は想定済みで壊れたら治すの繰り返しだって話ですな。。。

まあ、この異常な猛暑に凄い暑がりのV12だのV8を酷使しないのが懸命ってコトです。。。

キチンと整備されたW126だって今の猛暑で水温105℃固定は普通です。。。
ファンカップリング何か劣化してたら水温は高いわ、ACコンデンサーは冷えないわで地獄の一丁目に墜ちますけどね。。。
W126のエアコンはキチンと整備されていれば寒い位効きますけどね。。。
V8でも比較的普通に乗れるのがW126です。。。
えっ?!エアコンが故障している?だったら真夏に乗るのは諦めましょう。死にますよ。
フューエルクーラー付きのタマはエアコンが故障していると燃料がパーコしまくりでマトモに乗れなかったりしますからね。。。

まあ、無理して乗らないのが賢明ですね。。。(笑)