連日の猛暑日の下、現車作業が続く寅🐯でごわす。。。






先日から格闘中のW124 300TE君。。。
クルーズコントロール不動のトラブルシュート&修理から入ってメーター裏の速度センサー不良と言う故障に行き着いて、、、先日部品待ちの間にエンジンのエアフロメーター横に装着されているポテンションメーターを交換したので排ガス検査&調整を行った。。。
で、、、本日チョイと作業場の位置を移動しようとしたら今度はアイドリングが1700rpmと異常に高い。。。
エンジンを一旦切って掛け直すも、、、今度はアイドリング700rpm前後。。。
シフトを『D』に入れてクリープで転がすとタコメーターの針は300rpm以下でエンスト寸前。。。
ボンネットを開けてエアークリーナーBOXを外してアイドルエアバルブのソケットを抜いてみるとアイドリング回転数は700rpmと安定して試しにクリープで転がしてみてもアイドリングの妙な低下は見られずほぼ平常に。。。
かと言ってコレじゃ加速時に力は無いわアイドル不調に繋がるわでよろしく無い。。。
と、まあココに来てアイドルエアバルブちゃんの寿命ってコトでオーナーさんに連絡。。。
部品手配&交換の了承を戴き、、、早速手配。。。
しかしアイドルエアバルブちゃんの部品価格の高騰には驚いた。。。
144,800円(税抜)也‼️😱
アイドルエアバルブちゃんの到着待ちってコトで本日は先日の試乗時に気になっていた速度計の指針の振れの対策。。。
速度センサー交換に併せて速度計を脱着分解してメンテナンスしておこうと言うもの。。。
速度計の指針振れは速度計ワイヤーが原因の時もあるが当該の現車には比較的新しい速度計ワイヤーが装着されていたので速度計側に問題があると見た。。。

まあ、150,000kmも走ればね。。。

速度計を摘出して分解。。。


やはりワイヤーから伝達された動力で駆動される速度計内部のグリスが乾燥してパサパサになってましたとさ。。。😙
一旦速度計構成部品を分解して洗浄して磨く磨く磨く。。。新たにグリスアップして再組立。。。

速度センサーを交換して。。。

メーター照度調整ボリューム(レオスタッド)の高温半田接続部分も劣化していたので旧い半田を吸引して接触部分を磨いて再半田。。。
コレで一番指針振れを起こした40km/h〜60km/h間も安定して速度指針する筈。
試しに机上で駆動力を入れて回転試験したが安定してスムーズな指針となった。
クルーズコントロールも約40km/h以上からの動作条件となるが速度計の駆動が安定しないと速度センサーが読み違いをする可能性も高いので今回は念には念を入れて手入れをしておいた。
又、車検時の速度計試験でも余りに大きく指針振れを起こしていると車検アウトの場合もあるので予め予防整備と言う事も視野に入れておくと良いですね。。。
さてと、、、後はアイドルエアバルブちゃんの到着待ち。。。
本日は定休日なので午後はゆっくりします。。。