W124用NEWブレードヒューズBOXの調達材料が一気に納入されて日々組立作業に追われている寅です。
お陰様でヒューズBOXも大人気商品となりつつあり数々のお問合せも日々増加中であります。
楽天市場の弊社ページも去る11月21日にひっそりと開店(笑)し、弊社の常連様より「見つけたぞ〜!」のお声を戴く様になりました。。。バレちゃあ仕方がない。。。(笑)
楽天市場で「W124 ヒューズ」で検索クリック!(笑)
少しずつ掲載商品も増えて行く予定ですが只今HPを弄ってる余裕が消えてますので気長にお待ち下さいませ。(笑)
さて、ウチのヒューズBOXの材料への拘りは以前本ブログでお話させて戴きましたが、、、製造工程での譲れない手間については公開していなかったのでココでちょっとお話を。。。
ヒューズBOXの組立には大まかに筐体二部品、端子台八台、ヒューズホルダー24ケ、ヒューズホルダー端子48ケ、配線用シリコンコードを用いています。
このヒューズBOXの製作工程で一番手間の掛かる作業がヒューズホルダー端子〜端子台間の配線作業です。
配線用シリコンコードの被覆を剥いてヒューズホルダー端子に圧着カシメと言う単純作業がヒューズBOX 1台当たり48本分あります。
ヒューズBOXと言う部品の性格上、この部分には車両の電装の大元での安全装置になる部分です。
この部分が通常使用において過熱したり溶解したり何て事が発生していたのでは安全装置としてのヒューズBOXの存在に疑問を感じてしまいます。
電装トラブルによる車両火災の八割は電装ユニットの接触不良による火花の発生や接触しているべき通電点の微妙な隙間による抵抗発生が主原因となる過熱発火と言われています。
よって、30年前のヨーロッパの技術では通電材料の材質や端子加工の技術力が未熟で通電部品の接触抵抗が高く、接触抵抗を減らして過熱発火のリスクを軽減する為に配線同士の接続に強力なカシメやラグ端子接続のネジを高トルクで締める、ソケットの接触部をφ4.95のオス端子をφ4.96のメス端子に挿入してガチガチの接触面積を稼いで克つグラグラにならない方策にて車両火災防止対策を講じていました。。。
が、、、通電材料の技術力はJAPANに敵わず、当時のドイツでは銅材料同士を高圧力で接触させる方式の接続方法が一般的でしたが、、、銅材料の経年劣化による酸化は避けられず、、、端子台やソケットでの接触抵抗は経年によって進み、、、W124の純正ヒューズBOXの様な溶解現象が発生するなどいつ燃えてもおかしくない状況に陥っているのが現実です。
既に30年前のJAPANではソケット材料の技術力も高く、端子の形状や端子同士の接触部に銀メッキの技術を採用するなど接触抵抗の著しい増加を防止する技術が多く採用されていました。
よって、W124の時代と同じ世代のJAPAN製自動車の電装と比較してもJAPAN製は配線類の接続技術は格段に安心出来る技術力であり30年を経た現代でも電気的接続にあってはメンテナンスフリーである事が証明されています。
以上の事からW124の弱点の一つとも言えるヒューズBOXにJAPANの技術を入れるのであれば材質に拘るのは当然として配線の全ての箇所で経年劣化などによる接触不良を絶対に起こしてはならない事を前提として考慮した結果、当社が出した結論がコレ↓です。
シリコン線の芯線とヒューズホルダー端子との圧着カシメ部分に更にハンダを浸透させて万が一にカシメが緩くなってもハンダによる接続によって接触不良が発生しないと言う効果を約束した方策です。
とても小さな部分ですがヒューズBOX一台当たり48本全てのヒューズホルダー端子に関して圧着カシメ部分のハンダ揚げはマストとする事によってヒューズBOX本来の安全性確保と通電効率の向上を狙っています。
通電させる部分全ての構成部品の全てに抵抗率の低い材料を選定し、接続には車載用ハンダを採用。
車台側のラグ端子との接続にあってはクロームメッキ端子接続ネジによって接触不良や電圧降下の少ない接続条件としています。
余談ですがカー用品店などで売られている多くの自動車電気用品は大陸製の格安品が多いですが、配線材料、ハンダの何れを取っても品質が悪く長期の使用には耐えられない様なモノが殆どですが酷いものはカシメをいい加減に行い芯線がグラグラの状態であったり大陸の超低品質丸出しな商品が多いです。
弊社は微力ながら外注さんに無茶苦茶を言って構成部品の精度や強度、電気的効率の全てに高いレベルを求めてこのヒューズBOXを生み出しました。
そして、組立の段階でも一切の妥協を許さない姿勢で地味な工程を重視して行う事でユーザーさんへの安心感を提供する姿勢で製品製作にあたっております。
「たかがヒューズBOX」と侮るコトなかれ。。。
車の電気の分配の中核でっせ!
このヒューズBOXを装着した方々から「確実に電気の効率が向上した。」と言うお言葉も戴いております。
エンジンの始動性の向上。ヘッドライトが明るくなった。パワーウインドウの動作が少し早くなった。等々、、、ウチを厚意にして下さる業者さんも大喜びでした。。。(笑)
さて、、、今日もムチャムチャ高コストな仕事しよ。。。(笑)
お陰様でヒューズBOXも大人気商品となりつつあり数々のお問合せも日々増加中であります。
楽天市場の弊社ページも去る11月21日にひっそりと開店(笑)し、弊社の常連様より「見つけたぞ〜!」のお声を戴く様になりました。。。バレちゃあ仕方がない。。。(笑)
楽天市場で「W124 ヒューズ」で検索クリック!(笑)
少しずつ掲載商品も増えて行く予定ですが只今HPを弄ってる余裕が消えてますので気長にお待ち下さいませ。(笑)
さて、ウチのヒューズBOXの材料への拘りは以前本ブログでお話させて戴きましたが、、、製造工程での譲れない手間については公開していなかったのでココでちょっとお話を。。。
ヒューズBOXの組立には大まかに筐体二部品、端子台八台、ヒューズホルダー24ケ、ヒューズホルダー端子48ケ、配線用シリコンコードを用いています。
このヒューズBOXの製作工程で一番手間の掛かる作業がヒューズホルダー端子〜端子台間の配線作業です。
配線用シリコンコードの被覆を剥いてヒューズホルダー端子に圧着カシメと言う単純作業がヒューズBOX 1台当たり48本分あります。
ヒューズBOXと言う部品の性格上、この部分には車両の電装の大元での安全装置になる部分です。
この部分が通常使用において過熱したり溶解したり何て事が発生していたのでは安全装置としてのヒューズBOXの存在に疑問を感じてしまいます。
電装トラブルによる車両火災の八割は電装ユニットの接触不良による火花の発生や接触しているべき通電点の微妙な隙間による抵抗発生が主原因となる過熱発火と言われています。
よって、30年前のヨーロッパの技術では通電材料の材質や端子加工の技術力が未熟で通電部品の接触抵抗が高く、接触抵抗を減らして過熱発火のリスクを軽減する為に配線同士の接続に強力なカシメやラグ端子接続のネジを高トルクで締める、ソケットの接触部をφ4.95のオス端子をφ4.96のメス端子に挿入してガチガチの接触面積を稼いで克つグラグラにならない方策にて車両火災防止対策を講じていました。。。
が、、、通電材料の技術力はJAPANに敵わず、当時のドイツでは銅材料同士を高圧力で接触させる方式の接続方法が一般的でしたが、、、銅材料の経年劣化による酸化は避けられず、、、端子台やソケットでの接触抵抗は経年によって進み、、、W124の純正ヒューズBOXの様な溶解現象が発生するなどいつ燃えてもおかしくない状況に陥っているのが現実です。
既に30年前のJAPANではソケット材料の技術力も高く、端子の形状や端子同士の接触部に銀メッキの技術を採用するなど接触抵抗の著しい増加を防止する技術が多く採用されていました。
よって、W124の時代と同じ世代のJAPAN製自動車の電装と比較してもJAPAN製は配線類の接続技術は格段に安心出来る技術力であり30年を経た現代でも電気的接続にあってはメンテナンスフリーである事が証明されています。
以上の事からW124の弱点の一つとも言えるヒューズBOXにJAPANの技術を入れるのであれば材質に拘るのは当然として配線の全ての箇所で経年劣化などによる接触不良を絶対に起こしてはならない事を前提として考慮した結果、当社が出した結論がコレ↓です。
シリコン線の芯線とヒューズホルダー端子との圧着カシメ部分に更にハンダを浸透させて万が一にカシメが緩くなってもハンダによる接続によって接触不良が発生しないと言う効果を約束した方策です。
とても小さな部分ですがヒューズBOX一台当たり48本全てのヒューズホルダー端子に関して圧着カシメ部分のハンダ揚げはマストとする事によってヒューズBOX本来の安全性確保と通電効率の向上を狙っています。
通電させる部分全ての構成部品の全てに抵抗率の低い材料を選定し、接続には車載用ハンダを採用。
車台側のラグ端子との接続にあってはクロームメッキ端子接続ネジによって接触不良や電圧降下の少ない接続条件としています。
余談ですがカー用品店などで売られている多くの自動車電気用品は大陸製の格安品が多いですが、配線材料、ハンダの何れを取っても品質が悪く長期の使用には耐えられない様なモノが殆どですが酷いものはカシメをいい加減に行い芯線がグラグラの状態であったり大陸の超低品質丸出しな商品が多いです。
弊社は微力ながら外注さんに無茶苦茶を言って構成部品の精度や強度、電気的効率の全てに高いレベルを求めてこのヒューズBOXを生み出しました。
そして、組立の段階でも一切の妥協を許さない姿勢で地味な工程を重視して行う事でユーザーさんへの安心感を提供する姿勢で製品製作にあたっております。
「たかがヒューズBOX」と侮るコトなかれ。。。
車の電気の分配の中核でっせ!
このヒューズBOXを装着した方々から「確実に電気の効率が向上した。」と言うお言葉も戴いております。
エンジンの始動性の向上。ヘッドライトが明るくなった。パワーウインドウの動作が少し早くなった。等々、、、ウチを厚意にして下さる業者さんも大喜びでした。。。(笑)
さて、、、今日もムチャムチャ高コストな仕事しよ。。。(笑)