以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

解決しましたか。そりゃ目出度いです。

2019-03-31 12:23:39 | 日記
桜🌸咲くこのシーズンになると近所の桜並木の遊歩道を散歩しながらまったりとしたくなる寅です。

今日あたりは桜🌸の名所に多くの花見客が押し寄せているって具合でしょうな。。。

さて、前回の本ブログでお話させて戴いた粗悪オルタネーターネタについて各方面からの反響が結構御座居ました。(笑)

昨日電話で弊社に問い合わせがあった中で一番凄かったお話を紹介させて戴きます。

1992yのW124 500Eでアイドリングが妙に低く、アイドリング時に不定期な息ツキに似たシャクリが発生する症状にココ数ヶ月間悩まされ、かかりつけの工場さんでスロアク、メインハーネス、デスビ&キャップ左右、イグニッションコイル左右、EZL、ハイテンションコード、エアマス等々、、、物凄い高コストな修理を行ったが改善せず。。。
数年前に弊社でモジュールのO/Hも行なっている。。。

かかりつけの工場で診断機をかけるも問題の原因となるエラーは出ない。

で、、、前回の本ブログの記事を読んで正に当該の社外、、、ア◯バ◯ス製のオルタネーターに換装してあった為に以前装着されていた純正BOSCH製のオルタネーターをかかりつけの工場さんに持ち込んでノーマルに戻したら悩まされていた症状から一気に解放されたとの事。。。

結論は、、、ってコトだったってお話でした。。。😅

こうやってウチの話を素直に聞いて下さったユーザーさんは早い解決に至った訳です。

ウチも過去の事例と検証を基に「ダメよ❗️」と申し上げている訳なのと、コストを度外視したウチの製品に白羽の矢を立てられて根拠の無い悪評を並びたてられるのも正直迷惑だし腹が立つので諸悪の根源になったモノを根拠を以って「ダメよ❗️」とお話させて戴いたまでです。

ウチが嫌いで嫌いで仕方の無い人達が何と思おうが自由ですし、根拠の無い風評を発しても当該のオルタネーターに起因する不調の元凶は動かないのでオルタネーターをマトモなメーカー品に交換しないことにはオルタネーターが原因となる不具合の完治は有り得ないって話なので、ウチの話に聞く耳持たないならば好きにして下さいって感じですね。。。(笑)

もっと言えば「ウチは◯◯年やってんだ。そんな話はあるワケが無い。」とか無駄に長くやってる事に胡座をかいて偉そうに言ってるプライドばっか高くて不勉強で馬鹿な車屋のノータリン整備士が何と言おうが実際、自分らの才覚で問題を解決出来てねーんだからお客さんが納得するワケが無えべさ。

ウチは車屋じゃねーから(笑)馬鹿に分類された不勉強な車屋の視点とは全く違うのよ。

既にこの問題で困っているユーザーさんからの検査、検証依頼が何件かメールと電話でウチに入っています。

中にはかかりつけの工場で問題のオルタネーターを売りつけられ、換装しておいて不調が出た時点で対応をお願いしたら「車が旧いんだから仕方がない。」などと言われてサジを投げられキチンと診てくれる業者を探していたと言うユーザーさんも居た。

車屋、、、コトに中古外車屋は不良と馬鹿が大半の業界であり、真面目で勤勉な業者さんが凄く迷惑している業界である。

この世界の営業はモノの目利きも満足に出来ない、新しいモノを先ずは自分で試してから顧客に推めると言う主義の営業は非常に僅少である。

「旧車専門店」を謳い、粗悪車を小手先の誤魔化しをした挙句にとんでもない価格でユーザーに売りつけてる輩は現在でも相変わらず元気である。

腐食して劣化したベルトプーリーをサンドペーパーで磨いてシャーシブラックを吹いて終了。
¥高い納車整備費用を取っておいて腐食で強度も怪しい1個8,000円の部品を交換何かせずに納車しちまう。。。
以降、そのプーリーが破損して周囲に二次災害をもたらして修理代金をぼったくって完了である。。。

ガタガタになった個体を見映えだけ良くして「旧車専門店」で客を信用させて売りつける。
買ったお客さんは永遠にマトモに乗れない個体にズルズルとハマり、「旧車専門店」の策略にハマってそのままケツの毛をエステされて地獄の一丁目まで墜ちるのが関の山。。。

これからまたそんな個体を多く診せられるのかね。。。

毒車の購入時点から結構恐ろしいって事も頭の隅に置いとくべきですな。。。😓



安い❗️早い❗️国産❗️。。。だけど構成部品は大陸製。。。

2019-03-29 11:23:25 | 日記
そんなオチで喰らっているユーザーさんからの質問が多くてダメ出ししまくりの寅です。

ウチで加工したW124のメーターLED照明がチラつく。ブレーキを踏むと車内のイルミネーションが一瞬暗くなる。。。

500Eに至ってはアイドリング時に息ツキの様なしゃくり症状が頻発。。。

ヘッドライトを点灯していると明らかにエンジンの回転数で明るさが変わる。。。

W124の6cyモデルに至っては時折エンストする。。。

コレでウチの無接点化されたOVPやF/Pリレー何ぞ装着されていようものなら素人さんはリレーのトラブルを疑うが、ウチのリレーはそんな粗末なクオリティではなく壊れない。
ノーマルの寿命を遥かに超えた製品として市場に出している。
その裏取りの為にウチでは現品の無償検査を実施している。
現在のところ検査にてウチの無接点リレーに起因するエンストに繋がる不具合が見つかった事例は無い。

こう言った話で「じゃあ原因は何なんだよ⁉️」と、なりますが大抵は自動車の電源の供給系統に問題があります。

結論から言えば答えはオルタネーター。。。ウチでこう言った話で現車持込検査を行った結果の9.9割がオルタネーター。。。(笑)

それも社外品の「国産」を謳うオルタネーター。問題の主役はア◯バ◯ス製のオルタネーター。

構成部品は中国製。組立は日本国。だから国産。間違ってはいないけどICレギュレータも大陸モノの不作品。

ソレを証拠にアイドリング時の充電波形を測定すると15V超えの電圧が不安定に出力されている。

ある時はいきなり20V超えの電圧が一瞬出力されている。。。

同じメーカーのオルタネーター毎に出力波形を取ると電圧幅に個体差はあるが不安定出力波形と瞬間的な高電圧出力は見事に発生している。

この出力された不安定出力で20V付近の電圧を検出するとウチのOVPリレーは不正高電圧としてOVPリレーの本来の機能である緊急停止を行う。
DC12V車が15Vを超す電圧で充電が行われる何てナンセンスと言うか純正クオリティで考慮すれば明らかにお粗末だし、安定した充電を行うマトモなメーカー品では有り得ない。

よって、粗末なICレギュレータによる不安定な出力電圧によってブレたバッテリー間端子電圧がLEDをチラつかせ、電圧ばかり高くて充電能力は低いモンだからブレーキランプやヘッドライトの消費電力に追いついていないが故にブレーキに連動してイルミネーションが暗くなったり、ヘッドライトがエンジンの回転に比例して明るさが変わったりする。

オルタネーターの不安定出力は大概、こんな問題を引き起こして不具合の嵐を巻き起こす。

そしてその不具合の原因を弊社の製品やユニット修理に疑いを向けられる事も多い。
正直、ウチ的には迷惑であるが問い合わせを受けた段階でオルタネーターの換装の有無と換装済みであればオルタネーターのメーカーを確認すると十中八九はこのメーカーのオルタネーターである事が確認出来る。。。

よって、オルタネーターを純正或は信頼出来る大手メーカー製品へ換装しなければ解決しない旨を御説明差し上げる。
弊社が電機のプロであると言う事で信頼してくれているユーザーさんはココで素直に了承して下さります。
ところが「オルタネーターは新品です‼️オルタネーターが悪い訳がありません‼️」と、プロのダメ出しを跳ね除ける様な抗議にも似た反応を戴く場合もありますのでその場合は「どうぞ。御自由に。」で終了にしてます。

多くはOVPリレー使用車で「ノーマルのOVPリレーに交換したらエンストしなくなった。」と言う意見であるが、ノーマルのOVPリレーはDC33V位の過電圧が出力されないと過電圧検出を行わない。
だから当該の社外オルタネーターが出力する20V程度の不正電圧では緊急停止がかからない。
と、言う訳だからノーマルのOVPリレーが検出する不正電圧値までの過電圧が発生しない限りはノーマルのOVPリレーで緊急停止がかからないのでエンストはしない。
が、、、当該の社外オルタネーターは30V未満のトコで不安定な出力電圧を発して、時折一瞬の20V超え電圧を発生しているのだからタチが悪い。。。
OVPリレーをノーマルに戻そうが何だろうが不安定な電力供給の根本原因は解決出来ていないのだからノーマルのOVPリレーが検出出来ない不安定な電圧供給によって発生しているその他のヘッドライトの不安定な点灯やらブレーキランプ点灯時のイルミネーション減光現象などが完治する訳がない。。。

終いにはエンジンが掛かっている状態でメーターの各種警告灯がボワ〜っと点灯しだしたり。。。

ウチの結論としてオルタネーターによる問題発生の可能性が大だとするダメ出しに納得してオルタネーターをノーマルに戻す、或は信頼出来る社外品に戻した賢いお客さんはこの不調から即座に脱却。。。

それでも「オルタネーターは新品です❗️」と、言い張る系のユーザーは現実逃避モードに入り、、、
「でも、核心を突かれるのは嫌です❗️」て、具合ですな。。。(爆)

現実を噛みしめましょうよ。。。
誰かに奨められたって話であれば当該のオルタネーターがどんなモノなのか理解出来ていない上にこの製品が市場で発生させている不具合の現況を把握出来ない素人の種のお方なのでしょうから諦めましょう。

因みに国産車のチューニング屋さんでも結構問題になって取扱いをやめた業者さんも多い様です。
新しめの国産車じゃ殊更にコンピュータの電源が絡みますからねー。
キチンと全波整流が出来ていない直流電源が不安定に供給されたんじゃ制御に異常が発生するのも当たり前ですわな。。。

で、オルタネーターが原因否定派の皆様は遠回りの挙句に無駄に原因違いの部品交換に金をかけて行き詰って車を処分したりってオチになってます。。。(笑)


500EなどのGMモジュール仕様の車は当該のオルタネーターに換装した結果、アイドル回転不安定等のアイドリング不良が出まくります。
GMモジュールも波の大きい不正電圧を検出してシャットダウンを繰り返しますので不調になります。

終いには最悪のケースとしてGMモジュールが修復不能な位壊れます。。。南無妙法蓮華経。。。( ̄人 ̄)


「安物買いの銭失い。」

本日はクラッシャーなオルタネーターのお話でした。。。


酷い有り様から。。。

2019-03-24 08:12:11 | 日記
やっとイイ感じに仕上がりつつある長崎県からお越しのW126 560SEL君と日々対話中の寅です。



昨日はバッテリーからヒューズBOXへの電源ラインの新設、バッテリーからEZL&ABSユニット間のアーシングラインを新設して電源の電圧降下を抑える措置を行いました。





このレベルのお話になりますとマニアック過ぎるレベルに入りますので難しいお話は割愛させて戴きます。(最近、本ブログファンの皆様よりブログ内容がマニアック過ぎて眠くなるとの御指摘も多いもんで。。。😅)

で、、、低速電動補助ファンコントローラーの動作設定水温調整を行なっていたら、、、電動補助ファン本体から金属の擦れる高周波音がサラウンドで。。。😓



もう、間もなくファンモーターの軸受がロックして終了となる前兆ですな。。。

ってな訳でオーナーさんに確認をとって電動補助ファン×2を早速手配。。。

迅速な部品屋さんの対応で本日到着予定です。。。🤗


で、、、昨晩はこのお車に装着されていた故障品のキーレスコントロールユニットを撤去の上で新品のキーレスコントロールユニットに交換。。。

W126のドアロックポンプはトランクのスペアタイヤ近くに在るのでキーレスコントロールユニットを装着しようとするとスペアタイヤスペースの辺りが雑然となり易くスペアタイヤの取り出し時に邪魔になるだけじゃなく、見た目もよろしくないのでウチではドアロックポンプの純正配線と同時にスペアタイヤスペース右上脇のフレームからトランクルームの右脇内装を剥がしてキーレスコントロールユニットの配線をくぐらせてキーレスコントロールユニット本体をトランク右横のリアフェンダー裏側にセットします。



こうすれば配線がぐちゃぐちゃのごちゃごちゃにならず、スマートでしょ?



キーレスコントロールユニット本体の設置はこんな感じ。。。

コレでトランク右脇の内装をセットすると丁度内装の膨らみのトコに合うので内装の取付にも無理が無いです。。。🤗



さて、内装を復帰させてキーレスコントロールユニットの交換、装着は完了です。


ウチは「安く、早く」の仕事は致しませんので、ひと手間掛けて作業をする事を方針と致しております。

まあ、セキュリティやオーディオ屋さんじゃないので社外品の装着は面倒臭いし、毒車の電装修理で多忙に付き、一般的にはお受け致しておりませんがキーレスコントロールユニット程度のモノであれば今回の様に対応致しております。(笑)

だって、、、セキュリティだのオーディオだので内装を剥がしてキチンと手間を掛けてキッチリ作業しても、車を引き渡した後に「ウッドパネルに傷が付いている。」とクレームが入って現車を確認してみたら凝視しなきゃ判断がつかない程の薄傷で、セキュリティやオーディオ作業で付いた傷かどうか不明なモノだったり、元々あったウッドパネルのヒビに対して「お前のトコの作業でヒビが入った。」等々後々面倒臭いユーザーに付き合わされる時間と費用が実に勿体無いので、弊社では「やりたくない❗️」のが本音です。。。過去に色々とありましたからね❗️😖

オーディオ屋さんの相場で数万円の工賃で作業して何十万円或いは何百万円の経費の支出を強いられていたのではハッキリ言ってやる意味が無いですし、内装の傷だの割れだの「お前のトコに出すまでは無かった❗️」ってのが常套句で責めて来るのよ。
本当にウチで傷付けたモノならばゴメンナサイするけど、身に覚えの無い、、、実はウチで作業する前から存在した傷や割れをタダで何とかして金儲けを目論む輩も実に多いから、そんな話に時間を割くのも勿体無いしその分、誰も出来ないモジュール修理でもしている方がオイラ的には気が楽。。。😓

実際、素人の意味不明なクレームで閉店した個人のオーディオ屋さんを何件も知っている。。。😞

あるオーディオ屋さんは職人社長さん一人で切り盛りしてやっていたが、マンションの一階の店舗を借りて営業しているが故に月の固定費も結構デカイ。😓

其処にアチコチで相見積を取った様なユーザーが利益の出ない様な低価格でカーオーディオ装着の仕事を依頼して来る。。。それでも個人営業の規模で大きいオーディオ屋の様に仕事の密度が多い訳では無いので、仕事が無いよりマシだとそんな旨味の無い仕事にもかぶりついてしまう事になる。。。
ヘタすりゃ見積価格を値切られ、納期を急かされ何て悪条件の仕事でも請けてしまう。。。

結果、儲からない仕事を数日掛けて施工して車を渡して其処で終わらない。。。

そう、納車後に数時間或いは数日後に内外装を問わず「この傷は無かった。」攻撃の標的になるのである。。。😖

勿論、根拠の無い話を客と言う立場で「俺が言ってる事が正しいのだ❗️」と責めて来るクレーマーも実に多い。。。

この手の展開になる客は我々の間で「Dランク」と呼んでいる。
(諸説はあるがDランクの「D」はダメ、、、DAMEの「D」と言われている。。。)
つまり、利益が出ないばかりか余計な時間を費やし、金銭的にも余計な支出を強いられる白蟻客である。

クレーム内容が本当に作業者の手違いで発生したモノであれば其れは仕方が無いが、ココではクレームの責任の所在が何方という話は別にしましょうか。。。

最近増殖中の貧相な国産ユーザーに多い「早くやれ‼️金は払わない❗️」的クレーマーまがいの「Dランク」客が入れ替わり立ち替わり来られたのでは溜まったモンじゃない。。。😱

こう言った客が一人来ると、不思議とそう言った系の来店割合が増加する。。。同種誘引の法則とでも言いましょうか。。。😓

オーディオ屋に10万円支払ってクレームで50万円回収しようとする様な輩に時間を割かれ、其れが複数になれば赤字上乗せである。つまり白蟻の大増殖現象である。。。

店としちゃ作業で現車が入庫して作業スペースを占有した期間の経費も出ない。。。家賃、光熱費。。。どうすんの⁉️

お店の固定費の支払いが厳しくなり、結局は借入で固定費を賄う展開に墜ちる事になる。。。

此れはもう、資金繰りでも何でもない。。。😱

次の仕事で利益を出して借金と固定費の支払いを行なって行くしかないが、、、そうは問屋が卸さない。。。

個人の小規模商売、、、しかも開業して年数の浅いお店ですから市場の認知度も低くリスクの少ない良質なユーザーはなかなか来ない。。。
オマケに技術力などの評判も情報が少ない。。。
だから価格を安くして集客という一番やっちゃならん集客手段で貧乏人ユーザー歓迎状態になる。。。
すると、、、貧乏人客→クレーマー客への大変身を誘発する事になる。。。

この展開になると根拠の無いクレームに毅然と対応してももう遅い。。。

悪質なクレーマーが大金を貪り、回収出来なくなると今度はインターネットのSNSで始まるんだ。。。

其れが同業者の差し金で潰し目的の刺客何てのも実際にあるから車屋業界馬鹿ばっかと、言うより陰湿さでは何でもアリの嫌な業界である。。。

一般大衆向けのアレもコレもの商売をしちゃうとそのダメージは結構なモノになる。。。

Dランク客を舐めちゃいけない。。。(笑)
この系は稼ぎも少なく、その分実に暇な時間があるが故に終着駅の見えないSNSでの誹謗中傷を継続する。。。
もっと暇な輩はドサクサに紛れて無人になった店舗や事務所に不法侵入して盗みをはたらく。。。(実話)

商売を始めて日の浅い事業主はそんな展開を恐れて毅然とした対応がとれぬまま泥沼に嵌る。。。

Dランクの白蟻仕事の割合が増え、嫌な誹謗中傷が広がれば作業する側のモチベーションも下がり、、、仕事の質も落ちるのが関の山。。。だって儲からないし、借金の返済で頭が一杯になるからね。。。

この展開が続けば身入りの無い商売に固定費と借金の支払いの輪廻のバランスが保てなくなっていつしか自転車🚲を漕ぐエネルギーも枯渇して「パタン❗️」と逝ってしまう。。。

個人で独立開業したオーディオ屋さんやセキュリティ屋さんがバタバタと潰れた時の展開がこんな具合である。。。

実際、昔お付き合いしていたオーディオ屋さんは最後に量販店やデイーラーの営業マンの小遣い稼ぎ仕事に付き合わされ、、、結構な勢いでパンクして行方不明になってしまった。。。😱

オイラ的には同業者が氾濫して価格競争をして客取り合戦をしている様な仕事には関わりたくも無いし、此方の提示する価格に値切りをする様なユーザーと話をしたいとも思わない。(笑)

現車持ち込みで納期をやたらに煽るユーザーの仕事などロクな展開にはならない。

じっくりと取り組めない仕事など危なくてやりとうないですわ❗️😡

ウチに「A社は◯円でやると言っている。」何てセリフは「そちらへどうぞ❗️」で終了です。

最近、何を勘違いしてかそんな意味不明な問合せが結構来てますが全てスルー或は門前払いしてます。

その他、「W124用ブレードヒューズBOXを直ぐに納入してよ❗️」何てお話にも聞く耳持たずで横向いてます。。。


さて、お話が逸れましたが本日からこのW126君のオルタネーター交換と電動補助ファン交換で工場に入庫です。。。

漸く完了の兆しが見えて来たかな。。。🤗





旧車は生き物かもです。。。

2019-03-23 10:09:55 | 日記
昨日、W126 560SEL君のライトコントロールユニットを点検、メンテナンスしようと一旦スモールランプを点灯させたらそれまで何の問題も無かったランプ類の点灯だったのにいきなり球切警告灯が。。。😓



原因を調べたらライトコントロールユニットから右前スモールランプに電圧が出力されていませんでした。。。😱

触ろうとしたらいきなり故障して不具合をアピールしてくれたって事はW126君に信頼されたのかと何か嬉しい気分になっている寅です。。。😂

で、、、ユニットの早速分解点検からスタート。



先ずは基盤を目視してハンダの酸化や割れをチェックです。。。

が、、、1.6倍のハズキルーペをもってしてもハンダ割れ箇所が判断し難い。。。😱

で、、、直接不具合が出ているライトコントロールユニットの右前スモールランプの回路をチェック。。。

前方出力7番端子が右前のスモールランプのプラス側電源になる。。。



このハンダ接合部をグリグリやったら7番端子のハンダが動いた。。。つまり割れている。。。

テスターで導通試験をするも、基盤グリグリ攻撃で導通したりしなかったり、、、原因は完全にココ。。。

此れで不具合箇所がハッキリしたのでこの先長い目で見たら不具合が発生する可能性の高いその他の箇所が多いので、、、基盤脱着フルO/Hを施工しました。。。
もう、このユニットはW124,W126共通で新品がメーカー供給終了なので現品修理しか方法が無いですからね。。。😱



この分解、、、よっぽど繊細にやらないと風化途上の基盤が真っ二つに割れちゃいますので素人さんは手出しされないのが無難です。。。😒

個人の興味で分解されるのであれば修復不可能まで壊す事を念頭に入れて自己責任でお願い致します。
弊社ではユニット類の分解については一切御協力致しませんし、素人さんの後始末につきましては割高なコストを要します事を予め御理解下さいませ。
「お金が無いからDIY」は本末転倒な結果を招く事が多いです。そのリスクを御理解の上で手出しするべきです。


さて、、、ライトコントロールユニットの基盤のO/Hを完了させたらウインカー、ホーン&ワイパーコントロールリレーも劣化が怖いので同時に分解点検と実装部品の交換です。



1990年当時の新車装着モノですね。。。

現在ではメーカー改良品番が市場に流通しておりますが、リレー本体さえ生きていれば旧品番のリレーでもメンテナンスで末永く使用が可能です。🤗

と、言うわけで本日はこのユニットを車台に戻して次の作業に入ります。。。




制御はバランスですたい。。。

2019-03-22 13:03:59 | 日記
本日から長崎県から入庫中のW126 560SELの電装系メンテナンスの仕上げ作業に入った寅です。

入庫時には素人以下の誤魔化し配線やら変な改造、、、意味不明なメーター等々でさんざん苦しめられましたが、一件一件問題解決を図りやっと正常な状態に近付ける事が出来ました。(笑)

本日は昨日O/HしたLHモジュール、アイドルコントロールモジュール、クライメートコントロールパネルの三点を現車に戻して現車テストを行いました。



此れがLHモジュール。



此れがアイドルコントロールモジュール。



クライメートコントロールパネルは取り敢えず仮装着。(笑)

で、、、エンジン始動。。。



冷間時始動でちょっと点火が重いかなとも感じましたけど、直ぐにアイドルアップして通常のアイドリングに入ったらモジュールO/H前にあったアイドリング時のブレも殆ど解消して実にスムーズなアイドリングになりました。。。

次に内装を組み立てて試乗。。。

KEジェトロはアイドリング時に電気による制御がメインですが、走り出してもフューエルデスビ横のEHAは作用してますので加速時にもEHAの動作が少なからず影響するのでKEモジュールやアイドルコントロールモジュールからの正常な信号が必須条件になります。

信号停止〜発進加速も実にスムーズでやっと560らしくなって参りました。(笑)

後は点火系統の電源かな。。。


此れにて予定していたエンジンが絡む制御モジュール類の修復メンテナンスは完了致しましたのでお次のステージに入ります。

先ずは弊社オリジナル品の低速補助電動ファンコントローラーの装着。次にワイパー&ウインカーコンビネーションリレーとライトコントロールユニットの予防点検修理。
その後に社外キーレスコントロールユニットの装着。。。

最終で、ABSユニットとEZLユニットのアースを増設。当社のW126用DENSO製SCオルタネーターへの換装と弊社製オルタネーターケーブルへの交換を施工して全てのメニューが完了です。。。