以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

ブラックボックスは黒い黒い闇の箱❓❓

2023-09-22 11:31:00 | 日記
数年前にウチでHFMモジュールの修理を施工したW124 104エンジンのユーザーさんから久々の電話。。。

あの時はイグナイターが飛んでパワトラと同時交換やったね〜。。。で、、、今回は❓❓

ところが、、、詳細を聞けば修復後暫く経ってまた不調になって修理屋さんにトラブルシュートを依頼したら『ドエルアングガゲンカイチニキテイル』と、イグニッションコイルのミスファイヤを示すエラーが診断機によって確認されたと言う。。。

ほんでもってイグニッションコイルを外してみたら三個の内一個が割れていたと言うから絶縁不良によるイグニッションコイルのショートによってHFMのパワトラとイグナイターをぶっ飛ばしたと言うお話やね。。。😣

パワトラとイグナイターは品薄で高額部品になってますわ。。。御愁傷様どす。。。🙏



☆画像はイメージです。


で、、、本題はココから。。。😆

現車を入庫させた修理工場さんがHFMモジュールの点検修理依頼をした業者。。。

どうやら九州の派手に集客を図っている金看板業者らしい。。。
つまり、、、ウチも幾度となくココの仕事の後始末をした事のある二枚舌業者らしい。。。

その業者に言わせると『前回の修理が荒くて酷い。此れはICが駄目だから交換になる。』とか抜かしちゃってるらしい。。。🤣

ツッコミどころ満載のコメントに寅🐯は大爆笑して腸捻転を起こすトコやった。。。

今回の故障もドエルアングルに絡むイグナイター故障やろ❓

先ず、そのCP修理屋さん。。。故障に至った原因をキチンと理解しとるんかいな❓🤣

点火系統の故障だって事も判ってないんと違う❓❓

それよりも症状すら聞いてないんと違う❓❓🤣

ところでIC交換って何処の何のICよ❓

点火系統にICって言えばクラポジの信号を読み取ってイグナイターに出力しているICがあるけど其れが壊れてた❓聞いた事ないわ。。。

何故ならばイグニッションコイルの一次側、二次側の絶縁破壊によるショートで発生した過大電流はHFMモジュールのパワトラを突き抜けてイグナイターに侵入してイグナイター回路を焼損させるが、この時点でイグナイターのアースラインを断線させるので過大電流はイグナイターで止まる筈である。。。

素人相手にブラックボックスの中身もよく理解出来ていないCP修理屋が故障に至ったプロセスもロクに説明出来ずにテキトーな事言って結局は治せないってパターンかいな。。。
ユーザーが交換した部品の返却を求めると『それは出来ない。』と意味不明な回答。😤

交換したなら外した部品が発生するでしょうよ。何故に返却出来ないかね❓❓

モジュール修理はブラックボックス修理な上に闇夜に紛れた暗黒修理をする業者の心苦しい言い訳が横行していると聞く。。。くわばらくわばら。。。😱



知らないって怖い〜😱

2023-09-20 15:47:00 | 日記
最近、、、中古車屋で購入した個体を『分からないから。』と言う形でユーザーさんより当社に点検依頼を戴く事が多い。。。




☆画像と本文は関係御座居ません。


ほんでもって真剣に個体を試乗したりすると非常に恐ろしい事実が判明したりする。。。

中でも走らなきゃ判らない部分について非常に多いのがブレーキの不良である。

メルセデスのブレーキは旧世代であったって日本車のブレーキとは違ってカチッと効く筈なのだが、、、ペダルの踏み代が殆ど無くて思いっきりペダルを踏んでも止まらない。。。😱

ユーザーは勿論、購入した中古車店に文句を言うと中古車店は『外車はこんなモンですよ。』と取り合わない。。。😡

こんなんじゃ事故に繋がりかねない重要保安部分の故障も中古車店は自店の利益と天秤に掛けて逃げ続けるケースを多く聞く。。。

多くはマスターシリンダーが抜けて倍力装置として機能していないケースが殆どだが、中古車店の丁稚奉公の小僧ならともかく、車屋の業界に下足をつけて何十年もやっている販売者が人の命にも関わる瑕疵をスルーするとあっちゃ穏やかじゃない。。。

車として『走る曲がる止まる』の基本的な部分だけはキチンとして欲しいと思うのが老婆心であるが、保証付販売であっても基本的な部分をカバーしていないケースも多い。。。
結局は『旧車は儲かる。』と皮算用で仕入れた個体を現状販売で仕入値に大きく利潤を乗せて売りっ放しが一番理想的だと言う話に堕ちる。。。😱
それが販売利益獲得の為に『納車整備費用』と言う名目で費用を回収するから可笑しな事になるんだわな。。。😣
納車引渡し後に『ブレーキの不良』を販売店に申し立てても『納車引渡し前はキチンと止まってた。』と眉唾物の言い訳をされてスルーされるのが関の山やねん。。。

30年選手の毒車が完璧なコンデイションで中古車店に並んでいるとは絶対に思えないし、専門店並の抜け目の無い相応の整備を受けているタマならば相応のプライスタグが着けられている筈やねん。😎
恐らく多くのユーザーさんは中古車店で試乗もして決めたと言うプロセスなのだろうが、幾ら30年選手の毒車であったって正常ならばブレーキペダルが深い訳が無いし、ATからガツンガツンショックが来る訳が無い。兎に角、現在中古車店に並んでいる毒車のタマに購入してそのまま無事に乗れるタマ何ぞ無いと考えるべし。
中古車店の多くは中古車オークションでタマを仕入れているが、オークションに飛んでるタマと言うのは当然出品者が居る訳である。
中には何らかの理由で出品者が店頭で販売出来ないタマも多く転がっているし、前ユーザーが修理修理で修理代でパンクして手放したタマも多くあります。
それを極力予算を抑えて商品車っぽく仕上げて利潤を大きく載せて現状販売で後腐れ無く売れれば万々歳と考える中古車屋がそんなタマに手出しして博打を打つ訳である。

中古車店側としては販売後にどんな不具合が出ても惚けてスルーして逃げ切れればWin。。。

つまり、毒車を購入すると言う事は中古車店の手厚い保証何ぞ皆無だと認識してあくまでもベース車を購入して、購入後にマトモに乗れる様に専門店でメンテナンスを受けるに必要な予算を準備しておくと言うのが賢明な判断だと言う事になる。
まあ、その固体の新車時の車両価格位は最低でも準備しておくべきですな。。。

仮にユーザーが中古車店をゴリゴリに押して保証修理を強引に請けさせた場合にはロクな修理を受けて帰って来ないと覚悟しましょうね。。。😱


致しません。。。

2023-09-20 10:56:00 | 日記
現在繁茂期な故、毎日色々なお問合せを戴いております。。。

寅🐯の個人所有車を洗車しとる暇も無い。。。😅

そんな中、、、此方の領域に土足で入り込んでおいて図々しい問合せもある。。。

『お宅のブログを見てモジュールのO/Hをやってみたが基盤のパターンが剥がれてグシャグシャになってしまった。どうにもならないので修復してくれないか❓』

致しません‼️

『お前があんなブログを公開するからいとも簡単に出来る様に思えるじゃないか❗️責任取れよ❗️』

誰も仕事の手順を公開しとらんぜよ。。。🤣

DIYは自己責任やで。。。責任転嫁もええところやわ。。。


☆画像と本文は関係御座居ません。


それに作業に関する記事にゃあ『素人さんにはお薦めしません。』と追記しとるやん。。。

それにこんな類の依頼を要求して来る輩に限って修理代金を支払う気なんざ毛頭無い。。。

『補修不可の可能性もありますけど分解見積してみないと判断出来ません。尚、分解見積料金が別途掛かります。』と、此方が刺すとあからさまなのは大声で罵声を浴びせて来るモラハラ系である。

そんな時は『仰る意味が判りません。貴殿が勝手にやらかした分解修理の尻拭きを請負う気は全く御座居ません。それにアンタ❗️人にモノを頼む態度やないね‼️俺はテコでも動かんよ‼️』

こんな輩に限って高圧的攻撃が意味が無いと分かると過去の栄光の自慢話と持論で論破しようとする。。。身も心も貧乏人の典型の特徴である。。。(暇な貧乏団塊爺に多いです。)

この時点で相手にするのも煩わしいので一方的に話を切り上げて電話を切る。。。😎

貧乏人は自己中で隙あらば自分の浅はかな計画で相手をコントロールしようとするが基本IQが低い上に思考能力が低いので失敗する様になっている。🤣
自分のやっている事が非生産性を激上げしとる事に永遠に気付かないのであろう。。。
自分の計画が惨敗に終わると後はネットへの書込みに労力を費やす位しか頭が回らないのでいつまでも負の輪廻をグルグル🌀と回っているのである。
寅🐯はそんなモンに付き合ってる暇は無いので勝手に吠えとけって感じですけん。🤣

この後、寅🐯も相手の浅はかな計画を悟って、呆れて気が抜けて仕事が止まる。。。

コトに結構デイープな内容のモジュール修理中だったりするとメンタル面は重要である。。。

失敗は許されないし、何よりも集中力が飛んでしまう。。。😣

こんな電話が掛かって来る時は此方が手を離せない時が得てして多い。。。

よって、モジュール修理等の集中作業中の電話はほぼほぼ無視する様にしている。

此方が電話に出ないと短いインターバルでリダイヤルを繰り返す様な電話も大体はロクなモンじゃない。。。😠
悪徳セールスかクレーマーと相場は決まっている。

つまり、此方の態勢が整わない時の電話着信は無駄な電話である事が多いと割切っている。

本当に当社に用事があって御依頼を検討されていらっしゃるユーザーさんはまた時間を空けて営業時間内に問合せを戴けるものですから。。。

営業時間外の深夜、早朝にシツコク電話を鳴らす輩は自動的に着信拒否となりますので悪しからず。。。


W124のエアコンパネル修理が続きます。。。

2023-09-19 07:58:00 | 日記
今年の夏はコレがエアコンリレーに続いて多いです‼️


W124のエアコンパネル。。。つまりエアコンのコントロール部分。。。

此方も内部はマイコン基盤になっているので30年選手の劣化故障の時期が来とります。。。

温度コントロールが鈍いところから始まって、、、パネルセンターのコントロールボタンが効かなくなったり、、、エアコンが全く効かなくなったり、ヒーターが起動しなくなったり。。。
前期モデルだとエアコンコンプレッサーのクラッチが突然切れて二度と入らなくなったり。。。😱

その場凌ぎの修復方法として中古のコントロールパネルと交換と言う方策がありますが所詮は中古は中古。。。結局は短いスパンで不具合に見舞われる事になりますよ。。。

当社ではO/Hを推奨しております。

だけど、、、エアコンパネルの故障を長期に放置してしまった様な場合には修復不能なパターンもありますので念の為。。。
その場合には別料金にて弊社在庫のリビルト品での対応となります。

このO/H。。。実はオートクライメート式のパネルよりも倍以上の手間が掛かるのです。。。
何が一番手間かと言うと、、、

基盤をケースから摘出するのに基盤センターの半田を21箇所吸引せなアカンのですが、、、
この半田が毒な国のエゴハンダ。。。
結構腐食が進んでいて粘着質になっているので吸引器で一発とはいかず、、、
半田盛りを繰り返して再び吸引と言った工程を繰り返して地道に剥がして行く事になります。。。

素人さんが手出しすると基盤破損等の事態に遭遇しかねませんのでお薦め出来ません。

さて、、、今日もエアコンパネルのO/H。。。

行ってみよー‼️😆



アレもコレも色々出て来ますな。。。

2023-09-18 08:51:00 | 日記
最近、、、W124の中古車を購入してレストアを希望されるユーザーさんが増加中です。。。

多くは個体を手に入れて、後は我々専門業者に依頼すると言ったスタンスが多いのですが。。。

中にはこの30年選手の何が眠っているか分からない毒車を購入したにも拘らず、、、
国産高年式車の中古車と同じ様な販売保証を求めるユーザーも実際に居る。。。

当社に入庫させて点検によって判明した部分をピックアップして御見積差し上げると購入した中古車店に最悪怒鳴り込むと言った流れである。。。

中古車店も多くは毒車専門店では無いのでW124特有の故障や不具合、定番消耗品について熟知されていない事からユーザーに怒鳴り込まれても寝耳に水である事が実に多い。。。

特に毒車は消耗品の類が実に多いので中古車販売業者にとっても何処まで面倒見たら良いのかボーダーラインが決められないと言う現実がある。

☆画像と本文は関係御座居ません。

30年選手の個体、、、況してや何処に爆弾💣が眠っているかも不明な毒車に保証付き販売などリスクが高いし博打にもならん。。。

それでもどんなに旧い車を購入しようが販売保証を求めて来るユーザーは必ず居る。。。

それも販売時の契約が『現状販売』にも関わらずだ。。。

『買って直ぐなんだから‼️』を武器に中古車店に捩じ込むユーザー。。。

おいおい。。。『現状販売』とは現車の引渡しを受けて数メートル走っただけで故障しても販売者側に責は無いよって話でっせ。。。

勿論、そんな折衝は日常茶飯事の中古車屋さん。。。

30年前の毒車の蟻地獄にもなりかねん個体のクレームを受け入れなければならない。。。

で、、、中古車店側は『面倒見ます。』と一旦現車を回収して整備業者に出すが多くの入庫先は『専門店』では無い。。。ヘタすると毒車固有の知識も伴わない民間車検場だったりする。。。
点検の結果、消耗品の問題だったりすると純正部品は一切使わず格安社外品で賄うのが常である。。。そりゃそうだ。クレーム修理に経費は掛けられんわな。。。😓
怖いのはオイル漏れの類の修理やねん。。。
Oリングやパッキン交換をキチンと行ってくれれば何も問題は無いが、、、漏れ箇所を洗って液体シールをテンコ盛り何て常套手段からタペットカバー等に至っては規定トルク以上のトルクでガンガン増し締めして『はい❗️完了‼️』ってのも実際にある。。。
酷いのはオイル漏れ箇所をパーツクリーナーで洗って終了ってのもあったな。。。

で、、、そんな経費節減の憂えき目に遭遇した現車が再びオーナーの元へ戻る。。。
オーナーはクレーム該当箇所の修復は完全に治ったと思い込んでますわな。。。そりゃ当然。😅

その後に再びウチに何らかの点検修理、改良で入庫してオーナーからクレーム該当箇所の修理について話を聞きますわ。。。
その部分について目視確認をすると、、、確かに部品交換はしてあるが我々毒車専門業者間では有名な格安社外粗悪品メーカーのモノに化けていたり。。。
すると、、、クレーム該当の他の箇所の修理についても疑いたくなる。。。
車台をリフトアップしなければ確認出来ない箇所についてはもっと凄い修理を受けていたりするが恐ろしくてココでは書けない。。。😱

ほんでもって、、、それから一年も経たずに再び不具合が出て前回のクレーム修理から半年以上が経過している事からユーザーは実費修理を余儀無くされる。。。

クレーム修理で交換された格安粗悪社外部品も再び交換対象となって結局はユーザーの負担となると言う構図。。。

旧い車を手に入れると言う事は購入後にお金が掛かると言う事なのだが、納車後に時間が経ってないからと言って販売店に負担させようと言う思考は時間も掛かる上にそう言ったリスクもはらんでいると言うお話です。
それが嫌なら高年式の国産車にでも乗り換えた方が宜しいでしょうな。。。