以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

毒車でありがちな展開。。。

2023-07-23 13:36:00 | 日記
関東地方も梅雨明けしていよいよ酷暑の夏がやって参りました。。。

酷暑の下、大汗💦をかきながら業務に勤んでいる寅🐯です。。。

本日は車検で預り、車検完了して納車予定のW124 260E君にダダをこねられて嵌ってます。。。

車検整備と試乗でガソリンを使い果たしてしまったので近所の契約G.Sで給油。。。

するとセルモーターが回らない。。。
イグニッションSWをSTART位置に幾ら回してもニッチもサッチもアームストロングで全くのサイレント。。。


シフトポジションSWは直近で交換済みなので今回はスターター本体かスターターリレーと言った相場な様やねん。。。😫

取り敢えずJAFのレッカーを呼んで引っ張る算段なのだが、、、本日はメチャクチャ混んでいるらしく2時間半待ち〜。。。

よって納車は延期に。。。
毒車あるある話。。。

これから工場に搬入して、原因追求をして、、、本日の予定はコレにて潰れました。。。

止まっているトコがセルフ式ガソリンスタンドの構内な故、車から離れる事も出来ず。。。😖
昼飯も食い逃して暑さで疲労は増して来るし堪らん❗️

無駄に時間だけが過ぎて行く〜。。。

季節モノの発注が。。。

2023-07-20 17:39:00 | 日記
当社製の低速電動補助ファンレジスターの製作で息つく暇も無い寅🐯です。。。




殆どのオーダーはW124 後期280/320モデル向けで、、、取付ベースプレートとのセット発注。

そうするコトでDIYでもポン着けが可能です。😁

ノーマルの抵抗部分剥き出し&大量放熱仕様に比べて、当社製品については抵抗部分は全閉式で扇形のヒートシンクによる放熱効果によって雨風に晒される様な悪環境下でも高い耐久性を持つ仕様なのでノーマルとは比較にならない位の耐用寿命を誇ります。

この製品もデビュー後早15年。。。途中改良によるマイナー変更は有りましたけど毎年夏季になるとオーダーが集中する季節モノ商品です。😄

今季もオーダーが集中して来ておりますのでレジスターの在庫切れが予想されます。

レジスター本体は産業機器向けにメーカーがリリースしているモノで、産業機器メーカーさんへの供給が優先となります故、当社の発注数にも制限が御座居ます。

在庫切れとなりますと当社への次回入荷は来る9月末以降になりますので何卒御理解下さいませ。


さて、今宵のノルマはベースプレートとセットで5台。。。
何せ完全マニュファクチャの為、、、全ては寅🐯の肉球にかかっているのです。。。😅





♪振り出しに戻る〜。🤣

2023-07-18 13:05:00 | 日記
軽い気持ちとスケベ心満々で取らぬ狸の皮算用でW124 500Eに手出しする無知な中古車販売業者を嘲笑う寅🐯です。。。

昨年の暮れにタチの悪いASR/ABS警告灯⚠️&フェイルセーフと言う定番中の定番トラブルで当社に現車点検見積を寅🐯の嫌いな中古車販売業者から依頼がありました。。。
基本、一見はんお断りどすえの当社に断られる事も承知でこの中古車屋と寅🐯と共通の知人を介しての依頼。。。
まあ、ご恩と奉公の原理で診たろうとなり現車がウチに入庫。。。

症状は前述の通りだけど常にではなく何らかの拍子で症状勃発。
イグニッションOFFで再度エンジン始動で何事も無かったかの如く正気に戻る。。。

ダイアグノシス診断でフォルトコードを拾うもE-GASとGMの各モジュールに気になるフォルトコードがメモリーされていた。。。
その他、LH、ASR/ABSの各モジュールにも経年劣化特有のエラーが出とった。。。

この時点ではスロアクに関するエラーはメモリーされておらんのと定番のASRスイッチや左Fホイールセンサー等のエラーは皆無。。。

と、言う訳でこの場合の症状勃発はモジュール類のボケボケ大ボケと診断し、見積書にて見積額を提示。。。






☆画像はイメージです。


ウチ独自の歯に絹着せない過激な見積書に腰抜かしたのかそれからナシノツブテ。。。🤣
因みにオイラはその約2ヶ月後にギックリ腰やった。。。😆

で、、、その後の事は知らんけど今朝になって知人の業者から見積書のFAXが。。。

見積発行元は消してあったが、その見積書は昨年末にウチで見積した当該のモノに違いなかった。。。😆

で、、、記入してあったメッセージは『この業者の見積内容で10万円位で施工出来ませんか❓』だって。。。🤣

どうやらFAXして来た側はこの見積書の出所をご存知無いらしい。。。🤣🤣

で、、、寅🐯からの愛❤️のFAX返信。。。

『不可能です❗️ウチは概算200万円です‼️悪しからず‼️』🤣🤣🤣

するとすかさず電話が鳴る。。。電話の主はFAXの主(寅🐯の嫌いな中古車屋)である。

業者『ねえ〜社長。そんなに掛からないでしょう〜❓10万円でやってよ〜。社長しか治せないんだからさ〜。』と、猫撫で声。。。😜

どうやら当該の毒車を無謀にも業販で購入した様である。。。

寅🐯『だったら金💰出せ‼️ウチの言う金額を全額前金で出せば施工したるよ❗️』

中古車屋『お客さんが予算があるんだよ。何とかしてよ。』

寅🐯『無理‼️』

まあ〜こんな毒車の手間の掛かる修理対応、、、金看板に依頼すりゃエエやん。。。
中古車の商品車に掛ける経費を抑えて利益を大儲けしたい魂胆バリバリの話になんか乗りたくない。
30年前の毒車の修理は実際着手してからドミノ倒し式に追加が発生するのが常である。
コトに追加を始末しなけりゃあ完治は望めず中古車屋お得意の誤魔化しは通用しないのが電気系統の修理である。
追加が発生してその旨を説明しても利益優先の今話題の大きなモーターさん並の思考回路では理解出来ず追加分を支払おうとしない。
結局は追加分は手つかずになって症状が根治しない。
当たり前やわ。必要な修理をキチンと受けていないのやから。。。😫

で、、、その後にまた色々な症状が出て素人同然の中古車屋の兄ちゃんは此方にクレーム電話でなかなか煩い‼️😤
出すモノ出さないで放置になった項目を¥タダで治せなどと筋の通らん実に頭の悪い持論を並び立てて食い下がる。。。そりゃそうだ。長期在庫の上に修理経費が莫大に掛かったのでは泣きっ面に蜂🐝である。
だからと言って此方も商売。¥掛かるモノは掛かるけん。
勿論、其れを無償だの格安だので請ける謂れは無い。
元はと言えば果てしなく経費の掛かる毒車で大儲けしようなどと言うスケベ心から起きた事象やねん。
毒車がオークション何かに飛んでいるって事は何かしら要高額修理箇所を抱えているからとしか思えん。。。
其れを元来勉強嫌いで不勉強な中古車屋が手出しして深みにハマっているのだから勝手にしてよって具合で寅🐯は原則『業者からの外注お断り。』としております。。。
まあ、毒車を専門に修理されている業者さんは掛かる経費について御理解なさっていらっしゃる様ですので当社もこの限りでは御座居ませんので御理解下さいませ。

しかし、、、ウチの見積書が双六してたとはね。。。
『安くしろ❗️』は振り出しに戻るです。。。🤣


GMモジュールのO/H&無接点化。。。

2023-07-17 10:16:00 | 日記
日々お暑う御座居ます。。。

海の向こうから輸入している部品が予定通り到着せず、、、ヤキモキしている寅🐯です。。。
特にグレートブリテン🇬🇧発、ベルギー🇧🇪でトランジットの便はタダでさえ遅いのに更に遅い傾向があって、、、いつ成田に到着するか全く約束が出来ない。。。
荷物📦の追跡を行うと、、、ベルギー🇧🇪で『IN TRANSIT』のまま。。。
配送予定日を過ぎてもベルギー🇧🇪で『IN TRANSIT』のまま。。。😫

時間⌚️を守るだとか約束を守るだとかの習慣の面でアバウトなお国柄から来とるのか、それとも優雅過ぎて頭に💐花🌸でも咲いとるんか❓❓
日本🇯🇵ほどキチッキチッとはしとらんのは理解出来るが注文品の納期が平気で一ヶ月単位で遅れるのは痺れるわ。。。😫
ロシア🇷🇺の有事から余計に酷くなった気がする。。。

そんな中で此方の予定は思いっきり狂った状況。。。
去る7/13到着予定だった海外オーダー品が届かない事から、取り敢えず着手出来るモノから着手。。。

って事で、、、500EのGMモジュールのO/H&無接点化。。。

基盤上の実装部品をゴッソリと外して、、、



コントロール電源回路の耐久性UP、スイッチング回路の熱害対策、サープレッサーダイオードの規格値変更等々の当社独自のメニューでO/H。。。

LHコントロール電源リレーを撤去してスイッチングロスの少ないFETスイッチング基盤に換装します。。。

ノーマルの機械式電磁リレーはスイッチングの開閉接点の回数寿命がある為割と寿命が早いのです。。。
コトにスイッチングされる電流が5A前後と割と電力値も高いのでリレーの接点開閉時にアーク(火花)が飛ぶ場合があり、リレーの接点を酸化させる傾向にあります。
接点の酸化は電流の導通の抵抗になり、接点での電力降下の原因にもなります。
抵抗になると言う事は、電流エネルギーがエネルギー保存の法則によって抵抗で失われた分が熱に変化します。。。
つまり、電磁式リレーは接点抵抗による熱を発生させます。。。
更に電磁式リレーですからリレー動作に必要なコイルもあります。
コイルも80Ω程度の抵抗ですからコイツに制御電圧は12V。。。
150mA程度の電流が流れますので1.8W程度の電力エネルギーになります。。。

ジュールの法則に当てはめると。。。

Q(J)🟰電圧E(V)×電流I(A)×時間t(s)

仮に30分間リレーがONになったとすると、、、

12V×0.15A×60×30=3,240J

カロリー換算にすると、、、

3,240J/4.18≒775.1cal

と、言った具合ですが30分の電圧印加状態で電磁コイルから熱エネルギーが775.1cal放出されている計算になります。
GMモジュール内部にはV8モデルでは電磁リレーが3ケ入っていますから775.1cal×3ケ=2,325.3≒2.3kcalの熱エネルギーがコイルから放出され、60分では単純に4.6kcalの熱エネルギーが放出されます。

4.6kcalってどの位のエネルギー❓

常温25℃、1Lの水を沸騰させるに要するエネルギーは、、、

水の比熱4.2J/gkと定義すると、、、

水の温度は25℃、水1Lは1000g

ジュールの法則の式に当てはめて、、、

4.2×1000×(100-25)=315,000J

コレをカロリーに換算すると、、、

315,000/4.2=75,000=75kcal必要となります。

則ち、、、

4.6kcal=x(100-25)の式となる訳で、、、

x=4.6/75≒0.061=61ml

つまり約60mlの水を一時間で100℃に到達させるエネルギーと言う事になります。
牛乳瓶約1/3〜1/4の25℃の水を一時間かけて沸騰させる位の熱エネルギーと言った理論になります。。。

コレに機械式電磁リレーの接点抵抗によるon抵抗熱も加わりますのでGMモジュール内部は機械式電磁リレー部分だけでも放出熱は結構激しい事になります。。。
最悪はモジュールBOXの蓋で目玉焼🍳が出来そうな勢いですからね。。。

以上の事から当社では電磁式リレーでのスイッチングをon抵抗の低いFET(電界効果トランジスタ)による半導体スイッチング基盤に置換して無接点化への仕様変更を行っています。
無接点化にするメリットとして、、、

接点を持たないのでonーoff時のアークの発生が無い。
機械式動作が無いので電磁式リレーより遥かに長寿命。
コントロール電源入力による動作熱の発生が殆ど無い。
on抵抗の僅少なFETを使用する為にエネルギーロスも抑えられ熱害を防止。

と、まあこのメリットがGMモジュールの寿命をグンッと引き延ばしてくれますので耐久性の向上と共に『消耗品』的思考の枠から外して考えられる様になります。。。

最近に来てGMモジュールが不調と言うオーナーさんは未だ新品の供給がメーカーから有るそうなのでノーマル新品を購入するか、O/Hによる対策を選択するかじっくりとお考え下さいませ。。。


熱害が旬な季節に。。。

2023-07-11 08:40:00 | 日記
梅雨☔️明け前ですが日々お暑う御座居ます。。。

業務が繁茂期を迎えて日々多忙な寅🐯です。。。

今年も昨年にも増して問合せが多くなって参りました。。。

W124 500E/E500の『ASR⚠️警告灯』点灯によるフェイルセーフ。。。

しかも一旦イグニッションをOFFにして再始動すれば正常復帰。。。

そしてまた何処かで時と場を選ばずに突然のフェイルセーフ。。。

しかも複数の事案の中で共通するのは近い過去に定番の部品交換は施工しているって厄介なお話。。。

現車持込の上で診断機を掛けても直接フェイルセーフに繋がる様なフォルトコードが検出されない。。。

単にフェイルセーフに入った事を示すE-GASモジュールのEFPのエラー若しくはE-GAS自体の動作不良、CAN通信の断絶を示すエラーは検出される。。。

オーナーさんへの問診で『暑い日の日中に長時間アイドルさせていたら突然エンジンが停止した。直ぐに再始動しようとしたらセルは回るがエンジンが掛からない。』と言った情報を得た場合、、、GMモジュールにフォルトコードがメモリーされてれば判り易いのだがメモリーされていない場合もある。。。
中には全く的を得ないフォルトコードがメモリーされていたりして。。。
つまりメチャクチャ。。。😱

暑さで思考回路が狂ったと言う疑いが濃厚になります。。。

LH制御のW124のV8モデルはボンネット内のモジュールBOXを冷却する為にエアコンのエバポレータBOXよりダクトで冷風を取り入れ、その冷風を小さな電動モーターファンがモジュールBOXに送風しています。
この電動モーターファンは常時回転している訳ではなく、GMモジュールに内蔵の温度センサーでモジュールBOXが一定以上の温度に達するとファンを回転させる仕組みです。。。

ですが、、、新車から30年の経年のお陰でこの電動モーターファンは既に動いていないモノが殆どです。勿論、過去に交換していれば動いている可能性も高いですが。。。

電動小型モーターファンのモーターは模型等に使用されている小型DCモーターです。
DC12Vを印加すれば高回転で回ります。
DC小型モーターは消耗品です。DCモーターの内部の回転子(ローター)を回す為に回転子に巻いてあるコイルに電流を流して電磁誘導を発生させます。回転子の外周には固定磁石🧲が極性違いで二つセットされているので一方のコイルがS極の場合、固定磁石がS極だと反発。もう一方の固定磁石がN極だと誘引。。。つまりコイルは回転子の外周の固定磁石🧲と反発、誘引を繰り返して回転している訳です。。。
この回転子に電流を与える為にローター後部にコミュテーター(整流子)と言うモノが存在します。このコミュテーターにカーボンブラシを二つ接触させてコミュテーターにプラス、マイナスの電流を供給しています。
カーボンブラシがコミュテーターに接触していると言う事は回転子の回転に伴い、カーボンブラシとコミュテーターの摩擦が発生してカーボン製のブラシは磨耗する訳です。
カーボンブラシが新品のウチはカーボンブラシにテンションを掛けているスプリングによってテンションが掛かって適正にコミュテーターに接触して電流も安定して供給されます。

ところがカーボンブラシが磨耗して来るとスプリングによるテンションも弱くなってカーボンブラシとコミュテーター間の接触圧力(テンション)も低下し接触面の『浮き』が出て来ます。
するとコミュテーターへの電流供給効率も低下して、モーターのトルク、回転数共に低下が始まり末は全く回転しなくなります。。。
因みにモーターへの電流印加時にモーターに刺激を与えたら回転する様な状況は正にブラシ残量が末期の状況な場合が多いのです。。。昭和のテレビ📺の様に叩いたら映るみたいな。。。🤣

つまり、長期に渡って使用されている電動小型モーターファンのモーターはブラシ残量によって回転数も落ちている場合が多く、モジュールBOXに冷却風量が適正に供給されていない事になります。
すると、暑がりのモジュールはどんどん動作熱を上げてGMモジュールのセンサーが過熱を検知してフェイルセーフに入れて緊急停止を図りエンストさせる事になります。



又、冷却不良による過熱はLH,E-GAS,ASR/ABS,GMの各モジュールに熱害の影響をもたらし高額な修理に繋がる事も多いので御注意下さい。
折角モジュールのO/Hを受けたのに冷却ファンモーターの劣化によってまたモジュールをやっつけたのでは本末転倒なお話になりかねませんでっせ❗️

既にこの夏の入り口に来てウチでは熱暴走による不具合が複数件出ております。
そのどれもが定番の部品交換や定期メンテナンスはかかりつけの工場さんで受けてらっしゃると言う個体でしたよ。

因みに本件、、、A/Cが故障していると言うお話は論外ですので予めご了承下さいませ。。。😛