■今日の稽古
少年・少女部は進級審査稽古であった。
各取得級ごとにグループ分けをして、各級で求められる審査科目の稽古をする。
・三級(二級練習)のグループ三名(一名休み)
・四級(三級練習)のグループ三名
・五級、六級(四級、五級練習)のグループ四名
・七級取得を目指すグループ四名
・基礎練習をする子一名
今日は、基本動作の指導をメインに、それぞれ出来たグループには、指定基本動作を指導した。
合気道は、一人で稽古することは難しい武道である。
相手があって初めて技を試す事が出来る。
特に、少年・少女部では「自分だけ上手ければ良い」という発想はさせないようにしている。
武道なので、相手を制したり、相手より抜きに出なければならない部分があるが、和の武道としての合気道をまず子供達には伝えていきたいという私の指導理念から、この審査稽古においても、グループ皆でできるようになる事を目標とさせている。
で、今日の稽古で嬉しかった事。
七級取得を目指すグループ四名。
始めは、基本動作もグダグダで、約束事の動作もイマイチ覚えが悪い…
もう、1秒前に言った事を聞いていないで、同じ間違いをする。
足を大きく開くか、少し開くかだけの話なのだが、聞いていないからすっかり間違えてくれる。(まぁ、一名だったが)
そこで少し活を入れる。
「お前ら!もう少し話を聞きなさい!今言ったばかりの事をすぐに間違えるバカがいるか!緊張感がないぞ!緊張感がないと怪我の原因にもなるから、そういう時には先生は怒るぞ!それじゃぁ、今日は技は教えられないな…審査も不合格になるぞ!」
そして、こう続ける。
「皆が出来る様になるまでは、このグループは技は教えない!だから、俺は出来ているじゃなくて、皆が出来る様に、教えあいなさい!」
暫く他を見回った後に、そのグループのところに行く。
何だか、話をしながらやっているっぽい。
私が「話をしているけど大丈夫なのか?」と言うと…
一人の子が「お互いが向かい合って、できるかどうかを見て教えあっているんです!」と答えた。
なるほど、話しているように見えたのは、お互いがお互いの動きのチェックをしていたのか!
子供達にそういうチェックが出来るとは思っていなかった私は、反省と同時に、嬉しさを覚えた。
それで、実際に動きをチェックしてみる。
驚いた!!!
さっきとは打って変わってしっかり出来ているのである!
素晴らしい!
こういう相乗効果を他の審査グループでもやって欲しかったので、最後に皆の前でこの話をした。
モチベーションなのである!
子供だからこのくらいだろう…と侮ってはいけない。
キッカケを与えるのも指導員としての私の仕事だと思った。
そのキッカケをどう与えるかというのは非常に難しい作業で、日々手探りである。
でも、やる気を出した子供たちの力とは凄い!!!
今回、是非審査に挑戦して欲しいが、合格するには幾つか不安のある子が数名いる。
しかし、彼らも合格できないレベルではないのは、普段の稽古で分かっている。
ただ、真剣に技や動きを覚えようとしていないのを感じてしまう。
あれでは毎回、私に同じところを注意されるはずだ…と残念に思う事が多い。
もう少し、審査について真剣に取り組んで欲しい。
覚えたり、体で表すのが苦手な子もいるとは思うが、しかしそれでも真剣に覚えれば出来ない内容ではないと思う。
現会員には、そういう障害のある子はいないと、普段の稽古を見て確信している!
はっきり言うが、今出来ていないのは、彼らの努力不足と、私のもう少しの指導補助不足だろう。
当然、私も気合を入れる!
少年・少女達よ、君たちも審査合格に向かって集中しろよ!
(何だか、松岡修三さんみたいだな)
今回は、審査不合格者を出したくない。
そういう意味では、今日の七級練習グループのまとまりは、やはり嬉しかった!
一般部は、最近出席者が減ってしまい、凄く寂しい…
お休みの会員さん、出来るだけ稽古にも来てくださいね。
あと、新規会員募集しています!
女性会員も募集中です。(友人連れも大歓迎です!)
女性会員にこそ、単なる型稽古ではない護身合気道を学んで欲しいところです。
☆aikipanda's other sites☆
合気道S.A.戸田
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/aiki/top.htm
有限会社オフィス・ジーユーエヌ
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/
ゆう坊日記
http://officegun.blog28.fc2.com/
少年・少女部は進級審査稽古であった。
各取得級ごとにグループ分けをして、各級で求められる審査科目の稽古をする。
・三級(二級練習)のグループ三名(一名休み)
・四級(三級練習)のグループ三名
・五級、六級(四級、五級練習)のグループ四名
・七級取得を目指すグループ四名
・基礎練習をする子一名
今日は、基本動作の指導をメインに、それぞれ出来たグループには、指定基本動作を指導した。
合気道は、一人で稽古することは難しい武道である。
相手があって初めて技を試す事が出来る。
特に、少年・少女部では「自分だけ上手ければ良い」という発想はさせないようにしている。
武道なので、相手を制したり、相手より抜きに出なければならない部分があるが、和の武道としての合気道をまず子供達には伝えていきたいという私の指導理念から、この審査稽古においても、グループ皆でできるようになる事を目標とさせている。
で、今日の稽古で嬉しかった事。
七級取得を目指すグループ四名。
始めは、基本動作もグダグダで、約束事の動作もイマイチ覚えが悪い…
もう、1秒前に言った事を聞いていないで、同じ間違いをする。
足を大きく開くか、少し開くかだけの話なのだが、聞いていないからすっかり間違えてくれる。(まぁ、一名だったが)
そこで少し活を入れる。
「お前ら!もう少し話を聞きなさい!今言ったばかりの事をすぐに間違えるバカがいるか!緊張感がないぞ!緊張感がないと怪我の原因にもなるから、そういう時には先生は怒るぞ!それじゃぁ、今日は技は教えられないな…審査も不合格になるぞ!」
そして、こう続ける。
「皆が出来る様になるまでは、このグループは技は教えない!だから、俺は出来ているじゃなくて、皆が出来る様に、教えあいなさい!」
暫く他を見回った後に、そのグループのところに行く。
何だか、話をしながらやっているっぽい。
私が「話をしているけど大丈夫なのか?」と言うと…
一人の子が「お互いが向かい合って、できるかどうかを見て教えあっているんです!」と答えた。
なるほど、話しているように見えたのは、お互いがお互いの動きのチェックをしていたのか!
子供達にそういうチェックが出来るとは思っていなかった私は、反省と同時に、嬉しさを覚えた。
それで、実際に動きをチェックしてみる。
驚いた!!!
さっきとは打って変わってしっかり出来ているのである!
素晴らしい!
こういう相乗効果を他の審査グループでもやって欲しかったので、最後に皆の前でこの話をした。
モチベーションなのである!
子供だからこのくらいだろう…と侮ってはいけない。
キッカケを与えるのも指導員としての私の仕事だと思った。
そのキッカケをどう与えるかというのは非常に難しい作業で、日々手探りである。
でも、やる気を出した子供たちの力とは凄い!!!
今回、是非審査に挑戦して欲しいが、合格するには幾つか不安のある子が数名いる。
しかし、彼らも合格できないレベルではないのは、普段の稽古で分かっている。
ただ、真剣に技や動きを覚えようとしていないのを感じてしまう。
あれでは毎回、私に同じところを注意されるはずだ…と残念に思う事が多い。
もう少し、審査について真剣に取り組んで欲しい。
覚えたり、体で表すのが苦手な子もいるとは思うが、しかしそれでも真剣に覚えれば出来ない内容ではないと思う。
現会員には、そういう障害のある子はいないと、普段の稽古を見て確信している!
はっきり言うが、今出来ていないのは、彼らの努力不足と、私のもう少しの指導補助不足だろう。
当然、私も気合を入れる!
少年・少女達よ、君たちも審査合格に向かって集中しろよ!
(何だか、松岡修三さんみたいだな)
今回は、審査不合格者を出したくない。
そういう意味では、今日の七級練習グループのまとまりは、やはり嬉しかった!
一般部は、最近出席者が減ってしまい、凄く寂しい…
お休みの会員さん、出来るだけ稽古にも来てくださいね。
あと、新規会員募集しています!
女性会員も募集中です。(友人連れも大歓迎です!)
女性会員にこそ、単なる型稽古ではない護身合気道を学んで欲しいところです。
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