6/28(火)戸田道場稽古日誌。
■少年・少女部
進級審査でした!
多くの会員達が、18:00稽古開始のところ、17:30には場所を開放したので、早くに道場に来て、審査科目の稽古をしておりました。
その気持ちは凄く嬉しくて、気合も十分!!!と、私もテンションが上がってきました。
稽古前の時間なので、強制することはできませんし、時間までに間に合えばそれで問題はありません。
今までも、30分前開放稽古に来なくても、しっかり技の表現が出来て合格した子は多くいます。
そして、私も、30分前開放の稽古をしたかどうかは、審査の合否に影響を与えることは一切しておりません。
(ご家庭の事情もありますし「家庭の事情で、どうしても少し遅れてしまうんです」と入会時に聞いている会員さんもいるので…)
ただ、今回の審査において言えば、開始前30分の稽古をしたかどうかで、会員達の動きに違いが出たなぁ…という印象を受けました。
これは、30分多く稽古をして修正が出来たというのもあるかもしれませんが、そんな事より「心の準備が出来た」という事の方が与えた影響としては大きかったのではないか?と推測しています。
少し前に来て稽古をして、体も心も「これから審査をする!」という準備が整っていたのではないか…と。
二週に渡って行った審査でしたが、こんなに事前練習の差を感じたのは初めてでした。
さて、少し話は変わり…
今振り返ってみて、会員達のやる気は感じることは出来ました。
そして、技のクオリティも、そんなに悪くはなかった印象があります。
しかし、全体的に見て何か足りないというかモヤモヤしたものが残るというか……
これは何だったのかなぁ…
左右それぞれ交互に技をかけるようにと言った後、話を聞いていたのか?と聞きたくなるくらい、連続して同じ方向だけで技をかけていたり…
極めの時に気合を入れろと言っても、声が小さかったり…(というか元気?覇気?がない?)
少数でしたが、気を付け出指導されたり、礼がダラッとした印象を与えたり…
そんな事を思い出しながら…
技のクオリティというよりは、私が折に触れ注意指導している事が出来ていないという事に違和感とモヤモヤ感、そこからくる苛立ちがあったのかなぁ…と。
個々の会員達は、良くやっていたと思うし、決して悪くはない。
しかし、全体の雰囲気は、温さや緊張感の欠如があった気がします。
これは、半分は私の指導の責任もあるのでしょうね…
厳しく、高圧的&暴力的に、子ども達を押さえていく様な指導はしたくはない。
かといって、ぬる~い、楽しさをはき違えた指導もしたくはない。
私は昭和の武道教育で育ったせいか「ほめて育てる」のやり過ぎはしたくはないと思っているタイプです。
要は、コントロールする様な指導はしたくないというか、多少の大人の汚さはあったとしても(笑)、本音でいきたいというか…
(そうでないと、子ども達はじめ、対人関係的にも不誠実な気がして…だから、私は疲れるのか???)
だから、良かった時には、本気で褒めるから気持ちがいいんです
そして、子ども達には、メリハリと集中力のオンオフをコントロールできるようになって欲しい。
進級審査は、そいういうトレーニングにもなる良い機会です。
今回は、そんな思いとのズレに違和感を感じた様な気がしました。
これは、私の理想とのギャップの話だと考えると、半分は私の指導力の問題でもあり、子ども達を責めてはいけなかったのかもしれません。
実際、審査における子ども達の技のレベルは、そんなに悪いものではなかったので…
自分をフォローする訳ではないですが、雰囲気って大切というか影響力凄いんだな…と。
何となく、緊張感がない。
何となく、ミス連発。
というものの積み重ねが雰囲気を作っていく…
私も、そんな序盤の雰囲気を感じるうちに、ピリピリした緊張感を作りたくて、かなり追い込みました。
後半の子達の審査は、大変だったのではないかと思います。
まぁ、本来は最低でもあのくらいの緊張感を持って審査をしたいというのが本音です。
その裏付けとして、毎回、審査が終わり合格発表をする時に
「今回の点数でギリギリ合格の子たちは、次回はないと思った方がいい」
「本来なら不合格だが、ギリギリラインだったので、次の奮起として合格を与えている子もいる」
などと、本当に私がやりたい審査基準より甘いと直近数回ずっと言い続けてきました。
そして、今春に、ずっと道場を引っ張ってくれたS吾が辞めてしまったので、そのポストの自覚を今の一級受験者に持ってもらえたら…という期待も、厳しさに繋がってしまったのかな…なんて。
審査の合否は、まだ集計していないので分かりませんが、一級受検者二人には、今回の審査をみても、その私の期待にこたえてくれそうな片鱗が見えていて、頼もしく感じたのは本音としてありました。
そういう、嬉しいことはいっぱいあったので、昨日の「今回の審査は全体的にすごく不満だ!」と叱ってしまったのは、言い過ぎだったかな…と少し反省。
合格発表の時に、少しフォローしようかな……
(個々には、叱ってやりたい子もいましたが…www)
まぁ、色々書いてしまいましたが、皆は良く頑張った!
そして、審査に向けて、不誠実ではなかったのは伝わっています。
ただ、本番での表現はすごく大切です。
だって、護身の場で「いつもなら…」という言い訳はできませんからね。
緊張と戦い、いつものパフォーマンスを出すということが、何よりも大事と考えます。
これからも、一緒に稽古をして、心身ともに強くなっていきましょう!!!
お疲れ様でした!
それでは、彼らのがんばりを以下ご紹介です!
※動画はこちら!
※動画はこちら!
最後に、保護者の方々へ…
審査に力が入り過ぎてしまって???稽古時間が大幅に押してしまったことをこの場でも改めてお詫び申し上げます。
各家庭にもご事情がある中、延長した時間までお付合い頂き、感謝申し上げます。
私の指導も、行き届かない所もあるかと思いますが、子ども達同様、当道場を温かくお見守りいただけますと幸いです。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
■一般部
Hくん(新)と二人稽古。
まさかの偶然で、彼が遅れて参加のため、子ども達の審査と上手い具合に重ならずに済みました!
そういう意味では、私は持っているのか???(笑)
さて、稽古内容。
今回までは審査稽古ですが、Hくんも受験しないし、ここで、いつも注意される姿勢と基本動作について深掘りしてみました。
行った基本動作は、たった二つ。
・すり足動作
・回転連続動作
※動画はこちら!
※動画はこちら!
理由として「ただ立つ」「ただ歩く」の原点は、核のおき方と重心移動だと考えていて、その基礎的なトレーニングをするのであれば、以上二つをまずはしっかりやっても良いかな?と思たので。
回転重心移動も考えましたが、連続して行わせるには目が回ってしまうだろうと思ってやめました
Hくんの場合、客観的に自分の姿勢や動きを検証しようという意識が薄いので、そこを注意しました。
毎回のように同じ注意をされるのは、その意識の甘さの現れです。
あとは、先日私が参加した、代表師範の講習会で学んだことを稽古するために、Hくんにも付き合ってもらいました。
いやぁ、極められなかった…
ある状況まで崩せたら、なんとかなる場合もあるのですが、それでも師範に言わせれば、腕に力が入っていると言われてしまうんだろうなぁ……
ましてや、崩していない状態からとなると、もう何が何だか…
Hくん、ありがとう!
また、たまにこの辺りのお付合いよろしくね!
<組手>
最後は、組手(手首相撲)を行いました。
最初に、定歩で腕の押し合い(体を上手く使って相手の力を流す)で遊んでから、手首相撲を数回行いました。
・相手の力を感じるために、出来るだけ触れているようにする
・ディフェンスの際に力の源泉はどこかを理解してそこを押さえる
・運足でバタバタしない
まずは、この辺りを指導しました。
そろそろ打撃の組手もやらないとね?と思っていたので、
・基本的にどこを狙っていくものなのか?
・今まで指導した打ち方による実際の攻撃
等を指導しました。
すると、
「打撃のディフェンスをもう少し教えてくれませんか?」
と言われたので、簡単なものを伝えて、お互いにやりました。
現在の戸田道場一般部は、実質マンツーマン稽古がほとんどなので、こういった個に対しての質問や希望をもっと取り入れて行こうとも考えています。
彼には「個人レッスンを通常の月会費で出来ると思えばお得感あるだろ??」なんて冗談をかましておきました
彼も「最初は、先生と二人は緊張したけど、慣れたら二人でレッスン出来るのは贅沢なことだ」的な感想を持ってくれているようです。
そうなんですよ!
時には厳しいことも言いますし、大人でも審査においては厳しいです。(いや、子ども以上にシビアに審査します)
でも、そんない悪い奴じゃないですよ、私。wwwww
そんなに緊張感ピリピリな人間でもないので、興味のある方は、気軽にお問い合わせくださいね。
と、最後にお約束の会員募集をしたところで、締めとさせていただきます(笑)
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■少年・少女部
進級審査でした!
多くの会員達が、18:00稽古開始のところ、17:30には場所を開放したので、早くに道場に来て、審査科目の稽古をしておりました。
その気持ちは凄く嬉しくて、気合も十分!!!と、私もテンションが上がってきました。
稽古前の時間なので、強制することはできませんし、時間までに間に合えばそれで問題はありません。
今までも、30分前開放稽古に来なくても、しっかり技の表現が出来て合格した子は多くいます。
そして、私も、30分前開放の稽古をしたかどうかは、審査の合否に影響を与えることは一切しておりません。
(ご家庭の事情もありますし「家庭の事情で、どうしても少し遅れてしまうんです」と入会時に聞いている会員さんもいるので…)
ただ、今回の審査において言えば、開始前30分の稽古をしたかどうかで、会員達の動きに違いが出たなぁ…という印象を受けました。
これは、30分多く稽古をして修正が出来たというのもあるかもしれませんが、そんな事より「心の準備が出来た」という事の方が与えた影響としては大きかったのではないか?と推測しています。
少し前に来て稽古をして、体も心も「これから審査をする!」という準備が整っていたのではないか…と。
二週に渡って行った審査でしたが、こんなに事前練習の差を感じたのは初めてでした。
さて、少し話は変わり…
今振り返ってみて、会員達のやる気は感じることは出来ました。
そして、技のクオリティも、そんなに悪くはなかった印象があります。
しかし、全体的に見て何か足りないというかモヤモヤしたものが残るというか……
これは何だったのかなぁ…
左右それぞれ交互に技をかけるようにと言った後、話を聞いていたのか?と聞きたくなるくらい、連続して同じ方向だけで技をかけていたり…
極めの時に気合を入れろと言っても、声が小さかったり…(というか元気?覇気?がない?)
少数でしたが、気を付け出指導されたり、礼がダラッとした印象を与えたり…
そんな事を思い出しながら…
技のクオリティというよりは、私が折に触れ注意指導している事が出来ていないという事に違和感とモヤモヤ感、そこからくる苛立ちがあったのかなぁ…と。
個々の会員達は、良くやっていたと思うし、決して悪くはない。
しかし、全体の雰囲気は、温さや緊張感の欠如があった気がします。
これは、半分は私の指導の責任もあるのでしょうね…
厳しく、高圧的&暴力的に、子ども達を押さえていく様な指導はしたくはない。
かといって、ぬる~い、楽しさをはき違えた指導もしたくはない。
私は昭和の武道教育で育ったせいか「ほめて育てる」のやり過ぎはしたくはないと思っているタイプです。
要は、コントロールする様な指導はしたくないというか、多少の大人の汚さはあったとしても(笑)、本音でいきたいというか…
(そうでないと、子ども達はじめ、対人関係的にも不誠実な気がして…だから、私は疲れるのか???)
だから、良かった時には、本気で褒めるから気持ちがいいんです
そして、子ども達には、メリハリと集中力のオンオフをコントロールできるようになって欲しい。
進級審査は、そいういうトレーニングにもなる良い機会です。
今回は、そんな思いとのズレに違和感を感じた様な気がしました。
これは、私の理想とのギャップの話だと考えると、半分は私の指導力の問題でもあり、子ども達を責めてはいけなかったのかもしれません。
実際、審査における子ども達の技のレベルは、そんなに悪いものではなかったので…
自分をフォローする訳ではないですが、雰囲気って大切というか影響力凄いんだな…と。
何となく、緊張感がない。
何となく、ミス連発。
というものの積み重ねが雰囲気を作っていく…
私も、そんな序盤の雰囲気を感じるうちに、ピリピリした緊張感を作りたくて、かなり追い込みました。
後半の子達の審査は、大変だったのではないかと思います。
まぁ、本来は最低でもあのくらいの緊張感を持って審査をしたいというのが本音です。
その裏付けとして、毎回、審査が終わり合格発表をする時に
「今回の点数でギリギリ合格の子たちは、次回はないと思った方がいい」
「本来なら不合格だが、ギリギリラインだったので、次の奮起として合格を与えている子もいる」
などと、本当に私がやりたい審査基準より甘いと直近数回ずっと言い続けてきました。
そして、今春に、ずっと道場を引っ張ってくれたS吾が辞めてしまったので、そのポストの自覚を今の一級受験者に持ってもらえたら…という期待も、厳しさに繋がってしまったのかな…なんて。
審査の合否は、まだ集計していないので分かりませんが、一級受検者二人には、今回の審査をみても、その私の期待にこたえてくれそうな片鱗が見えていて、頼もしく感じたのは本音としてありました。
そういう、嬉しいことはいっぱいあったので、昨日の「今回の審査は全体的にすごく不満だ!」と叱ってしまったのは、言い過ぎだったかな…と少し反省。
合格発表の時に、少しフォローしようかな……
(個々には、叱ってやりたい子もいましたが…www)
まぁ、色々書いてしまいましたが、皆は良く頑張った!
そして、審査に向けて、不誠実ではなかったのは伝わっています。
ただ、本番での表現はすごく大切です。
だって、護身の場で「いつもなら…」という言い訳はできませんからね。
緊張と戦い、いつものパフォーマンスを出すということが、何よりも大事と考えます。
これからも、一緒に稽古をして、心身ともに強くなっていきましょう!!!
お疲れ様でした!
それでは、彼らのがんばりを以下ご紹介です!
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審査に力が入り過ぎてしまって???稽古時間が大幅に押してしまったことをこの場でも改めてお詫び申し上げます。
各家庭にもご事情がある中、延長した時間までお付合い頂き、感謝申し上げます。
私の指導も、行き届かない所もあるかと思いますが、子ども達同様、当道場を温かくお見守りいただけますと幸いです。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
■一般部
Hくん(新)と二人稽古。
まさかの偶然で、彼が遅れて参加のため、子ども達の審査と上手い具合に重ならずに済みました!
そういう意味では、私は持っているのか???(笑)
さて、稽古内容。
今回までは審査稽古ですが、Hくんも受験しないし、ここで、いつも注意される姿勢と基本動作について深掘りしてみました。
行った基本動作は、たった二つ。
・すり足動作
・回転連続動作
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回転重心移動も考えましたが、連続して行わせるには目が回ってしまうだろうと思ってやめました
Hくんの場合、客観的に自分の姿勢や動きを検証しようという意識が薄いので、そこを注意しました。
毎回のように同じ注意をされるのは、その意識の甘さの現れです。
あとは、先日私が参加した、代表師範の講習会で学んだことを稽古するために、Hくんにも付き合ってもらいました。
いやぁ、極められなかった…
ある状況まで崩せたら、なんとかなる場合もあるのですが、それでも師範に言わせれば、腕に力が入っていると言われてしまうんだろうなぁ……
ましてや、崩していない状態からとなると、もう何が何だか…
Hくん、ありがとう!
また、たまにこの辺りのお付合いよろしくね!
<組手>
最後は、組手(手首相撲)を行いました。
最初に、定歩で腕の押し合い(体を上手く使って相手の力を流す)で遊んでから、手首相撲を数回行いました。
・相手の力を感じるために、出来るだけ触れているようにする
・ディフェンスの際に力の源泉はどこかを理解してそこを押さえる
・運足でバタバタしない
まずは、この辺りを指導しました。
そろそろ打撃の組手もやらないとね?と思っていたので、
・基本的にどこを狙っていくものなのか?
・今まで指導した打ち方による実際の攻撃
等を指導しました。
すると、
「打撃のディフェンスをもう少し教えてくれませんか?」
と言われたので、簡単なものを伝えて、お互いにやりました。
現在の戸田道場一般部は、実質マンツーマン稽古がほとんどなので、こういった個に対しての質問や希望をもっと取り入れて行こうとも考えています。
彼には「個人レッスンを通常の月会費で出来ると思えばお得感あるだろ??」なんて冗談をかましておきました
彼も「最初は、先生と二人は緊張したけど、慣れたら二人でレッスン出来るのは贅沢なことだ」的な感想を持ってくれているようです。
そうなんですよ!
時には厳しいことも言いますし、大人でも審査においては厳しいです。(いや、子ども以上にシビアに審査します)
でも、そんない悪い奴じゃないですよ、私。wwwww
そんなに緊張感ピリピリな人間でもないので、興味のある方は、気軽にお問い合わせくださいね。
と、最後にお約束の会員募集をしたところで、締めとさせていただきます(笑)
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