亀田三兄弟+親父、私は結構好きである。
そして、応援もしている!
それを前提として、以下感想。
先日TVで亀田大毅の試合を見た。
相手は、WBA世界ライトフライ級4位のビッキー・タフミル。
結果は、3回1分18秒亀田大毅のKO勝ち。
大毅選手は、パンチ力もあるといわれているし、トレーニングも真面目にやっているだろうし、決して弱い選手ではないと思う。
しかし、試合内容を見ると何か腑に落ちない…
ボクシング好きの私ではあるが、私が心熱くしてきた時代のボクシングテクニックや試合運びではもはやないのであろうか?
見ていて違和感がある。
大毅選手が弱いという訳ではない、また、皆がすぐに言う「八百長」とも決め付けたい訳でもない。
この違和感はなんなのだろうか?その後のニュースを見たりして考えてみた。
恐らく…
まぁ、単なるボクシング好きな、ド素人の私が感じただけの違和感であるが…
相手のビッキー選手、動きに精細さがないにも程があるんではないかい?
1Rからフットワークもなく、打ち合いの距離にいるのに、殆ど打たれにいっているだけ…
大毅選手のパンチが強すぎるという考え方もある。
しかし、いくら体調不良・動きに精彩を欠いていたといっても、戦績30戦以上で無敗できた選手なんだろう?この動きはガッカリだった。
それに、階級もライトフライ級で、世界4位の選手である。
ライトフライ級って、かなり軽量級の選手だぞ!
一発狙いの選手よりは、フットワークを使ったボクシングをする選手の方が多いんでないの?
それなのに、フットワークは使わないわ、スピードはないわ、打ち合いの距離で臨むわで、「これなんなの?」と思わざるを得ない試合であったような気がする。
確かに、元々スパーフライ級の大毅選手は、ライトフライ級の選手に比べて3kg近くく重いといえる。
3kgの差はパンチ力に大きく影響を与えるので、ビッキー選手にとって、大毅選手のパンチはとてつもなく重く感じたのかもしれない…
でもなぁ…
最初からフットワークのフの字も見えなかったビッキー選手の動き。
軽量級30戦以上無敗の名に傷がつかないのだろうか?
体重をスーパーフライ級に合わせたため、動きが重くなったと言うのだろうか?
今後もこんな試合しかマッチメイクしてこないのであれば、大毅選手の実力、亀田兄弟の実力は別として、ボクシングファンが離れていってしまわないか心配である。
私も、豪快なKO勝ちを期待する者の一人ではある。
しかし、いくらプロのリングでエンターテインメント性を考慮に入れなければならないとはいえ、過剰演出&期待をすると、K-1のような末路になってしまわないか危惧している。
スター選手や話題性のあるマッチングばかりに注力されていて、選手自体の成長は二の次(?)にされているような現状のことである。
私は、選手の身体を労わり、本物の実力拮抗した選手同士の試合が見たいのである。
プロの世界である。ビジネスの世界である。
大人の事情があるだろうことは想像できるし、否定しても仕方がないと思う。
でも…
ガッツ石松・具志堅用高・渡辺二郎・ハグラー・レナード・カマチョetc.私が心を熱くした各名選手&チャンピオン達。
彼らの実力、相手の実力に偽りはなかったように見える。
ガッツ石松なんかは、後に負けてしまうが、「石の拳」ロベルト・デュランと世界ライト級チャンピオンをWBCとWBAで別っていた程の男であった。
ボクサーとしては、私の中でかなり尊敬のできる方である。
渡辺二郎の防衛戦で、世界ランカーとはいえ、明らかに実力が下の選手(勝屋選手だったと記憶している)とのタイトルマッチが決まった時に、渡辺二郎は「私が彼とやる意味があるんですか?」と明らかに相手にしていない発言をしたと言う話を聞いている。
それで、渡辺二郎は危なげなく早いラウンドでKO勝ちをしてしまった。
こういうやり取りと実力ある選手にワクワクしたものである!
亀田兄弟の実力は否定していないし、最初にも書いた通り、私は応援している側の人間である。
だからこそ、見るものをワクワクさせるようなマッチメイクとワクワクするような実力ある相手との面白くもドラマチックな試合を期待したい。
今回のような、刺青だけの動きに精彩を欠いた、何のドラマ性もワクワク感も起こらない選手を当て馬のように試合実績だけをこなす真似はして欲しくないと思った。
プロなんだから、実力に偽りなく、その他の演出で実力がより輝く見せ方をして欲しいものだ…
実力はあるのに、そういう評価をしてもらえない試合演出は、本当に選手が可哀想だと今回の試合でも感じた。
☆aikipanda's other sites☆
合気道S.A.戸田
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/aiki/top.htm
有限会社オフィス・ジーユーエヌ
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/
ゆう坊日記
http://officegun.blog28.fc2.com/
そして、応援もしている!
それを前提として、以下感想。
先日TVで亀田大毅の試合を見た。
相手は、WBA世界ライトフライ級4位のビッキー・タフミル。
結果は、3回1分18秒亀田大毅のKO勝ち。
大毅選手は、パンチ力もあるといわれているし、トレーニングも真面目にやっているだろうし、決して弱い選手ではないと思う。
しかし、試合内容を見ると何か腑に落ちない…
ボクシング好きの私ではあるが、私が心熱くしてきた時代のボクシングテクニックや試合運びではもはやないのであろうか?
見ていて違和感がある。
大毅選手が弱いという訳ではない、また、皆がすぐに言う「八百長」とも決め付けたい訳でもない。
この違和感はなんなのだろうか?その後のニュースを見たりして考えてみた。
恐らく…
まぁ、単なるボクシング好きな、ド素人の私が感じただけの違和感であるが…
相手のビッキー選手、動きに精細さがないにも程があるんではないかい?
1Rからフットワークもなく、打ち合いの距離にいるのに、殆ど打たれにいっているだけ…
大毅選手のパンチが強すぎるという考え方もある。
しかし、いくら体調不良・動きに精彩を欠いていたといっても、戦績30戦以上で無敗できた選手なんだろう?この動きはガッカリだった。
それに、階級もライトフライ級で、世界4位の選手である。
ライトフライ級って、かなり軽量級の選手だぞ!
一発狙いの選手よりは、フットワークを使ったボクシングをする選手の方が多いんでないの?
それなのに、フットワークは使わないわ、スピードはないわ、打ち合いの距離で臨むわで、「これなんなの?」と思わざるを得ない試合であったような気がする。
確かに、元々スパーフライ級の大毅選手は、ライトフライ級の選手に比べて3kg近くく重いといえる。
3kgの差はパンチ力に大きく影響を与えるので、ビッキー選手にとって、大毅選手のパンチはとてつもなく重く感じたのかもしれない…
でもなぁ…
最初からフットワークのフの字も見えなかったビッキー選手の動き。
軽量級30戦以上無敗の名に傷がつかないのだろうか?
体重をスーパーフライ級に合わせたため、動きが重くなったと言うのだろうか?
今後もこんな試合しかマッチメイクしてこないのであれば、大毅選手の実力、亀田兄弟の実力は別として、ボクシングファンが離れていってしまわないか心配である。
私も、豪快なKO勝ちを期待する者の一人ではある。
しかし、いくらプロのリングでエンターテインメント性を考慮に入れなければならないとはいえ、過剰演出&期待をすると、K-1のような末路になってしまわないか危惧している。
スター選手や話題性のあるマッチングばかりに注力されていて、選手自体の成長は二の次(?)にされているような現状のことである。
私は、選手の身体を労わり、本物の実力拮抗した選手同士の試合が見たいのである。
プロの世界である。ビジネスの世界である。
大人の事情があるだろうことは想像できるし、否定しても仕方がないと思う。
でも…
ガッツ石松・具志堅用高・渡辺二郎・ハグラー・レナード・カマチョetc.私が心を熱くした各名選手&チャンピオン達。
彼らの実力、相手の実力に偽りはなかったように見える。
ガッツ石松なんかは、後に負けてしまうが、「石の拳」ロベルト・デュランと世界ライト級チャンピオンをWBCとWBAで別っていた程の男であった。
ボクサーとしては、私の中でかなり尊敬のできる方である。
渡辺二郎の防衛戦で、世界ランカーとはいえ、明らかに実力が下の選手(勝屋選手だったと記憶している)とのタイトルマッチが決まった時に、渡辺二郎は「私が彼とやる意味があるんですか?」と明らかに相手にしていない発言をしたと言う話を聞いている。
それで、渡辺二郎は危なげなく早いラウンドでKO勝ちをしてしまった。
こういうやり取りと実力ある選手にワクワクしたものである!
亀田兄弟の実力は否定していないし、最初にも書いた通り、私は応援している側の人間である。
だからこそ、見るものをワクワクさせるようなマッチメイクとワクワクするような実力ある相手との面白くもドラマチックな試合を期待したい。
今回のような、刺青だけの動きに精彩を欠いた、何のドラマ性もワクワク感も起こらない選手を当て馬のように試合実績だけをこなす真似はして欲しくないと思った。
プロなんだから、実力に偽りなく、その他の演出で実力がより輝く見せ方をして欲しいものだ…
実力はあるのに、そういう評価をしてもらえない試合演出は、本当に選手が可哀想だと今回の試合でも感じた。
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