12月は、当団体の進級審査のある月である。
基本的には、12月の最終稽古日が審査となる。
ただ、当教室の少年・少女部においては、受験者数が多い事もあって、二週に分けて審査を行なっている。
一週目は、指定基本動作の審査。
二週目は、指定基本技の審査。
その一週目の審査を先日11日(火)に行なった。
今回は、残念な事に1名不合格者が確定してしまった。
七級・六級受験者は今週に指定基本技の審査まで行なったのだが、その際に、規定通りの動きが出来ない会員が出てしまった。
何度か教えて、やり直すチャンスを与えたのだが、それでも無理だったので、審査中止~不合格とさせてもらった。
不合格にする方も、いい気持ちではない。
それは、彼がダメだったから「いい気持ちではない」のではなく、本当は不合格にさせたくないという意味である。
日頃の稽古では、その動きが出来ていたのだから、尚更である。
しかし、当教室の悪い部分の一つに「会員の緊張感のなさ」があると思っている。
どこか他人事で、どこかボーと話を聞いていて、どこかやらされている感がある。
自分の稽古で、もっとうまくなりたいという気持ちが無いとは言わないが、足りない。
そういうところが、審査という緊張する状況に置かれた時に現れてしまう。
どうしても合格したいという気持ちが強すぎる時の緊張の表れと、先に書いた内容の緊張の現れは、全く違うし、見ればすぐに分かるものである。
最近の子供達は集中力が無いといわれているようだが、本当にそうなのかどうかは私には分からない。
ただ、当教室の会員に、集中力ないなぁ…と思わざるを得ない子が多くいる事も確かである。
先日櫻井師範とお話をしていた時に「少年少女部の子達は、同じ技のバリエーションなのに、“片手持ち”が“胸持ち”になっただけで出来なくなってしまう。だから、審査の技しか教えられない…」と嘆き半分で仰っていた。
応用が利かないというお話なのだろうけど、集中力と緊張のなさ、知識やスキルは与えてもらえるものだという感覚があるように感じる。
もっと真剣に、もっと集中して、稽古に取り組んでもらえると嬉しいのだが、私も子供の頃は「集中力が無い、落ち着きが無い」などと言われて先生や親を困らせたクチなので、大きなことは言えないかもしれない…
最後に…
当教室の審査は決して難しいものではないし、しっかり審査前の稽古をしていれば、落ちるような内容ではない。
はっきり言って、この審査で不合格をもらうと言うのは、緊張感も無く審査に臨んでしまった者だけだと思う。
緊張もあるだろうが、緊張をほぐしつつ指導して、それだけでは落とさないように心掛けているつもりだ。
はっきり言えば、審査中に私の指導が入ること自体“甘い審査”なのだ!
それでも、私を納得させなかったんだから、十分に不合格になる原因はある。
この私自身のモヤモヤ感や苛立ちは、会員さんに向いている訳ではなく、不合格にしたくなかったのにどうして…普段の稽古では出来ていただろ?という、憤りの気持ちだ。
残念ながら今回は最低でも1名の不合格者が出てしまったので、残りは全員合格を目指して、気持ちを入れ替えてもらえれば嬉しい。
今日は、数少ない読者すら無視した、私の独り言めいた内容で申し訳なく思いつつ、この辺りで以上とさせて戴きます。
☆aikipanda's other sites☆
合気道S.A.戸田
http://aikidosa-toda.com/
有限会社オフィス・ジーユーエヌ
http://officegun.co.jp/
ゆう坊日記
http://officegun.blog28.fc2.com/
基本的には、12月の最終稽古日が審査となる。
ただ、当教室の少年・少女部においては、受験者数が多い事もあって、二週に分けて審査を行なっている。
一週目は、指定基本動作の審査。
二週目は、指定基本技の審査。
その一週目の審査を先日11日(火)に行なった。
今回は、残念な事に1名不合格者が確定してしまった。
七級・六級受験者は今週に指定基本技の審査まで行なったのだが、その際に、規定通りの動きが出来ない会員が出てしまった。
何度か教えて、やり直すチャンスを与えたのだが、それでも無理だったので、審査中止~不合格とさせてもらった。
不合格にする方も、いい気持ちではない。
それは、彼がダメだったから「いい気持ちではない」のではなく、本当は不合格にさせたくないという意味である。
日頃の稽古では、その動きが出来ていたのだから、尚更である。
しかし、当教室の悪い部分の一つに「会員の緊張感のなさ」があると思っている。
どこか他人事で、どこかボーと話を聞いていて、どこかやらされている感がある。
自分の稽古で、もっとうまくなりたいという気持ちが無いとは言わないが、足りない。
そういうところが、審査という緊張する状況に置かれた時に現れてしまう。
どうしても合格したいという気持ちが強すぎる時の緊張の表れと、先に書いた内容の緊張の現れは、全く違うし、見ればすぐに分かるものである。
最近の子供達は集中力が無いといわれているようだが、本当にそうなのかどうかは私には分からない。
ただ、当教室の会員に、集中力ないなぁ…と思わざるを得ない子が多くいる事も確かである。
先日櫻井師範とお話をしていた時に「少年少女部の子達は、同じ技のバリエーションなのに、“片手持ち”が“胸持ち”になっただけで出来なくなってしまう。だから、審査の技しか教えられない…」と嘆き半分で仰っていた。
応用が利かないというお話なのだろうけど、集中力と緊張のなさ、知識やスキルは与えてもらえるものだという感覚があるように感じる。
もっと真剣に、もっと集中して、稽古に取り組んでもらえると嬉しいのだが、私も子供の頃は「集中力が無い、落ち着きが無い」などと言われて先生や親を困らせたクチなので、大きなことは言えないかもしれない…
最後に…
当教室の審査は決して難しいものではないし、しっかり審査前の稽古をしていれば、落ちるような内容ではない。
はっきり言って、この審査で不合格をもらうと言うのは、緊張感も無く審査に臨んでしまった者だけだと思う。
緊張もあるだろうが、緊張をほぐしつつ指導して、それだけでは落とさないように心掛けているつもりだ。
はっきり言えば、審査中に私の指導が入ること自体“甘い審査”なのだ!
それでも、私を納得させなかったんだから、十分に不合格になる原因はある。
この私自身のモヤモヤ感や苛立ちは、会員さんに向いている訳ではなく、不合格にしたくなかったのにどうして…普段の稽古では出来ていただろ?という、憤りの気持ちだ。
残念ながら今回は最低でも1名の不合格者が出てしまったので、残りは全員合格を目指して、気持ちを入れ替えてもらえれば嬉しい。
今日は、数少ない読者すら無視した、私の独り言めいた内容で申し訳なく思いつつ、この辺りで以上とさせて戴きます。
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