AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

まだ風力発電機を増やしたいようです

2006年12月14日 | 仕事
 腹痛と嘔吐と下痢で火曜・水曜の二日間は店の中に引きこもり、トイレへ何回も往復してすごしていました。う~む、これが噂のノロウイルス…ではなく胃腸風邪なんだろうなきっと。本日はかなり復調してきたしスクールもあるので衣笠山へ。弱い北~北北西の風向のため飛ぶのはやめてしばらく公園内で地上練習し、正午過ぎに風向が北西に変わったのを見はからってテイクオフへ登ろうとすると、予報よりも早く小雨が降り始めてきたので、練習生のかたに急いで準備してもらって1本すっ飛んでもらい、天気には勝てないので本日の活動はこれにて終了。
 夕方、『渥美自然の会』のOさんというかたが来店。田原市内にはたくさんの風力発電機が建設されましたが、今後まだ増設の予定ガあるようで、このOさんはサシバ(鳥の、タカなどの一種)などの渡り鳥の飛行コースに発電機を建設することに反対の立場をとっておられるそうです。建設に関しては、行政や電力業者などの推進派があれば、当然ながらこのOさんおように反対の立場の人もいるわけで、その両者での話し合い・会議の場を設けているそうです。その会議のメンバーの中の学者さん(反対派のようです)が、このへんはパラやハングも飛んでいるようだから、そういう人たちの意見も聞いておいてはどうかと提案されたようで、また明日にも開かれる会議のときに出す意見のひとつにするために私にも話を聞きに来てくださったのでした。そりゃもう、やっぱり風力発電機というのは私たちパラ・ハング愛好者にとっては…(以下1000文字ほど、イロイロ問題がありそうな発言なので割愛しました)
 幸いにも今回の建設候補地は衣笠山と伊良湖岬の中間にあたる福江なので、衣笠山への直接の関係はないようですが、全国的にもいくつかのフライトエリアに風力発電機が立って、飛ぶのに困ったことになっているという話をこの頃よく聞きますもんね。中には、飛行時だけ風車の回転を止めてくれているなんて親切なところもあるようですが、そんな対応をしてくれるところはマレでしょうし。
 かなり以前、蒲郡の五井山に、地主さんの許可をもらって新しいテイクオフ台を建てたところ、蒲郡市役所から「国定公園内に景観を損ねるモノを許可なく建ててはイケナイ」と指摘されて、私は蒲郡市役所に何回も足を運んで…(以下、蒲郡市役所へのモンクが延々と続くので割愛しました)…なのに、ここだって三河湾国定公園内のはずで、あんなテイクオフ台のような小さな構造物よりも、あのデカイ発電機をたくさん建ててしまう方がよっぽど景観を損ねるのではないのでしょうか。
 頼む田原市、風力より効率は悪いのでしょうが、ソーラーの方をもっと推進しておくれ、フライトの妨げになりそうな発電機はもうこれ以上いりません。豊橋市の太平洋側海岸にはもう建設が始まっているし、エネルギーを風力にもシフトするこういう国政の流れは止められないのかぁ。
 いや、やっぱりソーラーにしましょう、いやいや、宇宙空間で集光してビームで地表に送るって、れいのSFのようなやつにしましょう。ついでに静止軌道宇宙エレベーターってやつも作って、ついでのついでにスペースコロニーも作って…というのは、やっぱ無理ですか?
 画像は、雨で濡れたので店の中で乾かしている名古屋のSさんの機体です。


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1 コメント

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びーむ (ふるかわ)
2006-12-15 12:14:16
いやぁ 風力発電は邪魔ですよね。





びーむやたわー 昔購読してた『メカニックマガジン』を思い出しました。



海の近くなら温度差発電もあるんですがね。



そういう研究にタウンミーティングの金でも回せば良いのに…
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