グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

生き物から“水”のありがたさを教わる。

2013-09-06 02:37:22 | Weblog
生き物から“水”のありがたさを教わる。

どのような生きものが住んでいるかで、水環境は判断できるのをご存
知ですか。知られている一般的な判断基準は、つぎのようになります。

 ● きれいな水 ・・・カワゲラ・ブユ・サワガニ
 ● 少しきたない水 ・ゲンジボタル・スジエビ・イシマキガイ・カワニナ
 ● きたない水 ・・・ミズカマキリ・タイコウチ・タニシ・ヒル
 ● 大変きたない水 ・セスジユスリカ・アメリカザリガニ・サカマキガイ

このような水の生物相は、水環境とともに順次変化していきます。
たとえば 水のよごれが増加していくと

 カワゲラ→ウルマシマトビゲラ→エルモンヒラタカゲロウ→コガタ
 シマトビケラ→力ワニナ→スジエビ→ヒメタニシ→シマイシビル→
 ミズムシ→モノアラガイ→オオユスリカ→イトミミズ→サカマキガイ
 →チョウバエ

というふうにすんでいる生き物の種類は変わっていきます。しかし
これとは反対に、水の汚れが減少していくとすれば

 チョウバエ→サカマキガイ→イトミミズ→オオユスリカ→モノアラガイ
 →ミズムシ→シマイシビル→ヒメタニシ→スジエビ→力ワニナ→コガタ
 シマトビケラ→エルモンヒラタカゲロウ→ウルマシマトビゲラ

という具合にその水に棲む生き物の種類は、変化していきます。

われわれの飲料に使う水にも関係している話でありますよね、生き物
と水のはなしというのは。


◎ もうひとつ。水がきれいであれば生物の種類が多いのですが、
  汚れていけば住んでいる生き物の種類が減少していきます。
  
  
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜