グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

あわてて再読。「食べ方に関してのチェルノブイリからのアドバイス」本。

2013-09-19 17:45:42 | Weblog
あわてて再読。「食べ方に関してのチェルノブイリからのアドバイス」本。

IOC総会における安倍総理のプレゼンテーションのなかのご発言を聞
いて“再読しなきゃな”とおもっていた本ですが・・・本日福島を視察さ
れた安倍総理のコメントを聞いて、本日ただいま再読しはじめました。
ということで、2011年11月分の再録となりますがよろしかったら。

 ↓

物事には経験と経験から得られる経験則がなにより役に立つ・・・とい
うことで、ロシアの関連本のご紹介です〔前回は こちら 〕。

福島市の各地で、収穫された玄米から国の暫定規制値(1キロ・グラム
あたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが、連続して見つかっ
ている問題〔サンプリングに関する当ブログの話は  こちら 〕から・・
ベルラド放射能安全研究所のウラジミール・バベンコさんの書かれた本
自分と子どもを放射能から守るには』を 購入しました。

 知って守る・食べて守る・この地で生きる

という 3つの章からなる本 です。   放射能 本.jpg

注目は〔もちろん日本の暫定規準値よりも厳しい〕1999年に設定されていた
というベラルーシの食品の暫定規準値
です。

しかし個人的に感銘を受けたのは、むしろ “放射能が心配な食品ばか
り。どうやって食べよう
”という実践的な本の内容でした。 そして“カラー
イラストをふんだんに使うことで、誰がよんでもわかり易くしよう”とする
本の 姿勢でした。

バベンコさん.jpg


まさに経験則!から生み出された本だなと、おもわずにはいられなかっ
たです。これまで“コメのセシウム汚染は少ない”という日本の情報が報道され
がちであった
だけに、いままで手にとっておられなかった方にはお薦めの本かと。


◎ 大事なものは、先人の知恵とたくさんの経験・・・農業に関係して
  いると、いつもそう思わされます。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染