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農業の現場の おはなしなどなど。

台風時の竜巻被害から身を守るには。

2013-09-16 12:01:17 | Weblog
台風時の竜巻被害から身を守るには。

直線状の海岸線が連なる地形のために竜巻が多発する傾向にある・・・と
いわれている宮崎県。1971から2005年にかけて、確認されている
だけでも22件の竜巻が起きたとされています。

そんな竜巻多発地帯に住んでいる身としては、気象庁によって発表される
竜巻注意報が〔竜巻被害から〕身を守るいちばんの方法であることはいう
までもありません。

屋外で作業しているときはもちろん屋内にいるときでも、竜巻注意報がで
ているとするならば、

 ● 雷が起こる
 ● 空が急に真っ暗になる 
 ● 大粒の雨が降り出す 
 
といった〔竜巻が起こる原因とされる〕積乱雲が近づくときに起こる周辺
環境の変化の兆しを、常に注意して観察しております。

ですが、困るのは台風が最接近中の場合。。

そうなんです、なんといっても台風の暴風雨を避けるためにすでに雨戸を
閉めて屋内に避難しているから、竜巻がやってくるときの上記の兆しを、
確認しようにも確認できない

台風時の竜巻には

 確認できない状態のままに、いきなり竜巻の直撃を受ける

と、いう恐ろしさ〔直撃を受けたら屋内にいても危険〕があるのです。

そのうえでのおはなしなのですが・・・

そんな台風時の竜巻警報発令時に 竜巻が接近したことを屋内にいても
気づかしてくれる“予兆”があります。

それは  。 ジェット機が墜落してくるような音だといいます。

これが、竜巻被害にあった経験のある県内の親しい農家さん3人から教
えていただいた 

 竜巻が接近したことを、屋内にいても気づかしてくれる“予兆”

です。


 竜巻被害にあったハウス →  img1bfc3cd8zik6zj.jpg  


ということで、台風最接近中の地方におられて屋内に非難している地方
の皆さま。竜巻警報発令時であってもなくても、台風接近中にいきなり
のジェット音が耳に届いたら〔その後一瞬でやってきます〕、雨戸を閉
めていたとしても

 ● 窓から離れる 
 ● 手元に用意した厚手の毛布を頭からかぶる
 ● 狭い場所にはいって伏せる

などといった身を守る対処法をとられてくださいね。いじょう、竜巻多発地
帯に住むものからのおしらせでした。


◎ 宮崎県では、あの重い特急電車をもちあげて横転させた竜巻
  被害も、過去にはありました。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染