グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

「良い土」を購入するために。

2013-09-14 15:07:41 | Weblog
「良い土」を購入するために。


栽培土を自作したり・再利用したりする話がつづきました。その続
編として、今回は購入する土についてのおはなしとなります。
よろしかったら、ご参考に。

 ↓

土を販売しているホームセンターの売り場で、まずは袋を目にすると
ころからはじめましょう。。

まずは、見た目のチェックです。

したがって、中身の土の状態がわかる袋が良い。
そしてチェックポイントですが、

 ● 濡れている商品
 ● 土の表面にカビがはえているような商品


は、もちろん避けます。さらに袋をもったときの蝕感をたしかめましょう。
袋に空気穴が開いているのに

 ● 土が締まって硬いもの

は、避けます。植物の根張りのためにも、ふわふわした触感のものが
いい
ですね。

そして、匂い。

 ● いやな匂いのもの や 腐敗臭のする土

は、避けます。

いじょう、濡れやカビの有無・触感・匂いといった、今回のチェックポ
イントを合格したものなら、よい土です。

そして、このうえにさらにチェックするのだとしたら、それはその土の
製造元でしょう。同じくらいの品質の商品が2種類あった場合は、

 ● 製造地の近い商品

が、お薦めです。

余談ですが・・・園芸店やホームセンターでの土の展示場所も重要です。
たとえば、土という商品を、

 ● 屋根のない屋外で管理
 ● 結果として商品が、日ざらし・雨ざらし


といった状態で販売しているお店は避けるべきでしょう。

いくら良い商品であっても、管理が悪ければ品質が落ちて あたりまえ
土を商品として販売するものの心得として、大事な商品をほったらかし
にちかい条件で管理することは、販売者としは失格ですから。

いじょう、

 良い園芸用土選びは、とりもなおさず 良いお店選びでもある

というおはなしでした。


◎ 土の袋を開けるとっきて危険・・・注意しましょうというおはなし
  につづきます。
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51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染