管理人は9日、石川県教育会館で開かれた「南京大虐殺幸存者証言集会」に参加してきた。「聖戦大碑」撤去の会、七尾強制連行問題を調査する会、南京60ヵ年金沢連絡会が共催。
南京市から来日した李長琳さん(侵華日軍南京大遭難同胞祈念館員)費仲興さん(侵華日軍南京大史研究会理事)潘巧英さん(幸存者)が挨拶と報告、証言をした。最後に金沢大学教授古畑徹先生が解説をした。尚、古畑教授は2006年に「731部隊と金沢」という論考を発表している。
このような集会が15年続いていると聞いて金沢の日中友好運動に敬意を表したい。コーディネーターは冒頭挨拶をした社民党金沢市議の森かずとしさんではないかと推察している。
管理人は70歳の時に「侵華日軍南京大遭難同胞祈念式典」に参加し、挹江門公園祈念碑に下記のリボンをつけて献花をした。
『日本軍第九師団輜重兵第九聯隊二等兵故長谷川幸二の長男 日本中国友好協会東京都連合会新宿支部副支部長 長谷川順一 中国を侵略した日本軍は父たちが運んだ砲弾・銃弾で中国人を殺害したその重罪を謝り、赦しを乞うためここに立つ 二〇〇七年一二月一三日』
会場最前列の幸存者席にいた夏淑琴さんを見つけシャッターを切った。
2009年7月5日に「南京への道・史実を守る会」が主催した集会で、日本人弁護団に囲まれた夏淑琴さん
裁判支援をしてきた都留文科大学笠原十九司名誉教授
管理人は集会の翌日、夏さんと中国人律師(弁護士)団を箱根・芦ノ湖までガイドとしてお付き合いをしたが、野天風呂には律師たちは大変喜んでいた。新宿ワシントンホテル前からリムジンバスに乗る夏さん
管理人は日本中国友好協会神奈川県連のツアーに参加したが、記念式典の夜は南京暁庄師範大学で行なわれた全国紫金草合唱団第六次訪中公演の混声合唱組曲「紫金草物語」(作曲大門高子・作詞大西進)を鑑賞した。同合唱団は翌日挹江門公園祈念碑に献花したとき、金沢紫金草合唱団のメンバーが「九師団」のリボンを見つけ、金沢と新宿の関係が分からなかったと、後日聞かされた。
日中友好の歌としては「東京ー北京」が良く唄われているが、組曲「紫金草物語」の「平和の花 紫金草」は大変良い曲なので、今夜の集会は勿論のこと日本中で唄われるように願うものである。紫金草合唱団の公式サイトからこの曲が流れてくるので是非訪問して欲しい。