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「新宿新聞5月25日号」から「 Black Swan」寄稿 旦英夫(ニューヨーク州弁護士)

2020年05月27日 | 新型コロナウイルス問題

新宿のローカル紙「新宿新聞」5月25日号が配達されましたので、二つの記事を転載します。

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ニューヨークから 新宿・渋谷・池袋へ
「 Black Swan」寄稿 旦英夫(ニューヨーク州弁護士)
 新型コロナウイルスの衝撃が世界に広がっています。
 その報道の中でBlack Swanという言葉を聞くことがあるでしょう。2007年に著名な学者兼マネーマネジャーのナシーム・夕レブ氏が経済や市場に大きな悪影響を与える予想することができない大規模事象をBlack Swan(稀にしか生まれない黒い白鳥)と呼んで以来金融投資の世界では慣用表現となりました。
 今の経済株価の急激な落ち込みを引ぎ起こすコロナ伝染はまさにBlack Swanと言えるでしょう。(過去において 同時多発テロ、東日本大震災、リマンショックなどがその例とあして挙げられます。)
 政治でも、今や、この表現は金融界以外でもよく耳にします
アメリカでのコロナのOutbreak(勃発)は、トラプ大統領の再選にBlack Swan、つまり、想定外の大障害になりうると、保守派が懸念しています。日米政府には新型コロナウイルスに関する正確な情報を提供することが求められます。
 情報が秘匿されることにより、国民の中に生まれる疑心暗鬼が、Black Swanを肥大させることがないよう願わずにおれません。

    ◇
  旦英夫著 PHP研究所刊「米語でウオッチ:日本からは見えないアメリカの真実」はアマゾンにて販売中。

四谷三丁目の韓国旬彩料理「妻家房」の呉永鎮氏が新宿区にマスクを寄贈、弁当を提供した記事です。

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