今回の金沢市議選で初当選をした広田美代さんが、旧姓使用を認めてもらえないので中西姓で議員活動を強いられている。
そこで管理人は次のようなメールを送信した。
金沢市議会議長上田章殿
金沢市議会各会派代表者殿
冠省
5月24日付北陸中日新聞金沢版の「旧姓使用を認めて」の記事を読みました。
「前例がなく最大会派の自民党が反対していることから結論が出ない」と報じられています。
私は昨年11月末に東京・新宿区より転居してきましたが、1971年から1999年まで7期28年新宿区議会議員を務めてきました。私の後継者は旧姓使用で4期目となります。
貴議会の第四回定例会は12月となっているようですが、新宿区議会も私が初当選をしたときも12月定例会でした。決算特別委員会も開会されましたので最終日は暮れも押し詰まった25~26日になっていました。
私と同く、初当選をした自民党議員に酒屋さんを営んでいる方がいて、議会が終了すると急いで自宅に戻り、夜遅くまで歌舞伎町のお得意さんへ商品の配達をしていました。それまで自民党議員は名誉職的だというイメージをもっていましたので、真面目に議会日程を最後まで出席をしているその姿に感動しました。議会事務局長に相談したところ、自治法で規定されているのは年4回の開会だけで12月と規定されていないことが分かりました。
早速、各会派幹事長会議で協議してもらい、1947年以来12月招集だった第四回定例会は、11月に区長が招集することになりました。その後、第一回定例会も2月招集にもなりました。
その自民党議員は議長にもなり、現在は議員待遇者会の会長をされておりますが、当時のことが話題になると感謝のことばを頂いております。
県庁所在地にある貴議会が「男女共同参画」という時代の要請や、又「男女共同参画社会基本法」からも大きく外れたことに一金沢市民としては情けなく思います。
一日も早く旧姓使用を認めて頂き、6月の初議会を迎えられることを期待しております。
草々