管理人も会員となっている「日吉台地下壕保存の会」会報第95号が届いた。
昨年12月5・6日の二日間開催された、「第17回 川崎・横浜平和のための戦争展」報告が特集記事となっている。
12月6日に☆若者の発表「戦争の記憶をどう引き継ぐか」で3人の若者が発言した。
○「平和とは何が?~ハト(鳩)からハートへ~」 専修大学附属高等学校 歴史社会研究会8名
○「加害の証言をどう受け継ぐか」 荒川美智代さん(撫順の奇跡を受け継ぐ会)
○「登戸研究所の開設準備と歴史研究・歴史教育」 齋藤一晴さん(法政二高講師)
「平和とは何が?~ハト(鳩)からハートへ~」というテーマは非常にユニークである。一部を紹介する。詳細は保存する会のwebサイトに後日、掲載されるのでご覧頂きたい。
「鳩はなぜ平和の象徴なんだろう?」そのような疑問が本同好会の活動中に出たのがきっかけとなり、今回調査するに至った。私たちは、その疑問を発端として、大きく3つの視点から「鳩と平和」の調査に取り組んだ。
1点目は、鳩の生態と象徴について。
2点目は、戦前の軍用鳩、戦争と鳩とのつながりについて。
3点目は、現代の鳩、平和の象徴である鳩がどのように捉えられているのか。
身近な“鳩”、聖書の中の“鳩”、軍事面での“鳩”など、様々な観点の鳩を体感していただくことで、随所に、「聞いたことがある」、「そうなんだ!」という発見があるかもしれない。
これにより、鳩に対する意識が良い方向に変わっていただければ幸いである。また、平和に対する認識を深めていただきたい。
管理人が住む「市谷郷」の氏神様である、新宿区市谷八幡町に所在する「市谷亀岡八幡宮」の青銅鳥居の額束「八幡宮」の「八」の字は鳩の形でとなっている。
靖国神社境内にある「軍用鳩」鳩魂塔(戦前は陸軍中野通信隊にあった)の画像もアップしておく。