葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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神戸の追悼式典は欠席し「火中の栗を拾い」に中東へ行った安倍総理

2015年01月20日 | 国会・地方議会・官邸・野党共闘
日本共産党の山下芳生書記局長は20日午後、過激組織「イスラム国」とみられる日本人殺害予告について党本部で記者団に問われ、「テロ集団による卑劣な行為は絶対に許されない。政府として、情報の収集、事件解決のためのあらゆる努力を行うことを求める」と述べました。

管理人も全く同じ意見です。

 しかし、阪神淡路大地震20年目の追悼式典には出席せずに、中東各国を歴訪している安倍総理に聞きたい。
 東日本大震災の復興ままならず、福一の汚染水は益々増え続け、作業員の死亡事故もあるなかでの「地球儀外交」とはなんぞや。「積極的平和主義」とはなんぞや。「自国民保護」が最重要・最優先・最大の“国益”であり、その責務を果たすのが日本国の総理大臣ではないでしょうか。

 テレビ画面に映る、イスラエルでこの事案に対する演説をしている安倍総理の姿に唖然としてしまいました。何となれば「五七の桐紋章」の付いた記者会見用の演台とプロンプターまで政府専用機に持ち込み、歴訪中何処かで機会があれば、国民と国際社会にむけて大演説をする準備をしていたことが暴露されてしまったからです。
首相官邸サイト・五七の桐の由来
プロンプター

 【首相官邸サイト・1月13日内閣官房長官記者会見】安倍総理の中東訪問(エジプト・ヨルダン・イスラエル・パレスチナ)について
 『安倍総理は、1月16日から1月21日までエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナを訪問する予定であります。エジプトは、現職総理としては2007年5月の安倍総理訪問以来8年ぶりの訪問、また、ヨルダン、イスラエル、パレスチナは、2006年7月の小泉総理訪問以来9年ぶりの訪問になります。今回の訪問では、中東地域の安定の鍵でありますエジプトと新たな関係を構築をし、イスラエル、パレスチナでは両者間の和平への働きかけを行います。また、イスラム国対策の最前線として難民等地域不安定化の影響を受けるヨルダンに対する力強い支援を表明をいたします。また、今回の訪問に併せて民間企業関係者が同行する予定であり、各国との経済関係の更なる強化を期待をしたい、このように思います。』

 天皇・皇后も出席された追悼式典には欠席してわざわざ中東へ「火中の栗を拾い」に行ったのでしょうか。
 パリの襲撃事件によって、ヨーロッパと中東地域はより複雑で困難な状勢になっている時に「虎穴に入らずんば虎児を得ず」と勇んで飛んでいったのでしょうか。
 イスラム国にすれば拘束してた二人の日本人を“人質”にするチャンスが来たぞとばかり「飛んで火に入る夏の虫」と考えたのでしょうか。
 

 

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