陸軍砲工学校校舎要図
軍医学校重ね図(作図は長谷川オフィス)
「軍医学校五十年史」から
防疫研究室
射撃試験(手術練習室)
1989年7月22日、新宿で謎の人骨が大量に発見された――
その数は100体を超えたが、警察は発見された人骨が古いものであったことから「事件性はない」と発表。国は速やかな焼骨・埋葬を計画した。発見場所は国立感染症研究所の敷地内であったが、ここは太平洋戦争中731部隊を率いた石井四郎が在籍していた陸軍軍医学校跡地であったため近隣住民及び研究者は戦争犯罪に関係があるのではないかと指摘し、新宿区は焼骨差し止めを求めたうえで専門家に調査を依頼した。
鑑定を引き受ける専門家探しは難航したが、最終的に人類学者・佐倉朔博士による鑑定(佐倉鑑定)によって、発見された人骨には銃創痕や実験的な手術の痕などがあることが明らかにされたのだった。人骨の会サイトから「佐倉鑑定」に人骨の画像があります。
死後の銃創と鑑定された頭骨は、「射撃試験」と「小銃弾ノ威力試験ト防弾具ノ研究」から、展示された頭骨であろうと考察しました。
野外演奏場
(続く)