管理人は金沢に転居したので、初めて金沢税務署で確定申告をした。
署員の対応は新宿区の四谷税務署と同じく、親切であった。
しかし、JR金沢駅西口から北鉄バスに乗り、「西合同庁舎前」バス停で下車してからビックリした。(金沢市西念3丁目4番1号金沢駅西合同庁舎・法務局金沢西出張所、金沢地方気象台、北陸農政局など)
JR金沢駅西口から石川県庁を経て、金沢港まで一直線」の「通称50㍍道路」の県道が走っている。合同庁舎がある「西念中」交差点には横断歩道がなく、地下道しかないのだ。
「車優先道路」の名残である。
仕方なしに杖をつきながら地下道の階段を降り、そして昇ってからやっと税務署玄関に辿り着いた。警備員に話をしたら「意見箱」に投書を投函してもらいたいというのでメモに「横断歩道を設置して欲しい。交通バリアー法から見ても、国の施設前の交差点に横断歩道がないことは如何なものか。来年の確定申告までには横断歩道を実現して欲しい」と走り書きをして投函した。
確定申告が昨日15日で終了したので、本日金沢税務署庁舎管理係長に電話をした。
係長は「税務署に来庁した金沢市民から投書があったので」と石川県道路整備課に横断歩道設置を要望すると約束してくれた。
石川県知事はもとより県会議員も、乗用車でこの50㍍道路は突っ走っているので、歩行者や合同庁舎に通勤する職員のことは眼中にないのだと思われる。