元慶応病院労組委員長の檜山紀雄さんは、昭和15(1940)年生まれで「紀元節」に因んで「紀雄」と命名されたそうです。
当時4歳だった管理人はいまでも「紀元節」を口ずさむことが出来ます。「紀元節」を国民歌として歌わされ、国民学校では毎朝校門のところにあった「奉安殿」で最敬礼をさせられてきた、我々は「天皇制」を廃止することを強く願っています。
1945年12月8日、日本共産党は神田共立講堂で「戦争犯罪人追及大会」を開き、「戦争犯罪人名簿」のトップに天皇裕仁を載せました。
1945年12月10日の「アカハタ」より
この日本共産党が、「全ての憲法条項を守りますから、与党になっても憲法第一条の天皇制も廃止しません。」というパンフレットを作成しました。
>「あなたの「?」におこたえします」日本共産党綱領の話<パンフ5ページ≪天皇の制度 現在も将来も「憲法」にもとづいて≫
現在は———与党になったら天皇制は廃止?そんなことは絶対にしません。私たちは綱領で天皇の制度をふくめ「憲法の全条項を守る」と決めています。「(天皇)国政に関する機能を有しない」(第4条)—天皇の政治利用を許さないことをはじめ憲法を厳格に守ります。
将来は———人の個人が国を象徴する制度は、人間の平等と両立しない———私たちはこう考えていますが、それを社会におしつけることはしません。天皇の地位は「主権の存する国民の総意に基づく」(第1条)。続けるかなくすかは、あくまで憲法にもとづいて国民の総意にゆだねる。これが私たちの方針です。
日本共産党の役割と任務は、日々政治の暴露と改良の闘いだと考えています。天皇制の問題も「天皇代替わり」や「秋篠宮家問題」など国民の関心がある時に啓発するのが政党だと思っています。
天皇代替わりの時には賀詞決議にも賛成し、地方議員団にも賀詞決議賛成を押し付けたことには、呆れ果てています。
特に天皇の「宮中祭祀」は「憲法」の陰に隠れていますが、戦前から続く天皇制の一番重要なことだと考えています。
(了)