福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

ジョルジュ・モランディ展

2016-03-22 21:56:27 | 美術


東京ステーションギャラリー - TOKYO STATION GALLERY -


順序は逆になったが、先日、東京ステーションギャラリーにて、ジョルジュ・モランディ展を訪ねた。

しみじみとよかった。
人物画はなし、殆どが花瓶やビンなどの静物画。あとは、僅かに誰も目を留めないような風景や家の絵があるばかり。

色彩にも派手さはなく、ただただ静かな時間が流れている。

「重要なのは、物の深奥に、本質に、触れることです」(ジョルジュ・モランディ)

とかく派手なパフォーマンスが聴衆に受けがちな演奏行為に於いても、モランディの精神を受け継ぎたいものである。

さて、東京ステーションギャラリー初体験であったが、レンガ造りの東京駅舎を生かした建物そのものも実に美しく、心楽しかった。












かもっくすレーベルの聖地を詣る

2016-03-22 18:17:41 | レコード、オーディオ


1年2か月ぶりに両親の住む鹿児島を訪れております。

まずは、蒲生八幡神社を参拝です。
御神木は樹齢1500余年の日本一の大楠。蒲生の楠=かもっくす、というわけで、わがブルックナー「8番」、小沢さちさんの「平均律第1巻」のCDをリリースした「かもっくす」レーベルの聖地であります。



蒲生八幡神社の社務所には大楠を見下ろす、否、大楠に見下ろされるカフェがあり、父と2人、コーヒーを頂いてきました。



ここで、コーヒー・セットを注文すると茶請けのお菓子のほか、蒲生八幡神社の御守り付き。神社ならでは、実に有り難いことです。