戦没者の遺骨収集を「国の責務」と位置づける戦没者遺骨収集推進法が24日、衆院本会議で全会一致で可決され、成立した。
同法は2016年度からの9年間を集中実施期間として定め、戦没者の遺骨収集を計画的かつ効果的に行うよう国に求めるものだ。戦後70年以上が経過して当時を知る関係者が少なくなっていることから、国内外の施設に保管されている文献を調査する体制整備を明記。身元が特定できないケースを少なくするため、遺骨の鑑定や遺留品の分析に向けての体制強化を国に求める内容も盛り込んだ。
厚生労働省によると、戦没者約240万人のうち、これまでに収集した遺骨は約127万人分で、今も約113万人分が収集されていないという。海外での遺骨収集を進めるために、現地の政府などと協議し、理解と協力を得るよう国が努力する規定もある。
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はっきりって、これは、優先順位が違うと思われる。
遺骨収集がそんなに必要であるとはおもえない。
誰のものかわからない遺骨である可能性が大きい中、なぜ自然にかえっていくものを、掘り起こす必要があるのかさっぱりわからない。
申し訳ないが、今必要な、保育や教育やいろんな人にその費用を向けるほうが、なくなった方々も、勝手ながら、望んでいらっしゃる気がしてならない。
遠くからであれ、思っている方々がいらっしゃるのであれば。
今いきている人に分配するべき配慮がなされていないのに、何をしているのだろうか。