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明鏡   

鏡のごとく

これは、闇ではなくて表カルテル?

2016-10-21 23:51:11 | 日記
携帯電話大手3社の高速通信規格「LTE」対応の従来型携帯電話(ガラケー)向け新料金が21日までに出そろった。いずれも5分以内なら通話し放題で、現行料金より1080円安い月額1296円。大手3社のガラケー利用者が格安スマートフォンに乗り換えるケースが増えており、対抗策も横並びとなった。

 3社とも2年間の利用契約が必要。データ通信料金などと合わせた最安の月額利用料金はNTTドコモが1944円、KDDI(au)とソフトバンクは1620円。ドコモはデータ通信を多く使えるため、価格差が出た。 


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これは、闇ではなくて表カルテル?

「戦争と一人の女」

2016-10-21 23:34:52 | 詩小説
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42900_35405.html より

思うところがあって、「戦争と一人の女」を読み、映像化されたものも見た。

映像は全く坂口安吾の原作に忠実ではなかった。

違ったものになっていた。

二人の世界とは懸け離れた、余計なものが入り込んでいた。

過剰なほど余計な、強姦ものになって、興ざめしてしまうほどの、やりすぎである。

吉田清治の慰安婦捏造本にもよく似た、戦争のイメージの押し付けを感じた。


戦争中、自転車に乗るのが楽しみだったという件が、妙に私の子供の頃のイランで過ごしていた際に体験した戦争中の唯一の願望に似ていて、死というものを忘れている昼間のつかの間のおもちゃが欲しいと思ったことと重なった。

前の車輪が日常なら後ろは非日常のような錯覚。
右のペダルが戦争をこぐなら左のペダルは革命を回すようなめまい。

何度も見たバラード原作のスピルバーグの映像化した「太陽の帝国」で、共感した場面も、家族とはぐれ一人になった少年の、一人の自由があって、一人の不自由が始まった、家の中を自転車に乗って回る場面であったが。あれもまた、私の戦争中の願望を表してくれていた。

私にとっての、戦争とは、自転車に一人で乗って彷徨うことを夢想することのようにも思えてきたが。


何はともあれ、安吾にとっての「一人の女」は、戦争と一緒になってやってきた、獣じみていたがどこか興ざめしている非/日常なのであった。

本当のことを言いやすい社会になってはきている

2016-10-21 11:14:34 | 日記
本当のことを言いやすい社会になってきているというのは、確かにそうかもしれない。

日本でも、一方的ではない本当のことが伝わりやすい状況にはなってきている。

今まで、「差別」というナイーブなくくりでいってはならないと押さえつけられていたものが、取っ払われてきているのは、肌で感じる。
実態の世界に浸透するには、もう少し時間がかかるかもしれないが。
一方的すぎる偏向報道は、事実に基づき、改められ、暴かれやすくはなっている。

韓国・ソウル大の李(イ)栄(ヨン)薫(フン)教授は事実を言っただけであり、良心的でも、悪意的でもない。
ただ客観的な事実をいっているだけである。

沖縄の全駐留軍労働組合の長にも上り詰めたという朝鮮半島出身者を養子にした見返りもあったのではないかと言われている、慰安婦捏造本を出した吉田清治氏の韓国の「ある組織」とのつながりに日本の闇の深さを見せつけられたが。
そこから捏造本の執筆にまで至る経緯は、まだ説明されきっていないので、担当した出版元は直ちにその捏造の過程を世界に知らしめる必要がある。

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韓国・ソウル大の李(イ)栄(ヨン)薫(フン)教授が、慰安婦性奴隷説を明快に否定したインターネットテレビでの連続講義「李栄薫教授の幻想の国」が話題を呼んでいる。ネットで視聴可能だが、筆者は韓国語がちんぷんかんなため、韓国事情に詳しい東京基督教大の西岡力教授に解説してもらった。

 「ものすごく実証的な内容です。学問的良心に従っていて、韓国でこれが語られたことは衝撃的だ」

 西岡氏はこう感想を述べる。講義は8月22日と23日に3回に分けて公開された「慰安所の女性たち」で、計2時間10分余に及ぶ。

 李氏は講義で歴史的経緯を重視し、韓国軍にも慰安婦制度があったことや、米軍のための韓国人慰安婦が1990年代までいたことを統計資料などから示す。

 また、ソウル大保健大学院が64年、全羅北道・群山市で保健所に登録されている韓国人相手の慰安婦188人と米軍相手の慰安婦132人を聴取した結果(月収、貯蓄、労働回数など)をひもとき、慰安婦制度が日本だけの特殊なものではなかったことを強調する。

 その上で、韓国の伝統的な特権階級「両(ヤン)班(バン)」との関係や、19世紀まで親が娘を売ることは珍しくなかったこと、日本統治時代の新聞がたびたび、父母に売られそうになった娘が警察に駆け込んだ話などを取り上げていたことを説き、こう訴えている。

 「慰安婦問題は日本軍慰安婦だけでなく、わが国の現実の中に存在してきた大変現在的な歴史だ」

 李氏は、日本軍相手の慰安婦に関しても当時、法的に確立されていた公娼制度の下で親に前貸し金を渡すなどの人身売買の形で運用されていたことを指摘し、論を進める。

 「日本軍が道ばたで女性を襲ってトラックに積んでいったという話も、いわゆる奴隷狩りのような女性の略取も事実ではない」

興味深いのは、李氏が「こんな話をでっち上げて作ったのは日本人だ」と述べ、朝鮮半島で慰安婦狩りを行ったと虚偽証言をした吉田清治氏に言及したことである。李氏は「吉田氏のベストセラーが韓国にも伝わり、韓国人は女性がそのように連れて行かれたと思い始めた」と語る。

 さらに、現在も「慰安婦性奴隷説」を主張し続けている吉見義明・中央大教授の意見についても、「吉見氏の本は根拠が不十分だ」とあっさり退ける。

 朝鮮王朝時代の奴隷制度の専門家でもある李氏は理由として、日本では翻訳本が出版されていない『日本軍慰安所管理人の日記』などを引用し、次のような事実を挙げる。慰安婦が高賃金で廃業の自由があったことや、乱暴を働いた日本軍兵士を逆に刺し殺した慰安婦の証言が採用され、正当防衛と認められて無罪になったこと-などである。

 李氏は朝鮮人慰安婦の数に関しても、荒唐無稽な20万人説を明確に否定し、多くて5千人と見積もった。話がころころと変わる元慰安婦女性の証言に対しては、「資料として使うのは大いに慎重にならないといけない」と戒める。

 西岡氏はこうした李氏の主張について「かなり覚悟を決めて言っている」と語り、背景をこう分析する。

 「昨年末の慰安婦に関する日韓合意により、韓国政府と慰安婦支援団体、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が対立し、二分された。そのため挺対協の力は落ち、本当のことを言いやすい社会になっている」

 韓国社会の変化の兆しを歓迎したい。(論説委員兼政治部編集委員)